いよいよ最終節に向けて
昨日も面談期間中につき、長めの練習ができました。
後半は私も顔を出し、細かな動きを説明しました。
ボールを受ける際、フリーになる動きがどういう位置なのか、選手たちは理解できずにいます。
試合の中で、なぜ相手のプレスを受けてしまうのか、それは事前の準備にあると説明しました。
フリーになるということは、ボールを出してもらう時点ではなく、受ける時点でフリーになることが重要です。
もちろん、マーク背負いながら受けるという判断でもいいのですが、そうではなく、うちの選手たちは自分がフリーになっている、もしくは味方がフリーだという認識で出しているのですか、よくマーク、もしくはプレスを受けます。
その理由となるヒントを少し伝えました。
どの位置でもらえばフリーになれるのか、いろいろな動きを試していく中で、感覚をつかんでもらう必要があります。
もちろん、その動き+コントロールということですが、動きの次はコントロールの技術もまだまだです。
ですが、明日の練習でもそこを追及できるように頑張ってほしいところです。今までできていたことも、現在は自信を失い、できなくなっていることがあります。
様々なトレーニングを通して、試合につながってくるので、いろいろなトレーニング方法を私も考えていきたいですね。
私自身も最近は審判用の走りをトレーニングしていますが、昨年より走れていません。衰えるのは早いなぁと実感しています。選手も現状維持ではなく、成長し続けるつもりで頑張ってほしいところです。
そして、やっと気持ちが落ち着いて来たので、先週土曜日のフロンターレの試合を見始めました。
セレッソの選手がいうように、フロンターレにボールを持たせてたわけではなく、もたれていた、その印象はすごく強いです。
ただ、フロンターレの選手はぎりぎりのところで勝負しているので、個の技術もフィジカルもかなり工夫して戦っています。だからこそ、1:1の局面で簡単には負けていませんでした。だからこそ、日ごろの練習の中での細かい技術とその中で起こるフィジカル勝負から強くなれるのではないかと思いました。まだ、前半途中までしか見ていませんが。それでも、セレッソの戦い方も割り切れている中で、チームの良さが出て、カウンターでゴール前へ行く場面など圧倒されます。
いずれの戦いも面白いですね。どんな試合になるか楽しみでしたが、見るとやっぱり面白い試合です。
レベルは違えど、気持ちのこもった戦いを見るのは、ドキドキわくわくしますね。
そして、プロの選手でさえ、決めなくては!となると、ゴール前でプレーが固くなったりするので、うちの選手はもっと緊張するのかもしれません。
最終節、勝ち負けではなく、気持ちのこもった戦いができるか。そこが一番だと思っています。
気持ちが入れば、チームはまた一つになることができるでしょう。
高校3年生にとっては最後の試合にもなります。高校3年生は出場させるかどうかは、今後の練習や練習試合を見てだと思います。
もう一度戦える準備を選手とともにしていきます。