本当に感謝なのか?
学校は年度末、最後の定期考査が今日で終了。
みんなお疲れさまでした。
あとはこの1年間の余韻を楽しむ日々が控えております。
そんな今日は久々の高校3年生登校日。
なんか一か月ほどしか空白期間はないのだけれど、久々に高3生を見ると懐かしいなーとか思ってしまったりして。
まぁ大学入試に関してはどうしたって悲喜こもごもなんだろうけれど、トシとってみればよく分かる、大学だけで人生なんて決まりゃしない。
皆、残りの高校生活、楽しんでくれ。
そういえば昨年末に図書事務室に来て1時間以上爆睡していた例の生徒もまたやって来て、ニコニコ合格報告していった。
これだけずうずうしければ乗り切れるだろうと勝手なことを書いてしまっていたが、本当にしっかり乗り切って、難度高かったところに見事に合格したとのこと。
いやぁ、やはりその性格で乗り切ったのだな。
まぁ、あまりずうずうしいとか言っていると怒られそうなんでもう止めておきますが。
彼女曰く。
「でも報告すると皆『えー!』とか言って驚くんですよー、信じてくれないしー」
なるほど。
いやぁー、私も信じられんな、と口にしてしまいそうだったけど我慢しておいた。
「先生、あと卒業文集にちゃんと『いろいろとありがとうございました』と書いておきましたから」
「な、何? 本当に感謝の言葉なのか、それだけか?」
「何よ! ちゃんとありがとうって書きました!」
い、いやいやいやいや、やはり不安だ。
何かとんでもないことが記されているのではないか?
「話をするたび、暴言を浴びせられていた」とか。
「教師としての資質を問いたいところだ」とか。
「お菓子だけですぐに買収される」とか。
「いい歳なのにアイドル好きだ」とか。
(以上、あくまでも妄想!‥‥‥たぶん)
しまった。
高3には本来の姿であるところの、品行方正な司書教諭を見せておくべきだった!(無理だろうけど)
今からでも‥‥‥と思ったけれど、卒業文集なんてもうとっくに完成してるなぁ。
とりあえず後輩に見せないようにしよう、そうしよう!
ところで高3のみなさん、本返してから卒業するように!