共立二中高の自然がいっぱい2 (169)
2021年2月9日
立春も過ぎ、これから春に向かって一歩一歩進んでいく季節になりました。
気づけば、日暮れ時間もだんだんと延びてきています。
学校ではこれから年度末に向けて、卒業式や新入生を迎えるための準備をしていきます。
春はいろいろな花に出会える季節ですが、学校では出会いと別れの季節となります。
フキノトウ
春一番に芽を出すフキノトウです。
天ぷらにして食べるには今の時期が良いのですが、もう少し経って花が咲きだすと華やかになり、目を楽しませてくれるようにます。
ノボロギク
春から冬にかけてほぼ一年中花を咲かせています。
寒さのため、まだまだ背丈が低いですが、しっかりとした花を咲かせています。
ホトケノザ
こちらも春一番に花を咲かせる植物です。
葉の形が仏様の座布団のようになっていることからこのような名前になったようです。
タネツケバナ
春、まだ田植えをする前の田んぼ一面を、白一色にしてしまうように花を咲かせます。
寒さのため小さく、見落としてしまいそうですが、よく見るとあちらこちらで花を咲かせています。
ニワトコの芽
漢字では「接骨木」と書きます。
枝を煎じるとあめ状になり、骨折時の湿布として用いたこともあったことからこのような漢字で書かれるようです。
この木は、ハリーポッタのダンブルドア先生が持っていた魔法の杖で有名になりました。
写真のような芽は、天ぷらにするとおいしいのですが、食べ過ぎるとおなかを壊すようです。
サンキライ
サルトリイバラの実がまだついていました。
花屋さんでは「サンキライ」としてクリスマスシーズンに売っています。
写真では、カイヅカイブキの木の中から顔を出しているので、新種の植物の実のように見えますね。