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2025年7月 8日 (火)

共立二中高の自然がいっぱい2 (248)

2025年7月8日

6月は梅雨らしい天気がほとんどなく7月を迎えてしまいました。

生き物にとって梅雨はとても大切な季節なので、今年の夏以降の生き物たちにどのように影響してしまうか心配です。

学校の生き物たちは夏真っ盛りです。

生徒にとっては嫌な虫たちも元気いっぱいに活動を始めています。

 

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ヒメフウロ

校舎の隅で小さなそしてかわいらしい花を咲かせていました。

道端でもよく見かける花ですが、じっくりと観察してみてください。

とても魅力ある花であることに気づくと思います。

 

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オオアメンボ

ビオトープに普通のアメンボと一緒にいたので、その大きさの違いがよくわかると思います。

足を広げると10cm近くになる大きなアメンボです。

 

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オニグルミの実

学校のあちらこちらで半分に割れた実が落ちています。

これはカラスが上空から実を落として割って中身だけきれいに食べたものです。

 

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カラスアゲハ

中学生が中庭に緑色のきれいなチョウチョがいると職員室に呼びに来てくれたので、久しぶりに出会うことができました。

ここ数年、だんだんと数が減ってきているチョウチョです。

 

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セリ

春の七草でおなじみのセリの花が咲き始めました。

ビオトープの湿地はこれからセリの花で真っ白に埋め尽くされます。

 

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キタキチョウ

レモンバームの花で蜜を吸っていました。

せわしく動き回るチョウチョですが、写真に撮られたいのか、この時だけはじっとしていてくれました。

 

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レモンバーム

数年前に生徒が種を植えたものが毎年花を咲かせています。

葉はレモンのような良いにおいがするハーブのなかまです。

 

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マメコガネ

日本では畑の害虫のひとつとして知られているだけですが、アメリカでは「ジャパニーズビートル」とよばれ、作物を荒らす大害虫として駆除されているようです。

本来アメリカにはいなかった虫なので大繁殖してしまっているようです。

 

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ミヤマカミキリ

写真を見てぎょっとした人もいるのではないでしょうか。

カミキリムシの中でもかなり大きい種類です。

東京都では絶滅が心配されているカミキリムシです。