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2014年6月30日 (月)

orz

え~お分かりかと思いますが、しばらくの間、失意のあまり我を失っておりました。
なんかなぁ……、やるだけのことをやったけど負けてしまったというのなら仕方ないと諦めもつくわけだけど、消化不良感がはんばないので、終わった後もずるずると引きずるわけであり。
というわけで、タイトルも失意体前屈。
orz
久々に使った気がするけど、まさにこういう状態ですわ、がっくり……。

まぁそうは言っても仕事は次々入ってくるわけであり、ずっと気を失っているわけにもいかず。
がんばってますよ、老体にムチ打ってね……。
それにしても雨がよく降りますな。
ただでさえどんよりとした気分なのに、この重々しい空気はそんな気分をさらに増幅させてくれますわ。

で、これだけ雨が降ると、しかもこれだけ強い雨が降り続くと、必ずといっていいほど図書館としての被害が出てくるんですよね。
何かというと、以前も書いた記憶があるけど「へにょへにょ本」。
激しい雨だとバッグの中に雨が浸入して、本をへにょへにょ状態にさせてしまうわけであり。
オーマイガー!
で、案の定今年も返却本の中に見つけましたよ。
これはちょっともう貸し出しできそうにないな、というくらいのへにょへにょ度!
目いっぱい膨らんで書架にもちゃんと収まらないのでは……。

まぁそれでもね、雨でそうなったというなら仕方ないで済むんだろうけど。
今年もありました。
相変わらず出てくるのが、水没、ですよ。

「これ、どうしたの、雨で濡らしちゃった?」
「いやぁー、そういうわけじゃないんですけど……」
「ん? じゃ、どうした?」
「落としました、お風呂に……」

またか!
何人目だ?
最初に聞いた時は驚いたけど、もう慣れてきたわ(笑)。
どうも理解できないのは、お風呂で落としたという事実よりも、何で皆さんお風呂で本を読もうとするのか、ということ。
理解できん。
生徒に何人か聞いてみると、たまに「私も」という答えが返ってくる。

で、ちょっと調べてみたら、なかなかおもしろいアンケート結果を見つけましたわ。
ちょっと古いアンケートだけど、「20代女性が『ベッドやソファ以外で、一番本を読む場所』ランキング」というヤツ。
まぁ中高生なんで20代ではないわけだけど、傾向は分かるんじゃないかと。
おー、通勤途中とか机やコタツというよくありそうな回答に続き、第4位が「まったり半身浴、お風呂の中……8.6%」とあるぞ!
なんと第7位「静かで集中できる図書館……5.2%」よりもずっと上じゃん!
orz。
私の認識が甘かったわ。
負けた。

いや、まぁ、何に負けたかって訊かれると答えに窮するけど、まぁ要するに図書館はお風呂に負けたということである。
これはショックだ。
グループリーグ日本敗退と同じくらいショックだ。orz

少なくとも風呂で読みたいなら自分で買った本にしろよー、というのは正論であり司書教諭としての心の叫びではあるのだが、それではお客が減ってしまう。
もういっそのこと、次の企画で「お風呂で読むと楽しい本」特集でも実施してやろうか(錯乱)!
『テルマエ・ロマエ』とか『日本一周3016湯』とか、けっこうあるじゃん!

……いかん、いろいろな失意から完全に投げやりになっとるわ。
希望はいずこに……。

ps.引用元はこちら
http://woman.mynavi.jp/article/090618-002/?naibu=/816336/43/

2014年6月15日 (日)

W杯は始まりましたが……

サッカーのワールドカップ、始まりました!
ということで、図書館に来る生徒に、ちょいちょいW杯の話を振ったりするのだけれど、皆さんあまり関心のないようで……。
ウチの学校、女子サッカー部もあるし、長友や内田の本もけっこう借りていったりするし(ちなみに日本代表選手です)、興味のある生徒がいないわけでもないと思うのだけど。
うーん、残念。
まぁタイミングでしょうかね……。

中には「ワールドカップって何ですか?」などと、根本的なことを訊いてくる生徒もあり。
さすがにそれくらいは知っててくれー(涙)。
テレビとか全然見てないのかしらん。
まぁとりあえず、「ワールドカップ」は世界的なカップヌードルの早食い競争のことだよ、と説明しておきましたけど!(うそ)

ちなみに司書教諭は、もうお分かりかもしれないが、けっこう好きであります。
日本で行われた2002年の時は随分見に行った。
息子もまだ小さかったけれど、ちょっとくらい記憶に残るかもしれないと思って全部連れていった。
まぁでもやはり、全く覚えていないみたい。
父は哀しい。

鈴木の足をいっぱい伸ばしてちょろっと触って入ったあのゴールも、稲本なんでそこにいるんだゴールも、中田のダイビングヘッドも、全部目の前で見たではないか(一部の方しか分からないと思いますごめんなさい)!
息子よ、何か覚えていることはないのか!
「あ、そういえばドナルド・ダックのゲームしてたのは何となく覚えている」
おー、そうか、泣き喚いたりしたらどうしようと思って持っていったゲームボーイのことだな……って、それしか覚えてないんかい!
……まぁ3歳だったからね、さすがに仕方ないか……。

個人的には日本戦見に行ったの、けっこう自慢なんだけど、生徒に言ってもポカーン状態なのでさらに哀しい。
もう随分昔の話になってしまったんだなぁー(遠い目)。

さて実は、日本と同じグループCの、コロンビアVSギリシア戦を見ながら今これを書いております。
あと8時間後くらいには、日本の初戦、コートジボワール戦が始まります。
ということなので、しっかり勝つことができたら、しばらくは舞い上がって更新できなくなるかもしれません。
ま、万が一負けちゃったりしたら、それはそれで魂が抜けてしまって、しばらくは更新できなくなるかもしれません。
どうぞご了承ください。

要するにテレビを見てばっかりで時間もないので、更新をさぼろうとしているんでしょ、なんてことは言わないように!
では皆さん応援がんばりましょう!!

2014年6月 6日 (金)

みんなマジです!

体育大会も終わり、平穏がやってまいりました。
何だかんだ言っても体育大会はクラス対抗なもんで、けっこう皆さん熱くなるわけであり。
そういう中で司書教諭は、実に客観的に周りを見ちゃってます。
うーん、クラス担任とは温度差が激しい。

かつて私も担任という仕事をしていた時期があった、ような気がする。
もちろん、クラスの勝利のために全精力を注ぐのが担任というものであろう。
何と言っても体育大会で優勝すれば、夏のボーナスが2倍になるのだ。
というのは、もちろん妄想であったが、ボーナスは増えずともつい熱が入ってしまうものでして。
「いいか君たち、どんな手を使っても勝てよ!」
などということをちょっとだけ言ったような気もするようなしないような……。

ところが気づいてみると、今では一日中写真撮って、速攻でネットに流すという作業をしている。
まぁそれはそれで意外な発見もあって面白かったりもするんですけどね。
生徒たちの保護者も大勢来校されるので、いろんな様子も見られたりするし。

そういえば今回も、「保護者チーム」対「先生&有志生徒」の綱引きを実施。
保護者の参加者が多いと人数合わせのために高3の生徒も教員チームに加わるわけだが、どうも結果的に親対子という図式にもなったようで。
まず一回戦、あっさりと教員チームが負けてしまう。
すると二回戦に向けて場所を入れ替えるためにそれぞれのチームが移動してすれ違った時、参加していた保護者に向かって生徒が「大人げない!大人げない!」と騒いで非難。
おいおい、君たちを見ていると、むしろ親よりも力が強いような気もするんだけど(小声)。

さらに保護者チームに、教員であり保護者でもある(意味分かりますね?)某教員の姿を発見。
「あー、敵に魂を売った教員がいる!」などと喚く始末。
「裏切りだー、裏切りだ―」と続く。
いや、そりゃ間違いなく保護者なんだから別にいいじゃん。
勝負ごとになると君たち、容赦ないな。

そしてクラス対抗の綱引きになると、先生たちもやたらと力が入る。
担任も加わることになっているので、もう皆必死である。
中にはちょっと腰を痛めていて加わることができず、仕方なく傍で「ソレーソレー」と大声で煽る教員もいたりする。
ところが一回戦で負けてしまうと、「おーし!」と叫んで突然二回戦は自ら加わり顔を思い切り紅潮させて綱を引き続ける。
ちょ、大丈夫か?
さすがに腰はまずいでしょー!
と言っても、熱くなると止まりませんしね。
ま、どうにか腰も無事だったようで何よりですが。

相変わらず卒業生もたくさん来ていたみたいですね。
まぁどうでもいいけど、久々に顔を合わせた開口一番、「せんせー、老けたねー」と言った君、君のことは一生忘れないからな……。

とりあえず皆さん、暑い中お疲れ様でした!