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2011年6月15日 (水)

推しメン

先日ちょっとAKBの話を書いたら、ちょうど「総選挙」の時期ということもあって、生徒がやたら推しメンを訊いてきた。
訊くだけならいい、しかし訊いておきながらダメ出ししてくるのはいかがなものかと。
先生、AKBの推しメン誰ですか?
んー、AKBよりもむしろSKEの誰それとか……。
えー、やだぁー。
何が「やだぁー」だ!
「先生ダメですって、AKBはともかく、SKEまで知ってるとかって、ちょっとキモーですよ、それは言わない方がいいですよー」
……おいおい、そっちが訊いてきたんだろがぁー!!

全く失礼である。
AKBでもSKEも同じようなもんだろうー!
こっちはいいけどあっちは駄目などという理屈がどこから出てくるんだ?
何とも訳の分からぬ言われようである。

さらに調子に乗って言ってくる。
「大丈夫ですよ先生、誰にもいいませんから。」
嘘だな!
教室に戻ったら絶対笑いのネタになっているな。
だいたい何が「大丈夫」なのだ、知られて困るようなことではにゃい!
と言いつつ、ご忠告に従い、とりあえずここでは名前を伏せてしまった自分が残念であるが。

言っておくが、ジャンルは問わない音楽好きなので、一番聞くのはクラシック系だけれど、J-POPも好きなものは好きだ。
オヤジのくせに……などと言ってはいけない、いいモノはいいのだ。
AKBもけっこういい楽曲あるねーと思っている(金もかかっているんだろうけど)し。
秋元康の計略に見事にひっかかっていると言われそうだが、その通りなので否めない。

だが間違えてはいけない、この文章の主眼はAKBにあるのではない。
司書教諭として言いたいのは、ジャンルにこだわってはいけない、いい本はいい、ということ。
私はこのジャンルの本は読まない、と宣言してしまう生徒がいるが、まぁそう言わずにいろいろ読んでみることが大切。
成長とともに好みも変わったりするしね。
分かったかな、読書についてのお話だったのだよ。

 

ま、こじつけですけどね。