秋の味覚といえば、やっぱりドングリ。
共立ならではの味ではないでしょうか。
ドングリにもいろいろな種類がありますが、あくがほとんどないマテバシイが最も美味しいドングリです。
マテバシイのドングリは生でも食べられるため、昔の人々にとっては貴重な食べ物だったのではないでしょうか。
そのような古代の生活も考えながら、7号館裏のビオトープ付近のドングリを採ってきました。
最初は恐々食べていた生徒も、一口食べたらその美味しさにやめられなくなってしまいました。
まだ温かいドングリは、そのままでも塩をつけても美味しく食べられました。
一方で、生のドングリの皮をむいてドングリコーヒーを作りました。
香ばしいにおいがしてきたらティーバッグに入れてお湯を注げば、コーヒーにして飲めます。
今日はドングリで楽しんだ部活動になりました。
前日までリハーサルを繰り返し、当日を迎えた白亜祭。
1日目は天気も悪く来校者も少なめでしたが、2日目にたくさんの来校者がありました。
今回の白亜祭は、全体を通して満足できる結果になったのではないかと思います。
コケ玉の整理券は配布時間とともにすぐ無くなってしまうほどでした。
本来ならば多くの方に作っていただきたいのですが、コケと苗木が採れる量にも限界があり、できなかった方には申し訳ありませんでした。
ポプリ作りは2日間で400個程作っていただいたようです。
手軽に作れる人気の企画です。
生徒が試したところ、葉脈も藍染めできれいに染まるようです。
それを考えた生徒の発想力に驚きました。
きれいに染まったハンカチに喜びの声もありました。
このほかにも各自の研究や校内で観察される植物の写真も展示、校内巡りツアーなども行いました。
夏休み後半から文化祭(白亜祭)の準備に取り掛かっています。
今年も、中庭のバラを使ったポプリ作り、ヒイラギモクセイを使った葉脈のしおり作り、自由に絵などを描ける藍染めのハンカチ作り、学校内の植物を使ったコケ玉作りなど楽しめる企画がいっぱいです。
コケ玉作りは、毎年希望者でいっぱいになり、開始と同時に整理券がなくなってしまうほどです。
コケと苗木を集めることから始めていきます。
藍染めは、ボンドやビー玉を使って柄を作っていきますが、染め上げるまでどのように染まるかわかりません。
それが藍染めの面白いところです。
ポプリは、中庭のバラの花びらを乾燥させるところから始めています。
いろいろな香料を使ってにおいをつけていきます。
葉脈のしおり作りは、歯ブラシを使って葉脈だけにして、色を塗っていきます。
個性豊かな自分だけのしおりが作れます。
少し報告が遅くなりましたが、7月27日から4泊で、毎年お世話になっている群馬県片品村で合宿を行いました。
台風12号の影響があり、2日目に予定していたアヤメ平には行くことができませんでしたが、東京ではできない多くの体験をすることができ、充実した5日間を過ごすことができました。
1日目は、宿の近くを散歩しました。
片品村にも特定外来生物がたくさん侵入していて、環境を守る必要性を実感しました。
2日目は、鳩待峠が雨だったため、近くのミズバショウ群生地に行きました。
ミズバショウの花は時期を過ぎていますが、他の植物を観察することができました。
3日目は、宿近くの川原にてカレー作りの予定でしたが、台風の影響で川が増水していて危険なため、宿の裏庭で行いました。
飯ごうで炊いたご飯のおいしさに満足の一言です。
カレーを食べた後は、ブルーベリー狩りをしました。
時間無制限の食べ放題とのことで、さらにおなかいっぱいになりました。
ブルーベリー畑からの帰り道で、入れそうな川を発見。
迷わず川に入って遊びました。
これから宿に帰ることも忘れて水の掛け合いです。
全身ずぶぬれになってしまいました。
4日目は、鳩待峠から尾瀬ヶ原に入りました。
尾瀬ヶ原の手前では、シカによるミズバショウの食害を見つけました。
シカを保護することで起きた環境破壊のひとつです。
自然を保護することの難しさを実感しました。
尾瀬ヶ原では、多くの花に出会い、大自然を満喫しました。
夜は花火をしました。
5日目は、丸沼高原を歩きました。
尾瀬ヶ原とはまた違った植物相を体験しました。