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2012年2月14日 (火)

ちょこ騒動記

おそらく生徒自身も十分分かっていることなんだろうけれど、チョコレート業界にうまく乗せられた一日がやっと終わりました。
まぁ、イベントだから楽しんだ者勝ちなんでしょうね。
とはいえ、すでに楽しむどころか苦痛に思っている者も少なからずいるみたい。

年を追うごとにやることがエスカレートしているし、学校もすでにお菓子大交換会といった様相である。
生徒に聞いた話だと、同級生やら先輩やら先生やら、一人で120個も交換する友達もいるんだとか。
それって、逆に120個もらうわけでしょ。
どうやって食うの、それ?

私なんか図書館の常連客にちょこちょことおこぼれをあずかった程度なので問題ないけれど、担任の先生などは数十個ももらってしまい、そのお菓子の山を目の前にして頭を抱える始末。
なまじ手作りだったりするんで、ゆっくり食べているわけにもいかんでしょ。
まぁ今晩は必死だろうな。
お大事に。

大きな紙袋にどっさりお菓子を入れて配達人と化している生徒も愚痴をこぼしていた。
「やらざるを得ないからやってますけど、本当に迷惑なイベントですよね、どうするんですかこのお菓子‥‥‥(紙袋を覗いてため息)」
「どうすんの?」
「とても食べ切れないので、とりあえずお父さんとお兄ちゃんにどうにかしてもらいます!」
まぁ、そりゃそうだろうね。

そういえばウチの小学生の息子は、何日も前から学校で泥団子を作り、それをキラキラの包装紙で包んで、先生の机に入れておくという計画を遂行したようである。
確かに泥団子というのを見たことがあるが、最近の泥団子というのは(最近と昔とどう違うのかもよく分からんけど)本当に綺麗に固く仕上がるようで、確かにうっかりするとチョコと間違えてもおかしくはない‥‥‥かも。
おいおい、そんなことしちゃいかんよ(と言いつつどうなるか興味津津だが)。
結果は聞いてないんだけど。

しかし、それって他人事とは思えないな。
私のように思い当たる節が多々ある者は、チョコに何か仕掛けられているのではないかと疑心暗鬼である、すっごく。
去年はブログにも書いたけれど砒素が入っているという情報にあたふたしたし。
本当にいっそのこと国の法律でバレンタインデー禁止にしてもらいたい。
なんて言うと、ひがみだひがみだ、司書教諭のひがみだ、と後ろ指を指されるのは目に見えているんだけどね。

最後に、何度も言ってきたことだけれど、チョコをもらったからと言って、生徒をえこひいきするなんてことはありません(たぶん)!
もしそんな風に見えたとしたら、それはおそらく茶柱でも立って機嫌がいいだけなので勘違いのないように!