毎年、1年生を中心に藍染Tシャツを作っています。
このTシャツは、文化祭や体育大会などの学校行事で使います。
自由に絵を描いたり、ビー玉を使ったりと個性豊かに作っていきます。
絵を描く場合はボンドを使います。
半分くらい乾いたら染め頃となります。
藍の中にTシャツを入れていきます。
つけた後に空気に触れさせることによって色が定着していきます。
それを何回繰り返すかで色の具合も変化していきます。
染めた後は水で洗います。
藍染Tシャツの出来上がりです。
どのように染まるのかは、仕上げてみないとわかりません。
そこが藍染の面白いところであり、魅力でもあります。
何枚もできました。
あとは乾かすだけです。
昨年の春合宿で採集したテングサが、1年経って熟してきました。
そこで、そのテングサを使ってところてんを作ってみました。
テングサをまず洗います。
ところてん作りを初めて見る生徒もいて、これから何が作られるのか興味津々としていました。
30分ほど煮込んでいくと、トロトロ感が出てきます。
テングサをこして煮汁だけにします。
一晩冷蔵庫で冷やして固めて出来上がりです。
ナイフで切って、ところてん突きに入れます。
ところてん突きを使ったことがある生徒も少ないようで、突き出されたところてんを見て歓声を上げていました。
酢じょうゆよりも、きな粉と黒みつで食べるのが人気でした。
中にはところてん突きを使わずに、そのままのかたまりにかじりつく生徒もいました。
いつものことながら、食べることには真剣になります。
野外研究部の春の最大行事である野草を食べる会を行いました。
この行事は、学校内に生えている野草を集めて、いろいろな料理にしてみんなで食べるものです。
今回のメニューは、てんぷら、ぎょうざ、煮物、みそ汁、桜もちでした。
煮物には、竹林から採ってきたタケノコ、フキなどを入れました。
だしがよく出ていて、とても良い味となりました。
野草は基本的にてんぷらにすればほとんどがおいしく食べられます。
今回は、ユキノシタ、タラノメ、ノゲシ、タンポポ、ハハコグサ、ヨモギ、ヤブガラシなど、数多くの種類をてんぷらにしました。
ぎょうざには、ノビルを入れました。独特の味はぎょうざにはぴったりです。
当日は多くの先生方や、入部希望者、OGの方々も参加してくれました。
みんな学校内の雑草の味に満足していました。