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2011年1月26日 (水)

勝ったどぉ!

突然「勝ったどぉ」などと言われ面食らった方々もあろうが、当然サッカーの話である。
以前記した通り、サッカー、好きです。
よって昨日(から今日にかけて)の日本vs韓国のアジアカップ準決勝は楽しませていただきました。
まぁ、サッカーに興味のない人にはよく分からんと思いますが。
すいませんが、たまには愚痴だけではなく、好きなこと書かせてくれぇ!

今回のザッケローニジャパンに関しては、実はさらに熱が入る要素がある。
全く個人的な話で恐縮ですが。

日韓ワールドカップの真っ最中、今の日産スタジアムに観戦に行こうと気合を入れて家を出たところ、対面のクリーニング屋のおっちゃんが「おー、横浜行くんかい!」と声をかけてきた。
聞けばこのおっちゃん、息子がかなりサッカーやっていたそうで、今はイタリアでサッカー選手の通訳をやっているという。
ということで話もはずんだのであるが、そのお兄ちゃんがデルピエロの通訳などで日本に帰ってきているとのこと。
で、その後その「お兄ちゃん」から我が息子はイタリアのナショナルユニフォームをいただいたりしたのだ(ありがたや)。
今は引っ越してしまったので、久しく会っていないのだけれど。

さて、今年ザッケローニ監督が来日した際、代表選手との顔合わせの時の通訳があまりひどいので話題にもなった。
で、急きょ新しい通訳を探すことになり、トリノで大黒選手の通訳をしていた日本人男性が選ばれた。
と、ここまで書けばお分かりかと思うが、このザッケローニ監督専属通訳があのお兄ちゃんである。
テレビでザッケローニ監督の横にいつも顔を見せる、ちょっと可愛いお兄ちゃんを覚えている方々も多いのではないか?

最初見た時は本当に驚いた。
「あぁあぁー、おい息子よ、あのお兄ちゃんだぞ、ユニフォームくれたお兄ちゃんだぞ!!」
「ふーん」
「ふーん、って、覚えてるだろ!」
「……覚えとらん」

がっっっかり。
お前なぁ、鶴だって恩返しするんだぞ、人の恩を忘れてどうする!
とは言え、3歳のころの話だし、まぁ仕方ないけど。

というわけで、個人的にはザッケローニジャパンの一員として、通訳のお兄ちゃんにもがんばってほしいのである。
たしか彼は14歳からイタリアのサッカー界に身を置いてきたんじゃないかな。
すごいなぁ……。
14歳って、中学2年生~3年生くらいだ。
うーん、うちの生徒を見ていると……なんかなぁ。

今日の昼休みのひとコマ。
「ほら図書委員、本片付けてこい。」
「えぇー」
「場所分かるだろ?」
「分かるけど面倒くさぁー」
「……。」

同じ14歳である。
(結局愚痴になってしまったような……)

2011年1月20日 (木)

まだ落ち着きませんけど。

「先生、タイトル手抜きしてますよね」
ぎく。
「適当に図書館の前に4文字の言葉くっつけてるだけでしょ」
ぎく。

不思議だ。
どうしてばれたんだろう?
……まぁ生徒でも誰でも分かるだろうけど。
ということで今日からはちゃんとタイトルを考えることにしましょう。
でも、4文字の言葉考える方が実は面倒なんだけどね。

新図書館をオープンして一週間。
まだ落ち着きませんねぇ。
準備にもう一週間は欲しいなどと前回書いてしまいましたが、訂正します。
もう一カ月欲しいぞ。

図書館の整理だけやっていればもう完璧になっているかもしれないけど、とてもではないが集中できないからな。
広報の仕事関係でほとんど毎日お客さんが来校しているし。
まだ中高入試も終わっていないのに、広報の仕事はすでに来年度向けにスタートしてますです。
工事もまだ終わってない部分もあるし。
ネットワークの方は、今日エンジニアさんがずっと作業してくれて図書館内のワークグループを構築できたようだけど。
もっともまだ試してないので、ちょいと不安はあるが……。

まぁそれはともかく、とにかく広くて明るいのが落ち着かない最大の要因だな。
何しろ今までは、半地下の事務室で根を生やしていたから。
今度の事務室はガラス張り。
ブラインドはしていても、太陽は光を注ぎまくる。
あ、あかるい……。
生徒たちも心配してくれる。
「先生、ちょっと明るすぎませんか?」
「先生、溶けちゃうんじゃないですか?」
心配してくれてありがとう、って私はナメクジかい!
あ、ナメクジは塩か……。
まぁ雪だるまくらいなら可愛いもんだろう(と、いい方に考えよう)。

それにしても傍若無人のたわけ者が多いな。
まだ荷物も片付いていないので、あちこちにいろいろなグッズが置いてある。
もの珍しいのか、生徒たちは片っ端からいじりまくる。
巻いて梱包してあるものを抜き取ってそのままにする……。
分類して置いてある本を一緒くたにしてしまう……。
欲しいものがあると「くれくれ攻撃」してくる……。

まったく、こいつらどうしてやろうか……。
私が何をしたとしても、この事務室に居る限り、しっかり理由を語れるぞ。
「すべて太陽がまぶしかったからだ!」
(by ムルソー  ~ 何のことか分からん人はアルベール・カミュ『異邦人』を読みなさい!)

2011年1月13日 (木)

やっつけ図書館

すでに学校は一昨日に始まっているわけだけど、図書館はどうにも準備が間に合わずちょっと遅れて今日オープン。
とは言え、実はまだ準備は整っていない。

ネットワークは未だに構築されておらず。
展示台も「準備中」が目立ち。
暖房は機械が不安定でコントロールできず。
図書は移動したままで整理されておらず。

本当はあと一週間くらい準備期間が欲しいところだけれど、まぁそうも言っていられないからなぁ。
お得意の見切り発車。
やっつけ仕事ではありますが、追い追い完成させるということで。
利用者の皆さま、中途半端ですがご勘弁を。

ということで久しぶりに図書館もにぎやかな連中がやってきた。
いや、にぎやかというのは困るんですけどね。
「先生、新図書館オープンおめでとうございます!!」
おー、ちゃんとそういうお祝いの言葉をかけられるとは、えらいぞ中学生。
もっとも残念なお祝いの言葉もかけられる。
「先生、開通おめでとうでーす!」
……どこの道が開通したのだ、図書館の中に道は走っておらんぞ。
それを言うなら開館であろうな。
まぁ、今日のところは君の気持に免じて許そう。
しかし許されない生徒もいる。

「先生、髪型おかしいー(笑)」
ははは……、ふざけんな、高校生! 
ヒトの髪型のこと言う前に図書館の感想でも述べよ!
先日散髪して確かに自分でもちょっと気にしてるわけだが、君に言われたかない!
キミ、10点減点!
(何から減点するか、分からんけど)

ところで冬休み中は引っ越しのため全く図書館は開いていなかったので、本好きの生徒が早速どっとやってきた。
カウンターの準備だけは完璧にしたつもりだったが、貸出対応を始めてみてからすぐに気付いた。
「貸出」「返却」などの指示に対応したバーコードを印刷したシートを出していなかった!
これがあると、バーコードリーダーを持ったまま作業を進められるので実に効率が良いのだが、それが出ていない!
まごまごしている間にお客が溜まる。
図書委員に対応を任せ、バーコードのシートを探す。
が、どこにあるか分からん!
未だに開けてない段ボールがいくつもあるし、ほとんど宝探し状態。
やばい。

「せんせー、どうしていいか分からないんですけどー」
「マウスで手続きしてくれぇ」
「マウスないですよ」
「あー、ノートパソコンかぁ、ぱ、パッドでやってくれー」
「えー」
「きゃぁー」

パッドは慣れないと使いづらいからなぁ。
というわけで、カウンターはパニックである。
とりあえず偶然見つけたマウスをつなげて急ぎ自分で貸出処理。
ヒトが必死で仕事している後ろで図書委員のヤツラは好き勝手なことしてるし。
うーん、しょっぱなから先行き思いやられるな。
とりあえず早く落ち着きたい……。

2011年1月 6日 (木)

あけおめ図書館

えー、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

年始早々、まだ冬休みではありますが、当然のことながら引越し作業は続いております。
今日も朝からずっと立ち会ってきました。
しかし、かなり作業も進んでおり、閲覧室・開架部分は一応それらしくなってきたぞぉ。

20110106a 

一番奥の学習閲覧室の様子。
すでに机や椅子も入って、いい感じになっておる。

20110106b 

こちらは中ほどの文芸図書コーナー。
低い書架を並べて探しやすくなっております。

ブラウジングコーナーやホールはまだ整理ついていないので、おあずけ。
まぁ実際に机や書架を置いてみると、予想とはだいぶ違ったりするもの。
できるだけのことはやって(あがいて)、新学期を迎えたいもんです。

今日のところはここまで。
とりあえず、新年のご挨拶まで。