クレームお断り。
お気づきの方も多いと思うが、というより気付いてくれないと残念すぎるのだけど、学校公式ホームページのトップページで、バスを走らせてみました。
横長のフラッシュアニメを作って、目立つ所にドーン。
やはり絵が動くと目立ちますな。
ところがこれを見た生徒からのダメ出しが続く。
「先生、このバスどこ走ってんですかぁー、すっごいガタガタしてるんですけど」
「これじゃ未舗装ですよ、どんだけ山奥なんですか!」
ひどい言われようである。
ただスーっと滑らかに走らせただけでは味がないではないか!
まっすぐ走らせるより、ちょっとガタガタさせて「走ってる感」を出す方がむしろ面倒なのだ。
全く好き勝手を言いおって‥‥‥。
ええぃ、うるさい!!
これでいいのだ!(天才バカボン風に)
まぁこの手の輩は高圧的押さえこみでやり過ごせばよいのだが、次に来た生徒のクレームは司書教諭を凍らせるに十分な力を持っていた。
「先生、あれはひどすぎますね」
「ほぉー、君は私に喧嘩を売っているのかい?(ピクピク)」
「行きはいいんですけど、帰りはありえないでしょ、まぁどっちが行きかよく分からないけど」
「何じゃ、そりゃ?」
「右から左へ動いていく時はいいとして、左から右へ動いていくバスは存在しませんよ」
「何で?」
「右側にドアがあります」
「‥‥‥あーーーーー!」
まずい。
一方通行では面白くないので、折り返し運転にしたのだけれど、面倒なのでバスのイラストは左側のものをただ反転させただけなのであった。
幾何学模様のイラストだから、書きなおそうと思えばそれほど大変な作業ではない。
でも気付かなかったぁー、反転すればバスは右側になるのであったぁ!(当たり前だけど)
右側にもドアがあったら運転手が転げ落ちるな。
「つめが甘いですね、先生」
(‥‥‥司書教諭、返す言葉なし)
というわけで、存在し得ないバスを走らせてしまいましたが、皆さんも気付いてました?
気付いてませんでしたよね。
気付いてないと言ってくださぃぃぃ(泣)。
バスのイラスト書き直してアニメも作り直そうかと思ったのだけれど、ショックのあまり行動する気力が湧きませぬ(ただ面倒なだけだろうなどと邪推しないように!)。
もうこれで押し通しちゃおうと思うので、くれぐれもこんなバスはないだろう、などというクレームをお寄せくださらぬよう、お願い申しあげます。
許してね。