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2010年3月10日 (水)

ぐちぐち図書室(リアル)

また雪である。
今年は雪の当たり年だとは思っていたが、それにしてもまだ降るのか。
犬は喜ぶかもしれんが、老体に鞭打つ司書教諭にとっては決してありがたいものではない。
今朝も少し雪かきをしてきたのだが、雨を含んだ雪はやたら重くてぎっくり腰になるかと思ったわい。
こういうのは、もうこれで最後にしていただきたいですな。

さて、定期考査も終わって現在は特別編成授業中。
受験勉強の高3の姿も今は見えず、図書室の時間は静かに過ぎております。
と思っていたら、ここ数日間、何だか分からんけど入れ替わり立ち替わり生徒がやってきて、ぐちぐち言いたいことを言っていく。
ブログがほとんど私の愚痴の場と化しているという話は先日したが、リアル図書室の方は生徒の愚痴の場となっているのではないか?

ある生徒はクラブを続けるかどうかで揺れ動いており、そのことで家で両親とケンカしたとかでぐちぐちである。
将来の進むべき道について悩み、ため息を繰り返しながらぐちぐちの生徒もいる。
しかしそれくらいならまだいい、こちらも一応そうかそうかと聞いてあげよう。
だが呆れるようなぐちぐちも続く。

「今回のテストがダメダメだったので、Wiiを母親に取り上げられちゃいました、ひどいと思いませんか、でも取り上げたくせに自分ではWii Fitやってるんですよ、ぐちぐちぐち……」
あきらめなさい、母親は強いのだ。

「先生、ほんと参っちゃうんですけどぉ、ウチの犬、下痢してるんですよー」
……だから私にどうしろと……。

君たち、暇に飽かして愚痴をこぼしに来ているのではあるまいね。
こちとら年度末で仕事が山積しているのだ、付きあってはおられんのだ。
早く帰って犬に正露丸でも飲ませなさい(正露丸は犬には強すぎるか?)。

リアルぐちぐち図書室にならないようにせねばいかんなー。