お久しぶりですが、
皆さまお元気でしょうか?
夏休みの間、きっちりブログもお休みしておりました。
夏休み中に学校に行くと、生徒から「何で更新しないんですか?」「ブログくらいどこでも書けるじゃないですか!」「生徒も夏休みでも勉強してるんですから先生も仕事しなきゃだめでしょー!」とか、さんざ抗議(あるいは嫌味)を言われ続け、こっちも腹が立ったので、「こいつら(怒)……絶対休み中は書かん!」と神に誓ったわけでござる。
(反応がほとんど小学生のレベルであったことは認めざるをえない)
さて、夏休み中もけっこう図書館では貸し出しが行われている。
図書委員もちょいちょいやってきては、自分でパソコンを操作して借りていったりするわけである。
貸出管理用のパソコンの操作も、やりたい!と積極的に手を挙げる図書委員にはちゃんと教えている。
数字の入力とバーコードスキャナーによるバーコードの読み取りだけでいいのだから、覚える気になればすぐに操作できるようになる。
まずホームルームナンバーを打ち込んでだな、生徒のデータを呼び出して、それから本に貼ってある学校管理用のバーコードを読み取って……。
「あ、これだけなんだー、先生、分かりましたぁ!」
よしよし。
これでカウンターの仕事を任せられるな……ふっふっふっ……。
生徒の好奇心を利用して仕事をやらせようとする司書教諭のあざとさよ……。
だがそうそううまくいくものでもない。
生徒というものは、特に機械オンチの女子生徒というものは、見事に裏切ってくれる。
「先生、貸し出し手続きしたいんですけどできません!」
いやいや、それ返却用の画面じゃん……。
「先生、スキャナー当ててるのにバーコード読み取れません!」
いやいや、機械を当てているだけで読みとる光を出すスイッチを押してないじゃん……。
「先生、スキャナーで読み取ってるはずなのに画面に出てきません!」
いやいや、君はもう貸し出しの冊数制限越えてるじゃん……。
といった具合。
教えたその時はちゃんと覚えても、次回借りる時にはすでに忘れている。
こういう生徒が実に多い。
自分でやっちゃった方がよっぽど早いぞ。
今日も今日とて久しぶりにやってきた図書委員が貸し出し操作をしようとしておった。
なんか、時間かかってるなぁ。
いやな予感がするなぁ。
ということで覗いてみると……
その生徒、こちらで貼り付けた学校の管理用バーコードではなくて、本に印刷された図書管理用のISBNコード(国際標準図書番号)のバーコードにスキャナーを当てて、必死に読みとろうとしておった。
いやいや、本屋さんならそれでいいんだけどね、せっかくシール貼ったんだから、うちの学校のバーコード読みとってくれ…………(涙)。
ということで、やはり前途多難なようである。
図書館に幸あれ。