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2025年10月22日 (水)

共立二中高の自然がいっぱい2 (251)

2025年10月22日

天気が不安定な日々が続いていますが、日に日に秋は深まっています。

生徒をつれて散歩をすると、スカートやソックスに「ひっつき虫」がつくようになりました。

夏が暑かった分、秋の散歩は清々しくて気持ちの良く感じます。

 

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カキ

昨年は1個も実がならなかったのですが、今年は取り切れないほど実っています。

100個ほどを干し柿にして生徒に自由に食べさせていますが、カキの実は減ったようには思えません。

今年は何個実っているのでしょうか。

 

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ヌスビトハギ

ハギのような花が咲き、盗人が歩いた足跡のような形の実がなることからこのように呼ばれています。

今の時期のひっつき虫の代表です。

 

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クヌギのドングリ

今年クヌギのドングリはたくさん見られるのですが、その他のナラやシイのドングリは全くといってよいほど見られません。

毎日のように各地でクマの被害が報道されていますが、山の中には食べ物がかなり少ないのではないかと思います。

 

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ハナミズキの実

夏の暑い日差しの中では、葉が茶色くなり元気があまりありませんでした。

実も例年よりやや少ないように思われます。

最近の夏の暑さは人間だけでなく生き物たち全体に影響しているようです。

 

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ワルナスビ

ナスのような花が咲きますが、食べられる実はなりません。

それどころか毒を持っています。

触るととげがありとても痛く、一度生えると毎年どんどんと増えていきます。

わるいところばかりの植物です。

 

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キツネノマゴ

名前の由来はよくわからないようですが、近縁種にキツネノヒマゴという植物があるようです。

どちらも孫のようにかわいらしい花をつけてくれます。

 

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イチジクの実の汁を吸うアカタテハ

ゴルフ場近くではイチジクの実が熟し始めています。

そんなイチジクの実に多くの虫たちが汁を吸いに来ています。

その中にアカタテハがいました。

このチョウ以外の虫たちは、写真で紹介しないほうが良いですよね。

 

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バラ

中庭では、秋のバラが咲き始めました。

赤やオレンジ、白など様々な色で中庭を染めています。

 

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チカラシバ

力を込めないと抜くことができないといわれている植物です。

根は地中で広がっていてしっかりとからだを支えています。