今月の21日(土)に野草を食べる会を行います。
野草を食べる会は、主に学校で採れる野草を入部希望者とともに料理して食べるという毎年恒例の行事です。
メニューは、てんぷら、煮物、ぎょうざ、みそ汁、桜もちです。
今日は、てんぷらとぎょうざ用の野草を中心に採りました。
学校の外まで行って採集しました。
ノビルはぎょうざに入れる予定です。
独特の香りでぎょうざの味を引き立ててくれます。
ヨモギ団子を作ることもありますが、今回はてんぷらにする予定です。
これからの部活動でも続けて採集をします。
これも野外研究部の活動のひとつです。
3月26日から3泊で、伊豆下田にて合宿をしました。
気温が高く晴天の中、多くの生き物たちと触れ合ってきました。
いろいろな体験を通して、学ぶべきことがたくさんありました。
1日目は磯採集をしました。
アメフラシを捕まえて帰りました。
夕食後、捕まえたアメフラシを解剖しました。
2日目は近くの爪木崎までのハイキングコースを歩き、海に近い場所ならではの植物を観察しました。
途中、景色の良いところで一休み。
海風にあたり、心も体もきれいに洗濯した気持ちになりました。
水晶探しもしました。
溶岩でできた大きな岩も観察。
今年はたくさん打ち上げられていました。
アジは最終日にお土産として持ち帰ります。
メジナ、カサゴ、ベラ、フグ、イワシが釣れました。大きめのメジナは持ち帰り、あとは逃がしてやりました。
3日目は海で昼食作りをしました。
まずは、前日に釣り上げたメジナを焼きました。
鍋作りでは、漁協で譲っていただいたイセエビや磯で採ったイワノリなどいろいろなものを入れました。
多くの貝や海そう、イセエビが入った鍋は、とても良いダシが出ていて最高でした。
宿で作っていただいたお弁当と自分たちで作った鍋の昼食は最高の味でした。
今年も100個ほど食べた生徒がいました。
4日間を通して、なかなか経験できない貴重な体験をして、充実した時間を過ごしました。
2月も後半となり、ひな祭りも近づいてきました。
そこで、恒例の桜もちづくりをしました。
桜の葉は、4月に中庭のオオシマザクラを塩漬けにしておいたものを使います。
程よい塩加減と、お酢の風味をつけた葉は、甘いあんこの味を引き立ててくれました。
このような企画は女子校なので、てきぱきとよく動きます。
白玉粉と小麦粉にお砂糖と食紅を入れて生地を作ります。
これだけを見ると、家庭科の授業みたいですね。
生地をフライパンで焼いていきます。
厚く焼いたり、丸くしたりと個性豊かに焼いてみました。
あんこの量もお好み次第。
葉だけで食べてもおいしく漬かっていました。
桜の葉を巻いて出来上がりです。
生地を丸めてあんこを巻いたり、半分に折ってその中にあんこを入れたりと、巻き方にも個性が出ました。
毎日の寒さが続くこの時季には、焼き芋が恋しくなります。
そこで、毎年恒例の焼き芋を行いました。
落ち葉や枯れ枝は、学校内のどこにでもあるので集めることは簡単です。
まきに火をつけるところから消すところまでの作業は、最近はやる機会が少なくなりました。
よって、貴重な経験にもなった、おいしい焼き芋の時間だったのではないでしょうか。
火起こしは、まだ経験のない部員からやってみました。
初めは失敗しましたが、何回か挑戦してつきました。
たき火の中には、サツマイモ、サトイモ、ジャガイモ、リンゴなどを入れ、マシュマロやパン、もちなどは周りの火をうまく使いながら焼きました。
みかんをそのまま火の中に入れた部員も。
また、たき火の中にはバナナも入っていました。
味はどうだったのでしょうか。
焼いている時間も楽しいですが、やはり食べている時が最高です。
寒くなるとやりたくなるのは、やはり鍋です。
ということで、今年も鍋をやりました。
雑木林に落ちている枯れ枝や落ち葉を採ってきて、ブロックでかまどを作って行いました。
鍋にはいろいろな具材を入れたので、とても良いだしが出て、食欲も増しました。
良い空気を吸いながら食べる鍋は最高でした。
まきに火をつけることはお手の物。
最近の女子校生としてはめずらしい? かもしれませんね。
できるまで待つ時間も良いものです。
鍋のぐつぐつをじっくりと眺めてしまいます。
しょうゆ、みその2種類の味付けです。
寒さの中ならではの味わいです。
この日は、保護者会も行われていました。
終了後に来ていただいた保護者の方にも味わってもらいました。