« 女王をお知らせします | メイン | やっぱりね。 »

2010年11月 6日 (土)

引っ越し準備始まる

すっかりご無沙汰しているのでまたチェックが入るのではないかと恐れていたが、案の定「何やってんですかぁ~!」というお叱りをいただきました。
何でこんな事で怒られなければいけないのだ、という大きな疑問を抱えつつ、いやぁすまんすまん、などと素直に生徒に謝ってしまう自分が哀しい……。

いやぁ、申し訳ないけど本当に余裕がないのだ。
本格的に引っ越しの準備が始まって、一日の半分は肉体労働の毎日。
老体は音をたてて軋み、腰にはおそらくすでにひびが入っているであろう(見たことはないが)。

ところで、ウチの息子はここ一週間ほど学校がお休み。
これはいい機会だということで、我が細君は息子を連れて名古屋へと旅行中(一人旦那を残して)。
「仕事お休みにして一緒に行こうよ」などと息子は可愛いことを言ってくれたが、とてもではないがそんな余裕はないのだよ(泣)。
ということで、父は一人腰を気遣いながら日々本の山と格闘するのであった。
世の中とはかくも厳しい荒波ぞ(淋)。

まぁいい、今は仕事に生きるのだ(半ばヤケクソ)。
仕事こそが人生だ(完全にヤケクソ)!
図書委員にも本の整理に付き合ってもらうぞ、ということで生徒に肉体労働を強いる今日この頃。
それにしても肉体労働を指示すると、けっこう喜んでやってくれる生徒もいるのだな。
やったぁ、とか言って楽しそうに本を移動させている。
えらいぞ、君は。

もっともそれとは対極の表情を見せる生徒も、いる。
えぇー、と叫び露骨に嫌そうな顔をし、しぶしぶ仕事に取り掛かる。
「せんせー、私もっと頭を使うような仕事がしたいんですけどぉー」とか言ったりして。
「それでは本を頭の上に乗せて運びたまえ」などと返したりして。

ところで、今日は新しい図書館に入る書架などのメーカーの担当さんが来て打ち合わせも行った。
その人が図書事務室にあった椅子を見て「おー」と驚いているから何かと思ったら、そのメーカーの40年前の椅子であるそうな。
昔の製品がメーカー自身に存在しないことも多いようで、もしかしたらこの椅子をいただきにあがるかもしれません、などと言われたりして。
新品と交換してくれるなら、どうぞ持っていって下さいというところだけれど、40年前(つまり学校創立時)に購入した椅子を未だに大事に使っているというのは、けっこうすごいな、と感心してしまったりする。
感心するとともに、今まで何にも感じなかったただの椅子に、何となくジーンとくるものがある。
引っ越しというのは、お別れも伴うのだな、ちょっと淋しい。

まぁとにかく、引っ越しが終わるまではいろいろバタバタするけれど皆さん協力をお願いしますです。