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2020年5月

2020年5月26日 (火)

今後はどうなるのか?

緊急事態宣言が解除されました。

しかしながら、まだまだ通常の生活とは程遠いです。

クラブ活動も同じでしょう。

学校再開に向けての準備を始めていますが、クラブ再開がきちんとできるまで、個人の努力の姿勢が問われます。

恥ずかしながら、私も4月末までは動く意識を持っていましたが、様々な大会の中止の決定を受けて、モチベーションが下がったのは事実で、5月の運動量は少なくなりました。

最近では携帯電話で表示される万歩計の一言のコメントが「ここ最近運動量が減っています」と。

つまり、減り続けているわけです。

学校再開に向けて、私ももう一度気持ちをあげられるように、まずはできることから。

各自、頑張ってまたグランドで会いましょう!

もしかしたら最初は暑さ対策も含めて、グランド整備からになるかもしれませんね。

ゲームとグランド整備!

それができるだけでも最高です!

有難い。

有ることが難しい。

当たり前にできていた時には気づかないことですが。

頑張りましょう!

2020年5月12日 (火)

授業配信

本校では今週より、授業配信を本格的に行っています。

私も数学の授業解説を配信する予定です。

リアルタイムではありませんが、問題の解説を今後進めていく予定です。

各学年で映像や課題への取り組みがより具体的に、質も上がってくるため、これまで以上の時間管理、生活管理をして、トレーニングの時間も確保していかなければなりません。

私も映像をどのようにしていくか考えましたが、やはり授業の雰囲気をということで、動画を撮影してアップしていくことにしました。

動画を撮影して感じたこと、「授業は生き物」ということです。

やはり、生徒とのやり取りの中で様々な考え、答えが見えてきます。

私の一方通行の動画はなかなかいいものになりません。

工夫が必要ですね。

選手に言っているように、私自身が考えていかなければなりません。

しっかりと工夫した配信となるように頑張らないといけません。

競技規則を読みこむ時間がまだ取れそうにありません。

競技規則改正の情報に鈍感になりそうです。

様々なことに、自主的に、工夫をして、取り組むということは簡単なことではありませんね。

しっかりと取り組んでいけるようにしたいものです。

こういう時だから、普段意識しないことを意識して、できることを増やしていきましょう。

2020年5月11日 (月)

この2,3か月

中学生や高校生にとっての2,3か月というのは、やはり重みが違いますよね?!

高校生は引退が早いと4月下旬、または5月上旬には引退をしてしまいます。

つまり、クラブ活動は実質2年間しかできません。

しかし、この共立では共立女子大学の併設校であるため、他大学を受験しがらも、高校3年生で最後の入れ替え戦まで行うことができます。つまり、2月まで公式戦に出場する生徒もいます。

一般受験をしながら、入れ替え戦というのはなかなかできるものではありませんが、引退をせずに高校の部活動を最後までやり、そして受験できる。失敗しても、共立女子大学に行きたい学部があれば、浪人せずに大学で引き続き、学ぶことができます。

たとえ、そのような状況の学校であっても、スタートの2か月が何もできないとなると、顧問の私も不安です。

特に、高校からサッカー部に入ってやってみようと考えている生徒にとっては、今は何をしていいのかわからないと思います。

そんな不安を払拭してあげたいのですが、今は何もできません。

少なくともすでにサッカー部で活動している在校生は新入部員が入った時のメニューをあれこれ考えているとは思います。

ですから、安心して入部してください!としか今は言えません。

私も練習メニューを考えたり、JFAの配信する映像でいろいろ勉強したりしています。

JFAの配信は競技規則、審判と絡めての映像もあり、個人的には楽しみです。

そして、皆さんご存じのリフティングチャレンジなども面白いですね。

I選手のリフティングでとあるときに、私も自分で考えてできたものがアップされていて、「やった!自分もできる!」と思った数時間後には、その応用がアップされてて…。

ぜひ気分転換に見て、チャレンジしてみてください!

話は戻りますが、やはり2,3か月、されど2,3か月。

この差をどうやって埋めるのか?そもそも差を生まないようにするには、個人個人の意識がどう高まるかなのでしょう。

在校生に関しては、これまでの指導が伝わっているか、そして、個人の頑張りが新入生に与える影響も大きいはずです。

私も競技規則、フィジカル、メンタル、しっかり鍛えて学校開始を待ちたいと思います。

2020年5月 4日 (月)

インターハイ中止は全国に出る人だけに関係することではない~部活動の意義~

インターハイ中止となりました。

仕方ないという中で、それを目指していた高校生にとっては、本当に辛い現実でしょう。

また、関わる方にとっても大変なことです。

共立のサッカー部はここ数年予選に出られるかどうかで春休みはいつも高校2,3年生と議論をし、出場、1点、勝利を目指し頑張っていました。

このように出場を目指すことをまずは目標としないといけないチームである現状でも選手たちはひたむきに頑張っていました。

昨年度もインターハイ予選の出場はかなわなかったものの、皇后杯予選で高校3年生の引退試合ができました。

そして、昨年の高校3年生は引退後しっかり切り替えて、それぞれの進路にチャレンジしました。

3名いた高校3年生はまさに三者三様の卒業となりました。そして、卒業生の思いから感じることは、インターハイのトップレベルに出場を目標とすることと、インターハイ予選に出場を目標とすること、目標は大きく違えど、子供たちの大きな成長ということに、代わりはありません。

もっというと、予選を出場を目標にしている選手達にとっては、技術は高くなくても、サッカーができる喜び、仲間がいることの幸せを日々実感することができます。

共立の選手は、ここ数年結果がでなくても、試合ができて当たり前、運営してもらって当たり前、審判をしてもらって当たり前、そういう部分はないことが、私にとっての誇りです。

もちろん、そのうえで結果を出さなければ何を言っても認められないかもしれませんが、子供たちの成長という部分では本当に違いはありません。

そう考えると、インターハイの中止は全国を目指す人にとってだけの問題ではないことと痛感しています。

予選で勝ち上がり、運営に携わった高校生は、自分たちの身近な人が全国で活躍することをうれしくも思うでしょうし、そういう関わりがあることで、自分の進路にも一生懸命になれます。

そういう意味では、インターハイの中止は、予選に参加するかしないかのレベルの共立にとっても、実は大きな意味があると感じています。

でも、この中止は仕方ないですし、中止になったからといって、子供たちの成長ができないわけではありません。

いつ、どんな状況で引退を迎えるかわかりません。

引退試合の1週間前にACLの損傷で引退試合に出場できなかった選手もいます。

でも、その時に何が残り、次にどう動きだせるか、それを考えるのも部活動の大切な意義だと感じます。

いま、時間は午前3時過ぎからこのブログを書き始めました。

たまたま某テレビ番組で、体操選手の高校時代を追いかけた番組がやっていました。

競技を通しての仲間との切磋琢磨、つながり、それぞれの進路。

本当に中学・高校の3年間は大きいなぁと感じました。

今、私たちはこのような状況で、学校に通えていません。

しかしながら、このような状況だからこそ、大切なのはオンライン授業ではなく、心がつながっているかどうかだと感じました。

それをどうやっていくのか、すでに共立サッカー部を経験している選手は実感してくれている部分があるとは思いますが、新しく入った生徒たちにもどうすれば伝わるのか。

この状況だからこそ、内面の成長こそ一番の財産と考えています。

動画配信で数学の問題が解けるようになることも大切ですが、この状況でも仲間と切磋琢磨している状況ができることが、本当の学校の、部活動の勝ちなのではないかと感じました。

部活動の再開が待ち遠しいですが、再開後に熱く、本気で、勝負していきたいと実感しました。

コロナの影響はまだまだ厳しいですが、今自分がやれることを本気で頑張りましょう。

老若男女問わず、みんな苦しいのは同じだと思います。

だから、志を忘れずに、頑張りましょう!