ミーティングにて~中1数学から東大英語まで~
昨日は高校1年生が再開。
ほぼ全員がそろっての練習でした。
練習ではゲームを中心にやり、最後は選手達に任せました。
長い時間ゲームで集中するのは難しいですが、その中で自分の持っている力を出しながら、周りと協力してやっていくことが非常に大切です。
その後ミーティングでは選手が集中し、考え、お互いが刺激試合ながら、力を出し切ってもらうことを考えてほしいと思いました。それを考えるため、また現状をしってもらうために、私が作成した中学1年生の定期考査を解いてもらいました。
数学が苦手でもさすがにグループワークで学年を超えてやると、色々と答えにたどり着くようで、楽しそうに解いていました。グループによって様々な解き方でした。各自で解くグループ、みんなで話し合う、色々なやり方がありました。
私の数学の問題の中にはたくさんの説明をさせる問題があります。それを考えて、自分の言葉でどのようにまとめるのか、表現するのか、また答えは一通りなのかを判断してもらいます。
そして、次に2017年の東大英語入試を持ってきて、考えてもらいました。
東大の英語と言っても、中学生でも理解できる問題がありますが、理解はできても答えられるかといったらそうではありません。
つまり、自分で考えて、判断して、表現する。これから必要とされる力ですが、まさにサッカーと同じなのです。
だから、学校の生活・授業ができない者にサッカーの練習では本気になれないということを伝え、さらにはグループワークのやり方を振り返り、自分たちのやり方をもっと工夫することで、より色々な可能性を広げていけるのでは?という話をしました。
うちの選手達は頑張ることはできます。ですが、頑張ることが結果につながるわけではありません。頑張り方を学ぶことも大切な学びです(私が一番やらねばならないのかもしれません)。
それぞれが持っているものを共有し、融合し、さらには化学反応を起こして、よりよい形として発揮されることを願います。
そのためにも、週末までには定期考査の復習、そしてその復習のやり方もこだわっていってほしいものです。
もちろん、サッカーの方も当然です。
そして、現役の選手達はOG会に向けて、準備スタートしております。
色々とがんばっていきましょう。