朝からやる気を!
本日から試験です!
朝起きて、憲剛君のW杯落選後のテレビを見て、気持ちを入れてきました。
朝からやる気をもらいました。
2年連続特進クラスの担任をしていると、最終的な結果を求められますが、それ以上に長い年月をかけてできあがるもの、そしてそのことがすべて結果に結びつかなくとも次なる挑戦が続くこと、そんなことを朝から思いながら、学校に来ました。
大学入試という結果だけを見ると、受かった落ちたですが、それに伴って自分の周りを見渡してほしいなぁと思います。3年間、6年間通して自分が何を得られたのか。そのことが一番大切だと感じています。
今日からのテストもその結果ではなく、自分がどういう取り組みをして、どういうことが出来たのか、できなかったのか、そういうことを振り返ってほしいと感じています。
私自身、本当に日々精一杯という感じがします。
でも、その中で生徒のちょっとした一言、動き、そういうことでやる気をたくさんもらえています。
先日、昼休みサッカー部の一人がオープンスペースでひっそりと勉強していました。
色々考えました。
昼休みも返上して頑張っているのかなぁ、集中して一人でやるためにここでやっているのかなぁ、何か一人になりたい気分なのかなぁ。私も中学や高校時代の時になぜか一人になりたいという気分のときがありました!
中学校や高校時代、定期考査、部活動、行事、友達、様々なことで不安や不満、また自分自身へのいらだちもあります。
ですが、受験生を2年連続で見ていて思うことは、そういういらだちときちんと向き合った生徒ほど、しっかりと受験に取り組めているように感じます。逆に、それを他のことで逸らしてしまった生徒は、受験の時になってそこと向き合わなければならないので、実力を発揮できません。
自分の力をしっかりと発揮するためには、やはり、日頃の生活が重要です。
携帯やスマホと向き合うのではなく、直接友達と、そして自分自身と向き合うことが大切です。出来なくても、わからなくても問題と向き合うことです。
今は表面的につながっているような時代に感じています。
便利なものは人の精神の鍛錬を失わせているように感じています。
だからこそ、サッカー部は今でも古くさいやり方でやっています。
いいか悪いか、3年、6年やってみて、よければ大切にしてほしいし、不要であれば新しいやり方を見つければいいし。
朝から憲剛君のテレビを見て、またグランドで選手が頑張る姿を見たい、また大会に出たいと思えました。新人戦、やはり負けたのが悔しいです。
テスト前でも「部活やって良いですか?」ではなく、「サッカーやりましょう!」と部活ではなく遊び感覚で言ってくる選手が出ないか毎回楽しみにしています!
いつになるやら…。
とりあえず、今日から試験頑張りましょう!