リーグ戦第2節
リーグ戦第2節。この日はは手ごわいコーチのいる国際高校でした。
かなり、こちらとしては警戒していました。
が、実はこちらに強みが2つ!
松本監督がいること!
さらには昨年度のキャプテンが応援に来てくれていること!
ベンチがいるいないって大きな影響かと聞かれれば、実は大きな影響というのが、うちの学校の特徴です。
松本監督がいることで、松本監督に裏切られていはいけない!けど、安心できる存在である。
さらに、OGのキャプテンがいることで、自分たちを知っている先輩、しかもブログ顧問の性格を知り尽くしている先輩がいると、ブログ顧問がいつもより優しい!ということで、選手たちはのびのびやることができます。
実際、OGが来てからというもの、選手たちはどこか安心感を覚えているアップになり、試合前もほどよい緊張感でした。
実は私は前日に「松本監督がまた見に来たくなる試合、前キャプテンHMがみんなの成長を感じてまた来たいと思ってもらえる試合をしよう!」と言いました。
そのことが単に結果だけを意味していないことは選手自身もわかっていたので、自分たちの成長を見てもらえることが楽しみでもあったように思います。
また、前キャプテンのHMはコップ洗いを何度もしたり、雑用を率先してやっていて、さらには新入生にも積極的に声をかけてくれて、私が卒業生の成長を感じました。最初から最後まで感心させられました。
そんなことがあり、選手がいつも以上にリラックス&いい緊張感とやる気をもって試合に臨めました!
試合前OGの送り出しの言葉は「相手は強そうだけど、みんなは私にとって可愛いから頑張って!」と意味がわからない、手前味噌な負けを覚悟の送り出し方…。相手は確かにうまいし、強いし、工夫もしてくるけど、そんな送り出し方って…。
結果として3-0での勝利。
前半早い時間帯で、右サイドから高2のシュートを高1が詰めて先制!
さらには、右サイト中3が突破して折り返しを難しいバウンドとなったところ、得点を決めた高1が絶妙のトラップでシュートを放つも、ポストにあたりその跳ね返りを中2が押し込み、シュート。
2-0としました。
ですが、よくないのはこのあとでした。
だらだらと進み、3点目を上げるどころか、相手にチャンスを自らのミスも含めて与えることになりました。
ただ、今回はベンチに松本監督HMがいることから私も何を言わずに選手たちがどうするか見ていました。
なかなか、打開できないまま、前半終了。相手のミスもあり、失点は防げました。
後半への指示は勝負の仕方のアドバイスです。得点を取るためにどうするのか。
後半もすぐにいい形で崩しビックチャンス!しかし、キャプテン!それ外しますか?!
そして、後半の唯一の得点は高2のドリブルからミドルシュート!今まではあまりなかった形です。
この日、最後はばてたものの、高2のHIはOGの前で必死な姿勢を見せてくれました。
この日の戦い方がもし、毎試合できるのであれば、もっと成長するし、今の時点でもっと成長していたはずです。
あの必死さを誰かに見てもらっている、見てもらっていないにかかわらずできるかです。
ただ、それはどの選手にも同じことが言えますし、もっというとそこまで必死な姿勢もあったかというと、他の選手には少なかったです。
さすが高2の中心選手!
そして、全員が揃ったので写真撮りました。
仮にOGのHMが合宿に来てくれてもこの写真は撮れません。なぜなら松本監督…、野外研究部に行くなんて…。仕方ないですが…。
そして、試合後のミーティング。OGの話を聞きます。
そして、質問はあるかと聞くと高1のキャプテンは「勉強と部活の両立はどうやっていましたか?」とMARCHのうち2つの合格をゲットした先輩に試合とは関係のない質問。
6年間担任をした私からすれば、できていません!学校の勉強は最低限!でも、その最低限をしっかりやることがMARCHクラスへの必要条件です。それをしていれば、部活を最後までやって、合宿に来ても合格できます。
私はそれをしてほしいので、このサッカー部は勉強、生活、部活すべてにおいて厳しい姿勢を求めています。
ちなみにOGの答えも一緒で、「両立はできていないかな。部活をやっているときは最低限の予習復習をやっていただけ!」と。でも、勘違いしないでください。それで、きちんと理解してテストができていることが条件です。
さらには、「塾には行ったほうがいいですか?」という質問。
「塾に行っていないからわからない!学校のことしっかりやって、最低限しかやっていないから。」とOG。
そうです。6年間担任していて感じたこと。MARCHクラスの大学は部活をやりながら、受かることが出来る時代です。塾も必要ありません。
ですが、そのためには学校の最低限の勉強という最低限をしっかりやることと、最低限のラインをしっかりと高く持てるようにしておくことです。
それを中学から意識しておけば、ちゃんとできるはずです。
それを証明してくれた先輩。サッカーだって、最初はびっくりするぐらい下手でしたが、ボランチとして試合のバランスをとってくれる選手にまで成長してくれました。
ぜひ、そんな先輩のいい部分を学び、さらなる成長を目指していきましょう!