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2018年8月

2018年8月29日 (水)

リーグ戦第4節

本日はリーグ戦第4節。

相手は赤羽商業さんでした。

相手は7人でしたが、試合の終盤まで体力が落ちず、また守備もしっかりしていたため、打っても打っても入らず、枠に飛べばブロックされ、プレッシャーを受ければ枠を外し。

恥ずかしながらゴールシーンをほとんど覚えていません。普段はよく覚えているのですが…。

結果としては13-0となりましたが、いい形でのゴールはなく…。

前日に、高校3年生には決めたポジションに対して、不安要素は指摘していたものの、前半は攻めあぐねるシーンも。

また、カウンターを受ける場面も何度かあり、うちの守備の弱さが露呈しました。失点しそうな場面もあり、本当にひやひやでした。

選手たちは今日の試合をどのように振り返ったのでしょう。

反省の報告もなく、選手たちは私が会議をしている間に帰ってしまったようです。グランドに戻ったら誰もいませんでした。試合が終わったら終わりなんですね。

この振り返りをきちんとしないまま、明日も明後日もオフです。

本当に残念です。きっと2学期には夏休みの試合のことは忘れてくるのでしょう。

あれだけ相手に止められて、シュートも入らないどころかミスもたくさん、というか相手の守備がいいからどうしていいかわからないのでしょうが、この現状をどうやってよくしようと考えているのでしょうか?

さらにさらに、今後は試合がないまま次のリーグ戦になりますが、それで不安ではないのでしょうか?

9月の予定も生徒が持ってきて確認しましたが、不安です。でも、それでやると決めた以上はしっかりやっていきましょう。

とりあえず、30日と31日にはオフになりました。おそらくここ最近ではないぐらい、夏休みはのんびりと活動しました。そして、最後も連休です。

多ければいいというわけではありませんので、課題に対して取り組まなければ改善はしません。不安なのは私だけでしょうか。

よく考えて練習してほしいものです。

やっと2勝2敗。

2試合目は八王子高校が早く横パスをつないでゴールを奪ったり、パスをつなぐだけではなくドリブルをしかけたりして得点を奪っていました。

比較するのも失礼ですが、早く判断し、いい位置に入って、よい選択をしていくと、いいゴールがたくさん入りますね。

うちの得点と対照的で、主審をやりながら悔しかったです。

共立は試合の運営ばかり頑張るチームになってしまい、八王子の試合を参考にはしていなかったようで、それも顧問として情けない限りでした。

一人焦っている顧問。余裕な選手たち。

2学期の目標設定を改めて聞いてみたいと思います。

2018年8月26日 (日)

目指そうとしているものは見えつつある中で、戦えない共立っ子!

本日は大変暑い中ではありましたが、リーグ戦、VS恵泉女学園。

この試合は夏に自分たちがやってきたことを試せるチャンス!という話をしてきましたが、本日はなんと中2の一番運動量のある選手が欠席。ここ最近、先輩を助ける活躍だったのに、不在は大きい。そして、まだまだけがから万全でない選手を入れて11人ぴったりの勝負でした。

ただ、これで勝てば波に乗れる試合でしたが、結果は3-4の敗戦。またしても勝てませんでした。

青梅総合の試合と同様、追いつくことができずに終了した試合でした。

また、失点パターンは相変わらずです。相手にパスをしたり、ビルドアップの時点でディフェンスラインから中盤に入るところを狙われて、ミドルシュート。ボランチやサイドの選手は、無理なくつなぐ判断が必要です。前線につなげないのであればやり直すという判断がほしいところです。相手を背負っているときはみられているという意識を持ちながらプレーの選択をしなくてはいけませんし、逆に守備のときは、相手を見て予測をもっとしてほしいところです。

正直、最後の4失点目は選手権の時と同様、不要な1点でした。オフサイドのように見えたのですが、相手選手に詰められての失点。そもそもあそこに相手がいることを考えたら、はじき方を考えなければなりませんし、そこを詰めていた相手が一枚上ですね。うちの守備は裏の選手にまで気がまわっていませんし、判定はオンサイドでしたので、最後は先にクリアーしにいかなければなりません。

自分たちも流れの中でのゴールは1点だけ。これでは勝てませんね。今は自分たちのサッカーを作り上げる途中なので、失敗と失点を前提としてやっているので、流れの中での得点、とくに崩し切ったときは決め切られないと勝てません。

コーナーから2得点はうちが目指すサッカーではありません。もちろん、得点の幅が広がるのは悪くはありません。しかし、目指しているサッカーの中での得点、そして、目指すサッカーからしたらもっと得点の欲しいところです。

そのような中で、自分たちで少しずつできていると実感できていることもあるでしょう。また、体力面でも、この夏はフィジカルトレーニングを一度もしていませんが、それ以上にしっかりと戦う準備をしてきた成果がでているのも事実です。例年ならきつくて後半だめになるパターンが多いですが、最後戦えているのは進歩ですし、戦えているからこそ、自分たちのサッカーが動き始めてはいます。でも、まだまだですし、サッカーが良くても試合で負けないようにしていきましょう。リーグ戦ですから勝てばいいというものではありませんが、負けてもいい試合ではありません。

他チームとも違うパスサッカーを目指していこうというのが今のうちのサッカーですので、そういう意味では面白くはありますが、弱気がまだまだ見え隠れします。少しずつ形が見え始めたくらいです。だからこぞ、負けるのではなく引き分けに持ち込みたいです。そして勝ちにつなげられるように!

そして、まだまだ見る力、試合の流れを感じる力、そしてそこから得た情報をもとに考える力、さらには判断する力が不十分。もっともっと自分たちがどこにポジションをとり、どこにつなぐか、あるいはドリブルするか考え、しっかり崩してシュートまでもっていきたいところです。

さらに、もう一つ大きく欠けていることが。むしろこれが欠けているから負けているのでしょう。

自分がミスをしても必死で追わない人が出始めています。先輩が知らず知らずのうちにそういう戦い方をしていると、自然と後輩にもうつります。必死でやっていない場面が前の試合に比べて多くなっています。サッカーはごまかしの利かないスポーツです。だからこそ、ミスを取り返し、挽回することが必要です。まずは、高校生がしっかり見本を見せてほしいところです。そうすれば自然とみんなでもっと頑張って戦う雰囲気になります。戦う姿勢をもっと出していきましょう。私が厳しくやれば追いかけるのでしょうが、今目指しているサッカーでは、私の指示ではなく、自分で感じるところが大きいと思います。だからこそ、必死に取り返す姿勢というのが本当に必要になります。一番変えなければならないのは高校生だということを気づいているでしょうか?

今日は中学生が暑い中、それでも頑張りました。中1は暑い中でも70分間、ポイント・ポイントで動け、ボールを追えるようになりましたし、中2もプレーの幅はかなり広がり、守備でもある程度先輩たちは任せているようです。おそらく今が一番苦しいところです。今まではカバーしてあげて当たり前の存在から、一人のプレーヤーとして認められ、多くのことを求められ始めているからこそ、今までよりも自分で踏ん張らなければならない場面が多く、苦しいことが続きます。ですが、ここが正念場。2学期に入るとあっという間に過ぎてしまいますし、サッカーに集中できるわけではありません。

技術的にもしっかり伸びているからこそ、今は中学生にも妥協せずに、こだわりをもって、チャレンジ精神の中に厳しさと面白さの両方をもってほしいところです。

それを高校生がしっかりサポートしてあげられるように、自分のミスは自分で取り返すようにしましょう。そして、もっと技術的にレベルを上げていけるように頑張りましょう。

今、苦しい中で勝てないこの経験は大きいので、自分たちのいい部分・できていることは続け、でも甘い部分は戦っていけるように、チャレンジしていきましょう。

次節は29日、同じく共立で9時半キックオフです。

次も頑張っていきましょう。

2018年8月18日 (土)

選手権予選~まさかの~

選手権予選1回戦。

9人での戦い、しかも一人はランニングとボールを少し触るのが許されたばかりのケガ明けの選手という状況で試合をしました。

そして、選手に私の指示がどのくらいほしいかレベル0~3で聞くとレベル2という答えでした。

レベル2で指示したつもりの試合の結果は3-5。

こう聞くと惜しいように思いますが、前半0-5で後半が3-0です。勝負がついてからの3点です。

前半、ミドルをGKが出すぎてまさかの失点。ゴール手前でバウンドしているのに…。

さらには、ゴール前でGKが外れているのにまさかのパス回しでプレッシャーを受け失点。

さらに、先に追いついたボールをまさかの相手に向かってコントロールしてシュートを打たれこぼれ球押し込まれ失点。

さらにさらに、ゴールキーパーらくらくキャッチかと思われたシーンで相手が詰めてきて焦ったのかまさかのOG。

前半終了間際には、DFまさかの相手にパス、そしてそれをそのままシュート…。

崩されていないが、自ら崩れて5失点。これでは無理です。ただ、これらも相手がしっかり走ってきて、きちんと狙っているからこそ出てくるミスですから、相手が上です。

正直、ハーフタイムで修正すれば3失点なら逆転可能、4失点ならPKに持ち込めると思っていましたが、まさかの5失点で前半を終えました。

ただ、このままでは終わらせたくありませんでした。だから、ハーフタイムだけは最初に選手を休ませたあとレベル3で指示を出しました。ポジション変えました。

実は選手が選んだのは4バックでしたが、先日の練習試合で3バックでいけると思っていました。しかし、選手が不安だったのでしょう、4バックを選び消極的な前半だったので、もう負けは仕方ないけど、最初の目標である最低3得点は目指そうということで、私の指示を受け入れました。基本的に選手にポジションや試合運びは任せています。それが部活動で行うサッカーだと考えるからです。

結果、相手も5得点で戦力を落としてきたので、3得点できましたが、後半11分でようやく1点目。正直、この得点が5分以内に決まっていればと思いました。実は選手にも後半5分以内で得点できたら勝機はあるということも伝えました。ただ11分の得点のあとは、飲水直前の17分でようやく2点。私の中でよくてもあと2点かなぁと思っていました。

結果はその後は終了間際に猛攻をしかけて、こぼれ球をミドルで高くあげてうまく入った1点でした。

ほかで決められるチャンスもあったので、悔しい敗戦ですが、結果は試合前に決まっていたと選手に伝えました。

自分たちが自信をもって3バックで挑まなかったこと、さらにはそのほかの準備をしていれば失点を防げたりしたことも話しました。いろいろなことに注意をしていれば、いろんなことに気づくものですが、私もあえてそれは試合前に伝えずに、選手たちが気付いているかを試しました。気づいていませんでしたが…。

ミスが許されないからこそ、細部にこだわって準備しなければなりません。

ただ、その責任はすべて私にあります。自信をもって3バックにできなかったのは、自信を持たせてやることができなかったからです。さらには、勝負は日々の練習・生活と細部に影響されることを伝えきれていませんでした。

私は、この時期に会場提供するために、ひたすら練習時間とオフの時間を利用して芝刈りをひたすらします。

正直、限界があるので、すべては無理ですが、少なくと試合を行う選手がケガを避けられるようにしたりするので、選手たちの練習もしっかり見てあげられません。

そういう中で、私が指示した練習を自分たちで工夫し、考えて、努力した結果が今日の結果です。私がもっとうまく練習をリードしたり、この時期には自分たちで考えて動けるようにしておかなければならないのですが、反省です。

試合の中でいい部分もたくさんありましたし、全員トライできていました。だからこそ、試合後少し満足感があったと思いますが、トーナメントは負けてはいけないのです。負けたら何も残りません。でも、この試合は課題が残りました。それが唯一得たものです。それをしっかり受け止め、次につなげましょう。

次回は運営だけですが、しっかり頑張りましょう。

試合後には練習試合ができたらなぁと思っています。本日の結果を踏まえて、練習試合の調整をします。

まさかは2度続けば実力です。実力不足を痛感して、またリーグ戦に向けて頑張りましょう。

リーグ戦は26日です。

頑張りましょう。

2018年8月 4日 (土)

合宿終了

今年の合宿は基本的には全員無事に終えました。

最終日は、顧問がインターハイに向かうため、野外研究部との合同で過ごしことになりました。

きっと野外研究部がうらやましくなった人もいるでしょう。

今年の合宿は例年と違い、過去最低人数ということで、なるべく全員が最後まで参加するということが一つ目標ではありました。

そのため、毎年合宿では限界に挑戦というような形で行っているものの、それは各個人でできるところまで追い込んでもらい、練習は基本をしっかりやりました。

本来の練習の時間でたくさんボールをさわり、技術をあげるところを中心にしました。

したがって、メンタル面・体力面の向上ではなく、あくまでボールを触って練習できる時間を増やすということを目指しました。そのことで課題と向き合えるようになってほしいと考えました。

基礎練習の中で、改めて個人のレベルを上げる必要があるなぁと痛感しました。個のレベルというのは、技術面もそうですが、技術面をあげるための基礎体力も必要だと感じました。

結局のところ、個人でもっと頑張らないといけないこと、逆に言えば個人で頑張れることはもっとがんばってもらい、そしてそのうえでチームの練習に臨んでほしいと感じました。

しかしながら、今のうちのチームの現状はチーム練習で基礎練習をやらなければならないレベルです。

ボールコントロール、トラップ、パス、おそらく平均レベル以上できる選手がいない状況のチームですから、自分たちの目指すサッカーをきちんとやろうと思うのであれば、まずはミスをしない基礎技術とそれを実現するフィジカルを身につけて、チーム練習ができるようになることが必要だと感じました。

ただ、うちのチームはそこまで一人一人に意識はまだ高くはないので、改めて基礎基本をしっかりチーム全体練習でやらなければならないと痛感しました。

そして、その中で選手の勝ちたい、うまくなりたいという気持ちが出て、真の意味で自主的なトレーニングや練習をしていけるようになってほしいと思います。

ここ最近、自主練の目的は、自分は頑張っているという確認のためにやっている選手が少なからずいたように思います。

真の意味で目的をもってやらなければなりません。

考えてみれば、本当の意味で自主練をしている選手たちは一人でも、黙々と走ったり練習したりしていました。

今は、自主練をみんなでやるというような雰囲気もありますが、目標が人それぞれ違うのは当然です。意識も違うのも当然です。

だからこそ、やろうと思う人は一人でももっとやり、自分は今はサッカーに向かないという人はチーム練習だけでも必死にやるのでもいいかもしれません。

その中でチームの目標を最後に見つけられればと思います。

合宿のミーティングではどういうチームになりたいかというものが決まりませんでした。

どういうチームになりたいか、そしてそのために必要なことは何かという話し合いをしてもらいました。

結果、どういうチームになりたいかということが決まらないどころか、実際に昇格などと間違えてとらえる人もいたくらいでした。

だから、どういうチームになりたいのかは結局決まりませんでした。

ただ、どういう取り組みをしていくのかということは決まりました。

なぜなら、どういうチームになりたいかはバラバラでしたが、そのチームになるために必要なことは?ということは共通していました。

最終的にはそのどういうことが必要かを意識してやっていく中で、今年度はどういうチームが出来上がっていくのか、どういうチームが出来上がるか、あとでみんなで確認しようということでミーティングは終わりました。

この話し合いには相当な時間がかかりました。一つにまとまっていないチーム。だからこそ、現段階では一つのことにはむかっていけません。でもそれぞれどう頑張るのかを持っていれば、いずれ目標は一つになってくるかもしれません。

私自身、初めての状況ですが、このあとどうなるか面白いですし、私も頑張らないとと思えます。

現在インターハイに来ていますが、サッカーにはこだわりをもっていてほしいと思いますし、こだわってやる中で、たくさんのことを学び、そして結果も出していけるように、頑張ってほしいと思います。

いよいよ明後日から練習再開です。

皆で頑張りましょう。

私は明日、静岡から東京に戻ります。

このオフの期間、選手たちはどのように過ごしているのか楽しみです。

私が一番動けないことを期待しています。

8月9日の試合は天候が心配ですが、そこに向かって頑張りましょう。