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2009年6月 3日 (水)

『マイ・ブルー・ヘブン』

20090603

「東京バンドワゴン」シリーズの4作目、というか番外編。
最近発刊されたばかりなのでこれを紹介するのだけれど、まずは本編である前3作を読んでほしいところ。
『東京バンドワゴン』『シー・ラブズ・ユー』『スタンド・バイ・ミー』です。
もちろん、すべて図書室にあり。

東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」を舞台に、ひと癖もふた癖もある面々が、一つ屋根の下泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎするホームドラマの決定版!
登場する大家族の人々は、それぞれ個性的で魅力的。
ちょっとライトミステリー的味付けもして、笑って泣いて楽しめます。
いやぁ「LOVEだねぇ~」

昔テレビで人気を博した「寺内貫太郎一家」を彷彿させるおもしろさ(中高生には分からんかなぁ)。
これもテレビドラマにしたらいいと思うのだけれど、何でどの局もやらないのだろう?
登場人物の配役を自分で選んでみるというのもおもしろいかも。
やっぱり「LOVEだねぇ~」

おっと、肝心のこの作品の話をしてなかった。
今回の『マイ・ブルー・ヘブン』は、東京バンドワゴンの当主、勘一とサチの出会いを描く、戦後間もない日本を舞台にしたハードボイルドっぽい(ちょっとだけね)ストーリー。
ここから読んでもおもしろいけど、やはり本編を読んでからの方が楽しめるでしょう。

「LOVEだねぇ~」っていうのが何かは、読んでみれば分かります!
いやぁ、やっぱり家族っていいもんですねぇ(泣)。