2014年7月14日 (月)

こりゃあかん

すっかりご無沙汰になってしまいました。
おそらく多くの読者の皆さまは、コイツは相変わらずワールドカップに集中していて仕事を疎かにしているのだろう、と思われていたことでせう。
いえ、決してそんなことはございませぬ。
とはいえ、決勝が終わったタイミングでやっと更新しているようでは全く説得力がないか(諦め)。

まぁそれでも言い訳をさせてもらうと、とにかく純粋に余裕がありませぬ。
行事はたくさんあるし、業者さんも学校が夏休みに入る前に終わらせようとして広告の仕事を次々と入れてくるし、毎年のことではあるのだけれど、この時期はもうーお手上げです。
完全にキャパオーバーですわ。
それはせんせーのキャパが小さすぎるからでしょーと言われれば、はいその通りですと謝るしかないんですけどね。
で、案の定、失敗しましたよ。

まぁ何というか、様々な印刷物を猛烈な勢いで作ってるんですけど、こちらでデザインして印刷だけ印刷屋に発注しているわけで。
刷り上がった印刷物が届いて梱包を開けてみたら、あれ?わけのわからないものが入っておる。
何ですか、コレ??
すぐに気付きましたよ、どうやら入稿する原稿を間違えてしまったような(驚愕絶望)……

そりゃー当然、想像もしなかったようなモノが出来上がるわけですよ。
さすがにこんなミスは初めてですわ。
これはもう、ブラジル国民と同じくらいのショックですわ。

まぁそういうわけですので、これはいけません、やはり仕事をちょいちょいカットしてもらうべきだと思いませんか!
まぁ校長も教頭もこんなブログ読んでいるとは思えませんが、一応言うべきことは言った方がいいに違いない。
さぁ皆さん、声を大にして叫びましょう、「司書教諭はもうヤバいぞ仕事をあまりさせない方がいいぞ!」

……うむ、このブログはちょっと深いなぁ……。

さて、オープンキャンパスとクラブ体験会が終わり、ちょっと一息つきたいところなのだけど、今日も今日とて雑誌とwebの取材が二つあってバタバタでしたわ。
ほんっと、どうにかしてくれぃ!
まぁとりあえず無事終了したのだけれど、ちょいと驚いたことが。

二つの取材とも中学生対象で、中学2年生と3年生の生徒たち何人かにインタビューを実施。
まぁバタバタだったこともあり、その生徒たちとは全く話もしておらず、どんな回答をするのかちょいと不安だったわけで。
案の定、インタビュー始める前から「これって記事になったら誰か芸能人読んだりしますかぁー?」とか記者に逆質問したりして、こっちはすでに冷や汗。
大丈夫か?

ところがいざインタビューが始まってみるとけっこう皆さんしっかりしていて驚き。
特に将来の話が出ると、みんなはっきり答えてくれる。
「警察官になりたいので、高校では……」
「管理栄養士を目指しているので高校生になったら……」
「プロゴルファー目指してがんばってるので……」
などなど。

ひぇー!
皆さん、すごいですわ。
中2とか中3で、こんなにしっかり目標持って将来を考えているとは!
もちろん、たまたま今日インタビューを受けた生徒がちゃんと答えられただけなのかもしれないけど、それにしてもちょっと感動しちゃいましたよ。
これは本校のキャリア教育がしっかり機能していると理解していいんですかね?
ウチの生徒諸君、もしかしたらすっごい子たちばかりなんじゃないか!

「キミたちすごいね、ちなみに私の中学時代とか、金持ちになったらこんなことやあんなことをしようにやにや、なんて『妄想』だけしかなかったけどね」
「え~先生、もう~そうなんですか(笑)」
「…………。」
さぶいギャグで現実に連れ戻される初夏の夕暮れ……。

2014年5月29日 (木)

卒業生とゆーヤツは……あげいん

春は卒業生がよくやってくる。
もうすぐ体育大会だけど、そこがピークでしょうね。
ま、卒業生が来るのはいい。
たまにやってくると、何かしら変わっていておもしろいし。
しかしいろいろ困ったこともあるんだなこれが。

先日もある卒業生(大学生)がドカドカとやけに勢いよくやってきた。
先生お久しぶりです、と言いつつショートケーキを差し出すあたりは、大人になったじゃーないか、認めようじゃないか!
いや、けっしてモノに釣られたわけではなく、人付き合いのノウハウを身につけたというその成長を認めているわけであるから誤解のないように!(棒)
しかしね、そこから延々と1時間、ゼミの愚痴やら何やらをしゃべくりまくるというのはどーなんですか?
急ぎの仕事もあるんですよー!
「それで先生おかしいと思いませんかそんなこと勝手に決めるって何なんですかねほら先生この日に発表があるんですけどねここで飲み会するっておかしいじゃないですかでもそれ言うとまた私だけ何言ってるんだとかいう目で見られたりしてどうのこうの……」
などとスケジュール帳を見せながら力説する。
あーそうですか、そーですね、と一応返しはするが、まぁ何というかどうでもいいような話なんですけどね。

「それより君、彼氏ができたんだろ、そっちの話をしたまえ」
と言ったところ、この卒業生、完全に硬直、5分間くらい身動き一つしなかった。
というのは嘘だけど、本当にしばらく硬直した後、バタバタ動きまくりゼンマイ仕掛けのおもちゃが壊れたみたいになって、笑える
「え、な、何言ってるんですか、知りませんよ、ばたばた」
それにしても分かりやすいな(笑)。

どうでもいいが、人に自分のスケジュール帳をちょいちょい見せて、その一か月のスケジュール表のあちこちに赤いハートマークが書き込まれていたりしたら、逆に気付かない方がおかしいだろー(笑)。
結局、いろいろといじったところ、実は2日に一度は喧嘩をして、その彼氏を泣かせているのだという恐ろしい話まで聞かせていただいたわけだが。
まぁ、がんばりたまえ。

職員室でY先生に会ってから帰りますと言ってやっと去っていく卒業生。
まったく、ちょっとした台風である。
ということで、ほっと一息ついて、いかん急ぎの仕事があったのだと必死にやり始めたところ、何だか知らないけどまたその卒業生が戻ってきてメソメソ泣いているんですけど、どしたの?

「Y先生すごく体調が悪いって言ってろくに話もしないで帰っちゃったんですなんか石があってずっと調子が悪いんで今度手術するようなことも言ってるしいつもみたなバカ話も全然してくれないんです、めそめそ」

あー、胆石ですね、まぁ調子悪い時もあるでしょ、仕方ないわ。
ていうか、「バカ話」とか言っちゃってるし。

「まさかこんなことでもう会えなくなっちゃうとは思ってませんでしたー、めそめそ」

いやいやいやいやいや、ちょっと待て。
勝手に他人をお星さまにするな、何で石があるからって永遠に会えなくなっちゃうんだよ。
まぁ病気のことだからうかつなことは言えないけど、一般的に言ってもそんな簡単にお星さまになってしまうようなもんじゃないでしょー、実は私自身石を持っててりして。

「もう電話もできませんよ、電話してY先生お願いしますって言って、Y先生はもういませんとか言われちゃったら怖いじゃないですかー、めそめそ」

いやいやいやいや、だからさー、(以下略)。

「どうしたらいいんですかぁー、びーびー」

というわけで、今度は延々とお守をすることになりましたとさ。

ひとこと、言わせてもらっていいですか?
仕事を、させてくれぃ!!

2014年5月23日 (金)

完成したけど……。

今日で定期考査も終了。
試験前から図書館も結構混み合っていて、空いている席がなくて別の場所への移動を余儀なくされる生徒もけっこういた模様。
皆さん、がんばってました!
えらい!
結果がちゃんと出ればいいんだけどねぇ。

さて定期考査中は図書も貸出中止となるわけであり、こちらもそれだけ仕事に集中できる……はずだったんですけど。
なんかバタバタでしたね。
毎年のことだけど、とりあえず学校案内(パンフレット)がすべて出来上がるまでは落ち着かないわけで。
そわそわ、そわそわ。
校正を何度もしてもちょいちょい間違いが見つかるし……。
それぞれのページの担当者にも校正お願いするんだけど、それでも漏れは出ちゃうんですよね。
しかも余計なことをいろいろ言ってくる先生方もおり……。

たとえば。
学習内容を紹介をするために教科担当の先生の写真と説明文を載せたページがあり、ある教科の主任である50代の先生に校正をお願いしたところ、すぐに赤で訂正をして戻してくれたのはいいのだけれど、なんか写真にも赤でコメントがしてあるぞ、何ですかコレ?

「20代のころの写真にしてください」

……いや、ですから、それは詐欺ってヤツでは……。
ま、気持ちはわかりますけどね。
それにしても40代くらいならまだしも、20代はありえんでしょ。
いえ、もちろん40代にもしませんけどね(笑)。

さて、そんな何だかんだいろいろありましたが、どうにかやっとできあがりました!
とりあえず中学版だけですがっ。
ちょっとだけ、ほっと一息……と思ったら……。

えー、白状いたしますです。
……間違い、見つけてしまいましたよ。
凹みますわ。
どっと疲れが出てしまいましたわ。

えーい、もうこの際開き直って間違い探しコンテストでもしましょうか!
間違いを見つけて応募していただいた方から抽選で高価なプレゼントを!
……というわけにもいきませんな。
あかん。
やはり間違いはシールで訂正することになるわけで……。

パンフレットを手にする皆さん、申し訳ございません!
あーこれが例のシールか……と、どうか笑ってお許しくださいませ。
パンフレットを持ってきて「先生、やらかしましたね!」などと言ってニヤニヤするようなことは、くれぐれもないようにお願いします!

(生徒たちは絶対にやりそうではあるが……)

 

2014年4月 8日 (火)

春ですねぇ

え~、たいへんご無沙汰しておりました。
前回、春休みに入るのでしばらくお休みでぇーす、と書いたと思っていたのだけれど、書いてなかったみたいですね、失礼しました。
無駄に見に来ていただいた方、ごめんなさい。
日ごとに記憶力が低下しており、5分前のことすら忘れる今日この頃、これくらいは仕方ないんです、うんそうだ老化のせいだ。(以上言い訳)

ま、確かに、機会があればブログもフェイスブックも公式サイトも誰かに委ねて、スーっと身を引きたいと思っているのだけれども、思っているだけで、結局今年度もやらざるを得ないみたいですね。
はぁ~。

そうこうしているうちに新学期が始まり、怒涛の行事ラッシュ、自ずからブログやフェイスブックの記事は増えていく、さらに桜好きなもんで、やたらと桜を撮ってアップしたりして、自分の首を絞める。
うーん、いっそのことWeb嫌いになりたい……。

「まったり図書館」なのに何で愚痴ばかりこぼしてるんだ、とお怒りになる向きもあるかとは思いますが、図書館のブログなどというのは名ばかりで、始めた頃からずっと管理人の愚痴がコンテンツの中心になっておりますので、どうぞご理解ください。
生徒には「まったり図書館」ならず、「ぐちぐち図書館」などと揶揄される始末、ええそうですとも、何とおっしゃっていただいても結構ですとも!(開き直り)

なんだかんだ、読んでいただいている方が多くなったというのはありがたいことではありますが、正直なところ司書教諭がこれを書いていることはできるだけ人に知られたくない。
いや、もちろんすでに公言しているんだから知られてはいるんですけどね、具体的にこのヒトかーと顔を見て納得されることはできるだけ避けたいのである。
まぁ生徒は生徒なんで、何を言われてもお菓子でも渡して懐柔すればよいのだが、外部の方々にはできるだけ隠しておきたい、こそこそ。
どうしてって、絶対笑われるでしょ、これ。
こんな内容ですから……。

先日「春の学校見学会」という学校説明会があって、見学ツアーのお客様グループに簡単に図書館の説明をする機会があったのだけれど、一通り説明して「またどうぞー」と言って終わったところ、図書館まで案内をしてきた先生が「この先生はホームページも担当されていて、ブログも書いている……まったり図書館とか……」などと言っちゃいましたよ。
ひぇー、それはご内密にお願いしますー!!
やめてぇー!
案の定、目の前のお母さま方があちこちで「あー、やっぱり」とか「あ、あの……」とか呟いて、くすくすしているではありませんか!
こ、これは恥ずかしい!
もうその後は言葉が出てこなくてしどろもどろですわ。
もーほんとすいません、などと謝ってばかりだったりして。

今回のことで反省しましたよ。
やはり人に読まれても恥ずかしくないものを書かなくてはいかん!
堂々と私が書きました、と宣言できるようでなくてはいかん!
毎回現代作家の作品を読んで書評を記そう!
生徒を述べる際はその生徒の長所をアピールしよう!
間違っても生徒のふざけた様子を書き散らすようなことはするまい!

 

 

 

うーん。
無理だな、できるわけないわ。
やっぱり通常運転でお願いします。

2014年3月16日 (日)

機嫌が良ければ……

いかん、前回の更新から二週間以上経ってしまった。
今日も今日とて、久々に会った高3生(明日卒業式だけど)に、最近更新してないでしょーと冷たい視線でチェックされてしもうた。
まぁ分かっているのだが、ただでさえ年度末で忙しいのにいろいろ行事も続き、ネット作業するのが大変なのだ。
公式HPの管理をせねばならないし、「ひびコレ!」も毎日のように更新しなくてはならないし、フェイスブックもバリバリやらんとあかん。
更新さぼってると、またヤツは手を抜いているな(ひそひそ)、忙しいフリして逃げてるぞ(ひそひそ)、動画ばっかり見て遊んでるんじゃないか(ひそひそ)などと陰口を叩かれてしまうのだ(以上自虐的妄想?)。
ということで、「まったり」は後回しになっちゃいますから。
どうぞ菩薩のような慈愛に満ちた面持ちで見守ってくださいませ。

さて高3生と言えば、先日何人かふらっとやってきて気持ち悪いくらい畏まって何か言ってきた。
「先生、卒業してからもここ来ますので本貸してください!」
「うーん、断る!」
「えーー!!」

一瞬で拒否してしまったわ。
キャツらの自分勝手な頼みごとには反射的に断るようになってしまっているから仕方ない。
まぁ卒業生がやってきて、貸し出したことは以前にもあることはあったけどね。

「こんなに読みたい本揃っている図書館、他にないんですよー、お願いしますよー」
ほぉー。
品揃えがいいですねー、とか褒められているように聞こえるかもしれないが、要するに君らの要求に応えているうちにそうなってしまったということではないか!
それはそれで問題ありではないか!
生徒に踊らされる司書教諭……。
まぁ、読まれてなんぼ、というのが基本的な姿勢なんで、いいんですけどね。

「先生、お願いしますよぉー」
「よし、分かった!」
「いいんですか!」
「君らが来た時、機嫌が良ければ貸してあげよう!」
「はぁ?」

うん、いわゆる問題の先送りというヤツだな。
まぁもともと何でも気分次第的人間なわけで、機嫌がよさそうな時を狙って来てくれたまえ!
って、そんなの分かるわけないだろうけど(笑)。

「先生、それは要するにお菓子を持ってこい、ということですね」
「は? な、何を言うんだね(動揺)」
「だってお菓子さえあれば機嫌よくなるでしょー」
「そ、そんな、物に釣られるとか、そんなこと、教師たるもの…………」

 

 

 

何で分かったんだろう?

2014年2月27日 (木)

なるほどやっぱり八王子

ごめんなさい。 謝罪しなければなりません。
前回、都心と八王子を比較しまくるテレビ局の対応に憤る生徒の話を持ち出し、八王子はそれほど特別じゃないぞ、disってるんじゃない、などと(暗に)主張しました。
しかし、その後あの大雪に襲われ、よーく分かりました。

やっぱり八王子はすごっ!

笑っちゃいましたよ。
やっぱり都心とは違いますわ。
すごいなーとか驚いていたのは降り始めたころだけ。
その後延々と降り続く雪を眺め、諦め、ただただへらへら笑っておりました(精神的に破綻したわけではない)。

「ひびコレ!」やfacebookにも、雪がやっと止んだ後の写真がすでにアップされていますが、別の写真もちょっと載せておきましょうか。

140215a

140215b

140215c

140215d
すごいでしょ。
個人的には4枚目の、ポストだけが頭を出している絵がツボです。

ちなみに「どやっ」って感じで写真を載せてますが、これは私が撮影したものではありません。
某M教諭が徒歩で共立坂を登って(上って、ではない)撮ってくれたもの。
私が登ったら、まぁ十中八九は途中で遭難してたでしょうね。

で、私はと言えば家からもなかなか出られないような状況で、へらへら笑っておりました(精神的に破綻…以下略)。
庭に留めてある自動車は雪に完全に覆われただの雪山になってるし。
塀に設置した郵便受けも埋まってるし。

しかしずっと笑っているわけにもいかず、がんばって雪かきしましたよ。
自宅は角地にあるもんで道路二本分、しかもその交差点は住宅地としては割合大きかったりして……。
要雪かきスペースが半端なく広いじゃん(涙)!
雪を置く場所すらなかなか見つからないという悲惨状況……。

先の見えない作業だったものの、黙々とかき続けてどうにかクルマ一台が通れるくらいのスペースは出てきましたよ。
「あーもう疲れたぁ、これ以上はできない、もうやめよう、と思っていたまさにその時、やはり頑張って雪かきしていた斜向かいの家の中学生のお兄ちゃんがスコップ持ってきてにこりと笑ったりして。
「僕、この固くなったところスコップで砕きますから、端に積んでいってください(キラッ)!」
「お、おぅ……ありがとねぇぇ」

えー、お兄ちゃん勘弁してくれー、おじさんは(じいさん、ではない)電池切れなんだぁー、と言いたかったが当然そういう空気ではなく、泣き笑いで仕事を続ける。
辛い……。

「あと、ここの交差点のところもうちょっとやっちゃいましょう(キラッ)!」
「お、おぅ……」
こ、殺す気かぁぁぁ……。

「お兄ちゃんも疲れたでしょ、ちょっと休んだ方がいいんじゃない?(必死)」
「いや、いい筋トレになりますから(キラッ)!!」(バスケットボールやってるらしい)
「あ、そうなの……………」

(ちなみに「キラッ!」は、もうお分かりと思うが、爽やかおにいちゃんがにっこり笑った時の歯の光る様子を表現している)

その後、私が家で半死状態になっていたのは言うまでもない……。
ちなみに父がヘトヘトになりながら雪と格闘していたその時、左腕骨折治療中の息子はテレビを見てギャハハと笑っておった……。
そりゃ怪我は仕方ないですけどね、そりゃ分かってますけどね。
同じ中学生でこうも違うのか……(ため息)。

さてその雪、今日あたりはもうだいぶ溶けてきたわけだけど、まだまだですね。
お願いだからもう降らないでね、とマジで祈る今日この頃。
と思ったら今度は花粉が飛び始めるし。
どっかの国から有害物質も飛んでくるし。
とりあえずしばらくは家にこもって読書でもしましょう!!

(と思ったらもう試験一週間前だた……。)

2014年2月 6日 (木)

緊張地獄、終了!

さて、この時期になると必ず書かれるネタが今年は出ないな、と気づいた愛読者の方もきっといらっしゃるであろう(一人や二人くらいは……?)。
そう、中学入試が実施されるこの時期に必ず触れずにいられなくなるのは、極度の緊張に強いられる、ホームページ上での入試の合格発表業務である。
毎年のようにこんなことを書いてきた。

************************************************

今年もホームページの管理担当として、合格発表を公式サイトにアップしなくてはならない‥‥‥。
何か間違えるんじゃないか?
とんでもない問題が発生するんじゃないか?
などと不安が増殖中。

「アー先生、それは受験生全員の番号一覧ですよ!」
「げー!」

「せ、先生、それは昨年度の合格発表です!」
「あー!」

「ひぃー、先生、それは入試の欠席者の一覧です!」
「あ゛」

いかん。 いろいろなケースを考えれば考えるほど本当にやりそうな気がしてきた。

************************************************ 

といった感じである。
しかし! ご存じの方もいらっしゃると思うが、今年はホームページの作成を業者さまに外注することになり、一から作成する必要がなくなったのである!
よし、これであの緊張から逃れられるぞ!

と思ったのだけど、必ずしもそういうわけにはいきませんでしたわ。
そりゃそうですわ。
合格者決まってから資料を学園に送ってそれを業者に送って発表ページ作ってもらってそれを再度確認してアップして……なんてこと、できませんわ。
だいたい土・日とか、夜9時とか業者さんも会社にはおりませんわ。
きっとどこかの飲み屋で一杯ひっかけているか、どこかのコンサートにでも行って盛り上がっているに違いないですわ!(以上妄想、深い意味なし)

結局、こちらで作った合格発表用のPDFを、発表時間に合わせてこちらでアップするしかないわけであり。
もっとも、出てきたデータを再構成してウェブページを作って、というような面倒な作業はしないでもいいので、これまでに比べればだいぶ楽なんですけどね。
CMS(コンテンツマネジメントシステム)という、簡単にデータをアップできるシステムを使っているので、アップするのも楽だし。
ま、楽ってことは応用があまり効かないわけで、何か問題があった時は逆に対処が難しかったりする……んじゃないかなー、とまたまた緊張を強いられることに。

それにアップするPDFを、別のデータと間違えてリンクしてアップしてしまったらどうしよう……などと心配し始めると、小心者の司書教諭はまたまた緊張で眩暈がしてくるわけですわ。

「アー先生、それは昨日合格発表した別の入試のPDFデータじゃないですか!」
「げー!」

「せ、先生、それは図書の延滞者名簿のPDFデータです!」
「あー!」

「ひぃー、先生、それは先日の新年会の写真ですよー!(もはやPDFデータですらない……)」
「あ゛」

あぁ、目に見えるようだ……。
(ただし2,3番目はネタです、そんなものは発表用パソコンに入れてはいにゃい)
実際、発表本番でもあまりにも心配なので、学園側の担当者に何度も確認しちゃいましたし。
「大丈夫ですよね、ちゃんと正しくリンクさせてますよね??」 といった具合に。

で、大丈夫ですよー、正しくリンクしてますよー、と確認してもらっても、いやいやいやいや、それでもなんかコンピューターウィルスとかが悪さしてリンク変えられちゃったらどうしよう、などともうバカバカしくて呆れるほどの妄想に襲われ緊張するのであった。
笑ってくれ。

それでもどうにか、無事終了しましたよ。
よかったよかった。
受験生の皆さん、ちゃんと仕事しましたからね!
ということで、これからはまた平常運転で行きたいと思います……。

2014年2月 1日 (土)

誕生日でしたけど。

実は先日、司書教諭は誕生日を迎えたのであった。
何回目の、ということは触れずにおくが、まぁかなりの回数であることは間違いない。
もっとも、この歳になると必ずしも楽しみな日ではないし、というかできるなら来なくてもいいと思ったりするわけであり、どうでもいいって言えばどうでもいい。
とはいえ、その日になっても誕生日だということに自分でさえ気がつかず、仕事を始めようと思ってメールチェックをしたところ、会員登録している富士通関連のサイトから届いた「お誕生日おめでとうございます!」という、呆気にとられるほどのヤケに明るいバースデーメールが届いているのを見て、やっと「あーまた歳をとってしまったのかぁ」と気づく、というのもけっこう淋しいものがあるな。

まぁ自分で忘れていたのはいいのだけど、朝起きて話をしていても、ウチの女帝や息子、誰も「おめでとう」の「お」の字もないというのはいかがなものだろうか?
忘れているのだろうか?
当然忘れているのである。

女帝には逆らうことはできない、そんな恐ろしいことはできない。
朝は忙しんだからそれどころじゃないでしょー!!と、超弩級の「いかずち」が炸裂するのは目に見えている。
よって女帝の方はとっくに諦めているが、息子よ、キミはどうなんだ?
誕生日といえばせっせと魚の絵を描いてバースデーカードを作ってくれていた、あのかわいらしいキミはどこへ行ったのだ? (遠い目)

などという話を、ほぼ同じ頃に誕生日を迎えた同い年の先生に話したところ、やはり同様に「誰も祝ってくれない」と愚痴をこぼす状況なので、皆そんなものなのかと共感をもって納得する。
しかも、「私なんて、その日にガン検診行っちゃいましたよ」というくらいで、もう何かお祝いをするという雰囲気などなくなってますな。
もっとも考えようによっては、毎年誕生日にガン検診というのも、これくらいのトシの人々には正しい誕生日の使い方のような気もするけど。

生徒にしても、その気になって調べなきゃ教員の誕生日など知る由もなく、完全スルーである。
まぁ率直に言えば、「興味がない」ということだが。
それでも中には、教員紹介が載っている機関誌などで誕生日をチェックし、しっかりお祝いを言ってきてくれる生徒もいるのである(飴玉付きとか)。
将来は出世するタイプだな。
もちろん、お祝いを言ってくれたからといって、えこひいきするようなことはしない。
まぁ、本を延滞しても文句を言わないとか、制限冊数越えても見逃しちゃうとか、本を借りなくても図書事務室にある飴やお菓子を食べてもOKだとか、せいぜいそんなもんである(たぶん)。

言っておくが、決して私は「お誕生日おめでとう」と言わない者に対して深く根に持つような人間ではない。
と、思う。
と言いつつ、テンション下がってきたので今回はこれまで。

2014年1月12日 (日)

高3いろいろ

あけましておめでとうございます、などと言ってもいいものか、と躊躇するような1月の中旬ではありますが、まぁまだ松の内ということでもあるので許されるんじゃないかなー、と安易に妥協してまずはあけましておめでとうございます。

学校が始まりました。
始まった途端に説明会やら入試体験やらあって落ち着きませんけど。
毎年この時期に思うのは、高校3年のお嬢様方のあんな様子やこんな様子、その表情の違いの何と激しいことよ……。

昨日のことですけど、今年一番の寒さだというのに中庭を走り回ってはしゃいでいる生徒たち、中学生は相変わらず元気だなぁ……と思ってよく見てみたら高3生じゃん(驚愕)!
進路も決まったんだろうけど、なんか開放感たっぷりだな。
一方図書館には、朝も放課後も机に向かって緊張感持ち続けて受験勉強に勤しむ高3生……。
両者のギャップが激しすぎて泣けてきますわ。
そりゃこっちも、頑張っている生徒には思い入れも強くなるでしょ。
最後まで勉強し続けた経験と自信は、絶対に今後いろんな場所で生きるから頑張ってくれ!

さて、推薦で合格した生徒。
「面接はほとんど世間話で終わりました」
おやおや。
「親戚と久しぶりに会って話をした、という感じでするっとやっちゃいました」
あ、そう……なんか物足りないなぁ、もっと面白いことになればいいのに……(他人事)。
「でもA子の練習が大変でした」
「練習って何?」
「面接官の役で練習に付き合ったんですよー、大変だったー」
「そんなに? どれくらいやったの?」
「20時間くらいですかね」

20時間!

そりゃー確かに大変だわ。
お疲れさんです。
A子「でも本番では、志望理由とか基本的なことしか訊かれませんでした」
ん~、とかく人生だいたいそういうもんですな……。
ま、今回がんばって準備した練習も、きっといつか役に立つことがあるでしょう(適当)。

さて、とりあえずこんな感じでやっぱりゆる~く始まりましたが、今年もよろしくお願いします!

2013年12月 5日 (木)

コタツはいかが?

12月に入り、いろいろな予定が次々に入ってきて、公私ともどもやたらと忙しくなってきてしまった。
まいったなぁ。
冬はゆっくりとコタツでぬくぬくしていたいのだけど。

などと言いながら、実は我が家にはコタツがない。
我が家の最高権力者(誰とは言えないが)が、父子がぐーたらになるから使わないと一方的に宣言しやがった、もとい、宣言されたのである。
(もっとも、本当は掃除が面倒なだけではないかと邪推しているが。)
う~、コタツ欲しい。

というような愚痴をこぼしたところ、生徒たちにもやはりコタツ人気は高く、ぜひ図書館にコタツコーナーを設けましょう、ということになった。
いや「なった」とは言っても勝手に言っているだけでそんなに簡単にできるわけはないのだけど。
まぁ生徒は本当に勝手なことを言いまくるわけだが。

「使ってない教壇を何枚か並べてその上に畳を敷きましょう!」
「ブラウジングコーナーの丸テーブルを、冬の間だけ全部コタツに変えましょう!」
「いやそれより20~30人くらい入れるばかでかいコタツを置きましょう!」
「コタツの真中にはみかんを山盛りにして置いておきましょう!」
「お茶も入れてください!」

誰がやるんだよ、それ!!

きゃつらに言わせておくとどんどんエスカレートしてしまうわけだが、まぁたしかにコタツはいいなぁ。
でもいろいろ問題はあるな。
ふとんを使うわけだし、衛生面の問題も出てくるんじゃないか?
それに、生徒たちは読書などせずにゴロゴロと寝転ぶことに絶対なるだろうし。
生徒が皆ぐーたら人間になってしまうぞ。
(どこかで聞いたような話だが……)

「先生、じゃぁとりあえず図書事務室内に出してみたらどうですか。」
「先生いいですね、ひとりじめじゃないですか!!」

おー、そうだね。
って、キミたち勝手に入ってきてもぐり込むつもりだろーが!!
見え見えだわ。

ということでこの話、夢と終わるのだろうか……(続く、かもしれない)。