2019年4月22日 (月)

野草を食べる会を行いました

先週から採集してきた野草を料理しました。

野草を食べる会は毎年行っている野外研究部の行事の一つで、部員以外の生徒や先生も参加できます。

当日は多くの方々に参加いただきました。

Cimg6520 ひき肉にキャベツなどの野菜と採ってきたノビルを入れます。

Cimg6525 ノビル独特の味が、普通の餃子とは一味違ったものにしてくれます。

Cimg6530 野草のほとんどは天ぷらにすると食べられます。

シロツメクサ、ヤブガラシ、ノゲシ、タンポポ、タラノメ、ハハコグサなど、どれも良い味でした。

Cimg6539 煮物とみそ汁にはフキとタケノコを入れました。

多めに作ったはずなのですが、食べつくしてしまいました。

2019年4月16日 (火)

野草を食べる会の準備です

今週の土曜日(4月20日)に野草を食べる会を行います。

この会は主に学校内で採れた野草を天ぷらや煮物にしてみんなで食べる企画です。

学校内には食べられる野草がいっぱいあります。

野外研究部ならではの長年行っている恒例行事です。

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タンポポやノゲシ、ユキノシタなど何種類もの野草を採りました。

生徒たちは、当たり前に生えている雑草も食べられることに驚いていました。

Cimg6473ユキノシタの採集です。

ユキノシタは天ぷらにすると、とてもおいしく味わえます。

Cimg6476 雑木林ではノビル採りです。

毒草と間違えないように慎重に採りました。

Cimg6483 たくさんの野草を採ることができました。

葉っぱ一枚一枚見分けながら種類に分けていきました。

Cimg6485 ノビルを洗い、食べられるところだけを冷蔵庫で保存します。

餃子はノビルを入れると、とてもおいしくなります。

このほかにも、タケノコやフキ、アミガサタケなどを今後も採る予定です。


このブログを見た野外研究部の卒業生の皆さんへ

参加希望があれば顧問までご連絡ください。

2019年4月 4日 (木)

春の合宿に行ってきました

3月25日から28日の3泊4日で、伊豆下田にて合宿を行いました。

今年は卒業生も参加し、海の生き物の観察をはじめ、海でなければ経験できない貴重な体験を行ってきました。

満足度の高い4日間となりました。

Cimg6260 1日目、まずは磯の生き物たちの観察です。

Cimg6251 アメフラシやカニ、ウニなど潮だまりには多くの生き物たちがいました。

Cimg6273 夜はウニの発生実験です。

卵を受精させ、受精膜ができるところを観察しました。

この観察は次の日も続けて行い、発生していく姿を見ていきました。

Cimg6295 2日目は午前中に雨が降っていたので、急きょ予定を変更し、アジの開き体験をしました。

開きを作るのが初めてという生徒も多く、苦労していました。

Cimg6311 なんだかんだで、それなりに作ることができました。

最終日までに味付けと乾燥をしていただいて、お土産として持ち帰りました。

Cimg6330 天気も回復した午後は、爪木崎方面まで散策に行きました。

学校の周りでは観察できない植物を見ていきました。

Cimg6340 途中、水晶探しをしました。

Cimg6342 散策終了後は、釣りをしました。

メジナが何匹か釣れました。

Cimg6366 3日目の朝です。

イセエビ漁を見学しました。

Cimg6416 朝食後は、みんなが一番楽しみにしている海の幸の味噌汁作りです。

イセエビ漁で譲っていただいたイセエビや海藻などを入れて作ります。

Cimg6390 イセエビの網にかかった魚も数匹いただき、今回は例年になく贅沢な味噌汁になりました。

Cimg6420 1時間かけて煮込んだ味噌汁は、だしがよく出て最高の味になりました。

Cimg6425 宿で作っていただいたおにぎりに味噌汁とイセエビをつけた昼食です。

味噌汁を何杯もお代わりして、おなか一杯になり動けなくなった生徒もいました。

Cimg6428 まだ水遊びには寒いと思いますが、おいしいものを食べた後なのでやりたくなったのでしょう。

遊んだ後はさすがに寒いと言っていました。

Cimg6447 夕食には宿のご厚意で、キンメダイとメジナの生け作りが出ました。

夕食には普段食べたことがない料理もありました。

興味津々と食べている生徒もいました。

Cimg6461 4日目、学校に帰る途中でいちご狩りを楽しみました。

60個以上食べた生徒もいました。

2019年2月25日 (月)

コケテラリウムを作りました

春の気配が感じられる季節になってきました。

外に出ると太陽の光がいっぱいで、ほのかな暖かみを感じます。

そこで、今回はコケや石などを使って、自分でイメージをした鉢植えを作ってみました。

メインの花は顧問が育てたウチョウランです。

まだ球根の状態ですので、どのような花が咲くかわかりません。

花が咲いた状態をイメージして、自由にテラリウムを作ってみました。

Cimg4783 まずはコケの採集です。

よく見てみると、コケには多くの種類があることがわかりました。

Cimg4788 中庭にもコケがいっぱいありました。

Cimg4789 鉢を持っていき、その場でイメージして作りました。

Cimg4787 ちょっと入れすぎです。

Cimg4799 完成しました。

朽ち木や石を使って工夫しています。

Cimg4798 石の上にドングリの帽子をのせています。

可愛いとの声がありました。

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ノキシノブというシダ植物を植えてみました。

Cimg4795 シンプルなのもまた良いです。

ウチョウランが出てきたらまたイメージも変わってくるでしょう。

Cimg4792 なかなか凝ったものを作りました。

鉢からコケがはみ出しているところもよく考えました。

ウチョウランの花が咲くのは5月の下旬ごろです。

そのころになったらみんなで持ち寄り、品評会を行いましょう。

それまで家に持ち帰り大切に育ててください。

2019年2月16日 (土)

ひな祭りが近づきました

2月も中旬となり、3月3日が近づいてきました。

1階のエントランスには、7段飾りのひな人形が飾られています。

ということで、野外研究部では恒例の桜餅作りを行いました。

Cimg4764 今日の部活はいつも以上に楽しそうにやっていました。

Cimg4769 葉は、昨年の5月に中庭のオオシマザクラを塩づけしたものです。

Cimg4770 小麦粉と白玉粉、砂糖、食紅を水で混ぜたものをフライパンで焼きました。

Cimg4771 焼きあがったらあんこをのせて巻きました。

Cimg4776 出来上がりです。

出来上がるとすぐに誰かが食べてしまい、写真を撮るのが大変でした。

Cimg4780 どら焼き型にして、あんこと桜の葉をはさんだものも作ってみました。

Cimg4768 みんなおなか一杯になるまで食べました。

家に帰って家族にも作ってあげると言っていた生徒もいました。

今日は満足できる一日でした。

2019年1月21日 (月)

楽しみにしていた焼きイモです

雑木林の中には、枯れ枝や落ち葉がいっぱいあります。

それらを集めてきて焼きイモをしました。

サツマイモ、ジャガイモ、マシュマロなど、自分たちで焼きたいものを持ち寄って食べました。

Cimg4661 年が明けてからほとんど雨が降っていないため、枝も落ち葉も乾燥していたので火はすぐにつきました。

Cimg4655 イモを焼いている間、マシュマロやウインナー、サラミ、ミカンなどを焼きました。

Cimg4662 アルミ箔で包んで焼いたウインナーです。

とてもおいしかったです。

Cimg4668 焼きイモのほかに、焼きリンゴも作りました。

Cimg4671 焼きたてのサツマイモは熱々です。

ハフハフして食べる野外での味は最高でした。

2019年1月16日 (水)

またまた散歩

3学期が始まり寒さも増してきました。

それでも散歩は欠かせません。

季節を通じて自然を観察していくことは大切なことです。

学校の中は、冬の植物、朽木の中で越冬する昆虫、鳥のさえずりなど、見るもの聞くものがいっぱいです。

Cimg6195 夕日がさし込む前庭にて、太陽の通り道が北半球と南半球とでは違うとの話がありました。

Cimg6201カシなどの常緑樹の観察も行いました。

シラカシやアラカシなど、いろいろな種類がありました。

2018年12月15日 (土)

寒空の中のバーベキュー

北風が冷たく感じられる日、バーベキューを行いました。

たきぎになる木を集めて、買ってきた肉や野菜を青空の下で食べました。

近くでテニス部やゴルフ部が練習をし、保護者会で来校した車がたくさんある中、迷惑を考えずにけむりモクモクでした。

申し訳ありませんでした。

しかし、味はおいしかったです。

Cimg6134たきぎに火をつけることに苦労した生徒もいました。

火のつけ方も経験が大切です。

Cimg6156火の勢いの調節が難しかったです。

肉、ソーセージ、野菜だけでなく、焼きイモや焼きリンゴ、焼きミカンも作りました。

Cimg6194 最後はやはり焼きそばです。

出来上がると同時にすぐなくなりました。

みんな食欲旺盛でした。

2018年12月12日 (水)

冬至に向けて、ユズを採りました

12月22日は冬至です。

冬至には、風邪をひかないようにカボチャを食べてユズ湯に入ります。

でも、ユズ湯を知らない生徒もいますので、ユズ湯の意味も含めて学校で学んでもらえたらと思います。

古くから行われている日本の伝統も大切にしたいと思っています。

Cimg6103 ユズの実がつくのは隔年になることが多いため、今年はあまり実がつきませんでした。

寒さに耐えながら採りました。

Cimg6113 実が地面に落ちると割れてしまうため、下でビニール袋を広げて受け止めました。

反射神経が必要なテクニックです。

Cimg6116 今年は例年よりも少ないですが、それでもたくさん採れました。

生徒は2つずつは持ち帰ることができました。

2018年11月 9日 (金)

ホオ葉を拾ってきて、ホオ葉焼きをしました

雑木林を歩くと、ホオノキの葉がたくさん落ちています。

ホオ葉は殺菌力があり、食品保存に優れているといわれています。

また、葉も大きくていろいろなものを乗せることができるので、古くからお皿としても使われてきました。

そのような葉をただ雑木林の腐葉土にするだけではもったいないと、ホオ葉を使ってホオ葉味噌を作りました。

Cimg4629 大きなホオ葉です。

きれいに洗って乾燥させ、前日から水につけておきました。

Cimg4627 味噌にみりんと砂糖、すりごまを入れて味をつけ、ネギと牛肉を置いて焼きました。

生物室に焼けたホオ葉と甘味噌の良い香りが漂いました。

Cimg4634 味噌と牛肉のマッチした味に部員一同絶賛しました。

Cimg4638 肉がなくなった後も、味噌をこすり取って食べました。

Cimg4641 デザートには、前日に作っておいたフルーツ寒天と水ようかんを食べました。