« どこに返した? | メイン | お土産ばんざい »

2009年10月 5日 (月)

今日もため息

中学2年生が修学旅行から帰ってきて、久しぶりに図書室にもやってきた。
少しは旅行疲れしろ! と言いたいぐらい相変わらず元気でうるさい。
いつもお世話になっている司書教諭に何かお土産はないのか、と訊くと、全員「ない」と即答する。
「『かもめの玉子』だって高いんだからね!」などと怒ったりする。

君たちは甘い!
社会勉強の一環として言っておくが、世間には、その何気ないお菓子一個であからさまに態度を軟化させる人間がたくさんいるのだ。
誰とは言わない。
誰とは言わないが、君たちの近くにもきっといる!
ちなみに「かもめの玉子」、私は好きだ。

まぁいい。
それより君、サッカー部で図書委員の中2の君。
君には図書委員として致命的な欠点がある。
声、でかすぎ。
なんでカウンターに座って喋る声が図書室中に響き渡っとるんだ。
ここをサッカーコートと間違えているんじゃないのか。
あんまりうるさいから中1の子が怖がってカウンターの前で怯えているじゃないか!
ブログに私のことを書いてくれと自分で言うから書いてやったぞ、だから頼む、図書室では黙ってくれ。

まぁ問題ある中学生は高校生のおねーさんが厳しくしつけてもらいたいものだ、と考えていたら高3がいいタイミングでぞろぞろ入ってきたぞ。
「先生、見て見て」というから何かと思ったら、おにぎりを包んであったアルミホイルを丸めて「勾玉(まがたま)」を作り、いくつかを繋げてネックレスにして首に巻いている。
いいでしょー、とか言って、周りの友だちから「卑弥呼さまー」などと言われていい気になっている。
……やっていることがほとんど中学生(と言うか小学生?)のレベルだ。
中学生の「しつけ」は……困難だな。

今日もため息の図書室であった。