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2011年9月14日 (水)

仲良し‥‥すぎる!

実は夏休み中に卒業生からぬいぐるみをもらった。
スマイルくん親子だけでは淋しかろうということだが、よく聞いてみると、何年も前に人からもらったけどずっと仕舞い込んでいたものらしい。
それって、捨てるに捨てられないから持ってきて贈呈しますなどという、かなり自分勝手なやりようではないか、と憤慨しつつも、貰えるものなら何でも貰ってしまうという貧乏性、もとい、人生哲学を実践し、ありがたく頂戴しておく。

ということで、早速スマイルくん親子の隣に座らせてみる‥‥‥。
20110913a  
うーん、いかがなものでせうか‥‥‥?
この新入り二人、ご覧の通りドナルドとデイジーなわけだけど、ちょっと仲良し‥‥‥すぎませんかね?
離そうと思っても離せない、最初から結びつけてあるんですね、これ。
もうー、ベタベタです。
これは思春期を迎えようとするチビくま君(まだ思春期ではないかもしれませんが)にも、悪影響を与えるでありましょう。

「ねえ、お父さん、お隣の二人はなんだか仲いいねー」
「チビくん、世の中には見ていいものと良くないものがあるのだよ、あれは見てはいかん」
「でも何か気になるんだよー」
「いかーん、見てはいかーん!」

おそらくこのような会話が行われているに違いないので、配置を変えてみたりして。
20110913b  

後ろの木製サインの上に二人を座らせてみました。
チビくまくんの視界には入らないような教育的配慮であります。
どうだ、スマイルくんもほっとしただろう!
まぁでも、なんか変ですね、この配置。
だいたい、ぬいぐるみの性格が違うので、並べておくのもどんなものやら。
それでも、そのうち落ち着くところに落ち着くでしょう‥‥‥。

ということで、ドナルドとデイジーもよろしく。
くれぐれも、いちゃいちゃするなー、とか言って意地悪などしないように!

ところで白亜祭も近づき、学校は何となく慌ただしさが漂っている。
図書館にも、あれをくれ、それを貸せ、といった要求をつきつけてくる者が増えた。

「先生、古新聞ください、くれないと外に置いてあるヤツ、持っていっちゃいますよ!」
これだ‥‥‥。
ふざけて言っているのは分かってはいるが、腹がたつ!
けれどもいろいろ言うのも面倒なので、どっさりと渡して、早く帰れーと厄介払いをする。

「先生、カウンターに置いてある呼び鈴、白亜祭当日に貸してください!」
「何に使うの?」
「おばけ屋敷です!」
おばけ屋敷に呼び鈴?
一応説明を受けたが何だかよく分からないので、実際に行ってみて確かめるしかないかしらん。
貸してあげるけど、壊さんでくれ‥‥‥。

「センセーセンセー、ちょっとたいへんなんです、みどりいろぬっていたんですけどうまくぬれなくてむらがいっぱいできてしまって、まかせてもらってやっているんですけどうまくできなくて、もうぬっていたんじゃだめなんで、とにかくたいへんなんです」
「‥‥‥で、何が言いたい?」
「みどりいろのがようしください、いっぱい」
こういう訳の分からん要求は、一言「知らん!」で断ってもよいのだが、いかんせん司書教諭は親切で優しい人格者であるので、どーんといっぱいの緑紙を持っていかせたのであった。
ちなみに彼女からは先日、妖怪饅頭をもらったわけだが、それとこれとは関係がにゃいので邪推せぬこと!

まぁ協力できることはしますけど、常識をわきまえつつ要求したまえ!
白亜祭まであと三日!