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2014年10月21日 (火)

号泣する自信がある。

図書館のカウンター内にはけっこうマンガも置かれている。
と言っても、学習に関係のあるものに限られているので(たぶん)、歴史マンガとか古典文学マンガとか、あるいは科学マンガとか。
で、その中に「ドラえもん」の完全英訳版・全10巻というのがある。
本校の司書教諭はオリジナルの「ドラえもん」だって学校図書館に置くだけの価値が十分あると思っているらしいので、英語版となるとそりゃもう教育価値は最高クラスである(キリッ)。

で、生徒にこれがいかに素晴らしいかという話を滔々と訴えていたところ、「先生、そういえば3Dの映画見ました?」と突然訊かれて、激しく動揺してしもうた。
あかん。
その話を出してはあかん。

3Dの映画って、ご存知かと思いますが現在公開中の(まだ公開してるよね?)「STAND BY ME ドラえもん」のこと。
私は見てませんよ、えー、見てません。
なぜか?
なぜって、それはもう~、間違いなく泣いちゃいますから。
しかもおそらく声まで出しちゃったりするのが目に見えているから、とてもじゃないけど映画館でなんて見られるわけはない。
恥ずかしいったらありゃしない。

ネットのレビューなんか見てみると、今までのストーリーの印象的でいい所を寄せ集めたようなものだとか、3Dがリアルすぎるとかいった批判的な意見もあるみたいだけど、それでも断言します、号泣する自信があります(確信)。

何ですかねぇ、ここ数年涙もろくなって、あまりにもささいなことで泣けてくるから本当に困っている次第で。
もちろんお涙ちょうだいのドラマを見れば、制作者の意図どおりに泣けてくる(ちょろい)。
いや、ドラマだけではなく報道番組ですら泣けてくる。
それだけではない。
テレビでちょっとわけありの子どもがニッコリ笑っているだけで泣けてくる。
あまりにもいい子すぎるもんだから、盲導犬の顔を見るだけで泣けてくる。

音楽にも敏感。
個人的に思い出深い曲なんか流れてきたらすぐにうるうる。
挙句の果てには某アイドルの曲(けっこういい歌詞だったりする)でさえ、うるうる。
やばい。
さすがに緩すぎるのでは?
いやしかし、それはまぁ感受性が豊かだってことでいいですかね?

「先生、ちょっといいですか?」
「何?」
「きもいと思います」
「…………」

最近の生徒は容赦ない、ということは分かった(泣)←。