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2009年5月 6日 (水)

5.6

高校選手権

共立女子第二高校 VS 十文字 @ヴェルディグラウンド(ジュニオール)

15-0 完敗

朝から雨が降り続き、試合開始前にはなぜか強くなるという最悪のコンディションの中、試合を迎える。相手は強豪の十文字。このコンディションは十文字にとっては厳しい。なぜなら相手は共立相手に得点を多く取りたいはず。しかし、このコンディションで共立はいかに失点をせずに、自分たちの攻撃ができるかが課題となる。

スターティングメンバーはいつもと同じ。

試合開始前のアップ。

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開始早々十文字の厚い攻撃が次々と襲いかかる。中央をふさげば、サイドからのオーバーラップ。あいたスペースへ次々とパスを繰り出す。共立は耐えられず、何度となくバックラインとオフェンスのラインの2ラインになることがしばしば。そのせいでこぼれ球も拾えず、攻めへの切り替えもできない。前半はひたすら守備に費やす。

迎えた7分。右サイドから中央へ来た球に対し、中央のマークが甘くなり先制される。

この試合は慣れない人工芝、雨、のためか開始早々からつかれが目立ち、一歩目が動けない選手が多く、みな足先だけディフェンスするという時間が続く。

このあとも猛攻は続く、10分、13分、21分、28分と決められ、前半は0-5で折り返す。

相手は右サイドからチャンスをよくつくり、こぼれ球などによく反応していた。

ハーフタイムはここ数試合とは完全に違う雰囲気。意気消沈とはこのことか。松本監督は「みんなが勝つ気があるのかないのかが重要だ。」と根本的な気持の確認。試合前にも「ここまできただけで満足するのか?」とこの試合に関しては気持ち的な指示を繰り返す。

正直、強豪相手に前半はポジションもなにもあったものではない。とにかく、強豪相手に勝とういう気持ちはまずは感じられず、ましてや必死が全くなかった。

そんな中、後半開始。開始とともにサブ組は全員アップ。

後半早々相手FKからヘディングで合わせられ、2分に失点。7分、9分と前半より早いペースで失点。

しかし、失点直後の9分に高2N.K.が中央から抜け出し、シュート。惜しくも左にはずれるが、前半にはなかったシュートまで持ち込めた。

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共立の攻めが少しでき始めたと思いきや、十文字の猛攻はそれを勝り13分、14分、15分、17分、19分と立て続けに失点。

後半途中から、高1のM.M.がけがの高3Y.S.と交代。そのあと、高1のY.Kと高2のN.K.が交代。

正直、体力不足が目立つ後半、選手は目の前にきたボールに対して、対応するのがやっととなる。

後半は体力差がはっきりと出る中で自分の力をしっかりと出す選手も少し見えました。

終了間際のコーナーも高1のM.M.がゴールに入るのはなんとか阻止。

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結果15-0で敗戦。

しかし、この敗戦で納得できた選手はいるだろうか。

今までの格上とはレベルがさらに上の中での試合だが、それでも疲れ切った選手がほとんどいなかったように思う。

自分たちよりスピードも技術も体力も上の相手に、自分たちは相手より動き、体をはり、気持で負けてはいけない。

しかし、今日の共立は残念ながらすべてにおいて負けていたようにベンチからは見えた。

しかし、これで終わりではない。週末の鹿島ハイツでの試合に向けて、もう一度気持ちを持ち直してほしい。今日も後輩が見に来ている中での試合。

特に高3は後輩に何を残してくれるのか期待しています。逆に後輩は先輩のために何ができるかもう一度気持ちを引き締めてほしい。

共立らしい、みんなのためにがんばるサッカーを鹿島で期待しています。

正直、今日の試合は残念な内容です。残り2試合、今日の分もしっかりとやってほしい。

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今日一番忙しかったのはGKのこの人かも。

みなさんお疲れ様でした。

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次回の試合は9日。更新予定は夕方になります。

選手のみなさん、決勝リーグの残り2試合をどう戦うかはみなさん次第です。

100パーセントの力を出した予選のような試合を期待しています。