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2010年9月20日 (月)

訊かないでくれ……。

白亜祭終了しました。
お疲れ様でした。

現校舎で行う最後の白亜祭ということで、それなりに感慨深いものがある。
まぁ、そういうこともあってか、卒業生が大量に押し寄せてきていたな。
学校出たばかり、ほやほやの卒業生が多かったけれど、いったい何年ぶりなんだ、というような卒業生までいたなぁ。

ある卒業生は、ひとしきり話をしてから、突然何気なく訊いてくる。
「……とか何とか話しているけれど、私の名前覚えてるー?」
ギグッ。
「覚えてないんだよねー。さっきから思い出そうとはしているけど、頭の中でぐるぐるしてるでしょー」(笑う)
ギギググッッ。

おっしゃるとおりです。
名前が覚えられない、覚えても思い出せないという、自らの老化に関する一考察を先日もここに述べたのだけれども、ましてや10年前、20年前となるとこりゃ難儀ですわ。
もちろん、うまい具合に出てくる場合もあるのだけれど。
いかんなぁ、これではよほどいい加減な教師なんだと思われてしまうぞ(まぁ、思われても否定しづらいところが問題ではあるが)。

別の卒業生の時には、仕方ないのでとぼけてみる。
「先生、名前分かってるー?」
「あったりまえだのくらっかぁー(汗)」
「……、せんせ、つるつるすべってますよ」
「いやいや、これって誰のギャグか知ってるか? 藤田まことだぞ、中村主水だぞ、なんで『主水』を『もんど』って読むかっていうと、これは『古事記伝』に載っていてな……」
あまりにも強引な話の逸らしに、魂胆バレバレである。
「じゃ、仕事あるから、またねー」

逃げる。

それにしても驚いたのは、なんかどこから知りえたのか分からんが、けっこう多くの卒業生が「まったり図書室」を読んでいたこと。
「ちゃんと更新してってくださーい!」
などと言われて複雑な気分じゃ。

だいたいこのブログはもともとは「お試し」。
広報でブログを始めることになった時、管理人がブログやったことないようではいかんと思い、試しにちょっとやってみようと始めたものなんですよー。
1年くらいでばっくれようと思っていたのだけれど、何となく周りにつつかれて止められずにズルズルと……。
決断力の欠如とも言えるのだけれどね。

おっと、またまた愚痴愚痴になってきてしまったぞ。
まぁとりあえず頑張りますので、名前を確認するのはご遠慮くださいませ……。