リーグ戦を終えて~入れ替え戦に向けて~
昨年末はリーグ戦についての報告ができなかったので、リーグをまとめておきます。
昨年は人数が完全に少ない中でのリーグ戦となりました。
当初9人のところ、けがや病気などがあり、年末は7人での戦いが続きました。
その中で、ラスト3試合は3得点挙げられたのはよかったですね。
リーグ戦をとおして、サッカーの面白さはなかなか感じられず、どうやったら守れるかというところが先に考えとして出てしまいました。
どう攻撃するか、そのためにはどうボールを奪うかに行きつかなかったのは、私の責任です。
しかしながら、人数が少ないから外にけりだすというプレーは少なく、むしろ後方からでもしっかりとつなぐイメージを持っていました。もちろん流れを切るべき時は切って、通常の守備がしやすいようにした場面は少しはありました。
過去も含めて極端に人数が少ない時の戦い方を伝えてきましたが、いかに局面で2:1に持っていくかということです。特に、バイタルに相手を近づけない、入れないという順序で守備は意識をさせて、その中でも高い位置で奪いに行く場面と、サイドにおいやる場面とでメリハリをつけるということ。
そういう戦い方はしっかりとリーグ後半になるにつれて連動してできました。
あるチームに対しては完全に真ん中から崩されて、守りようがない試合がありました。この試合は完全にやられました。
しかし、その試合以外は失点などはミドルシュートなどが多く、崩され切っていなかったので、そこは成長した部分でした。
リーグ戦ではいかにサッカーの質をあげていくかが重要だと私は考えているので、得点差よりも戦い方がどうであるかは気にしました。
当然、選手たちは負けが続いてつらかったでしょうが、その中でも7人で戦って得点を取ることができたのは、おおきかったと思います。
また、守備での奪い方がよくなると、当然つなげ方もよくなります。距離感や視野など全く違うので、ボールを奪ってから何ができるかという選択肢もリーグ戦の後半ではよくなりました。
結局のところ負けてはいるので、弱いという結論になるのでしょうが、サッカーを求めていくということに関しては、7人で弱いチームでもできることを選手たちは私に伝えてくれたように感じています。
9人で1シーズン通して戦えたらもっと楽しい時間が多かったと思いますが、7人で戦う試合が多くなる中で、つらい場面を多く経験し、それを改善しようとしていくことができたこと、その中でもゴールを奪おうという姿勢を最終戦までもって取り組めたことはよかったです。
入れ替え戦では、この質をさらに高めていければいいなぁと思います。
もう1試合リーグ戦ができるという意味では、ありがたい限りですし、人数をそろえて戦いたいと思います。
現在は、選手に練習メニューを考えさせています。
考えるといっても、一人ではなく全員でローテーションするようにしてもらいます。
ただ、まだ高2が決めることがメインのようですが、リーグ後半のような戦いができるのであれば、選手たち自身が課題や目標を感じているでしょうから、それを生かして、自分たちでさらなる向上をはかってもらえればと考えています。
入れ替え戦まで1か月ありませんが、頑張りましょう!
けがの選手たちは焦らずに、できることをやっていきましょう!