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2011年11月 1日 (火)

元気なのはいいけれど。

最近また取材・撮影が続いて、なんかバタバタしている。
落ち着かんなぁ。
天気もいいし、秋のバラも綺麗だし、ロケーションは最高な今日この頃だけどね。

広報担当者は一日中記者やカメラマンの方々をあちこち案内しまくり、生徒たちはそれにハイテンションで応えまくる。
おしなべて案内した業者の方々はウチの生徒を評して「ホントに明るくて元気な生徒が多いですねー」といった趣旨の言葉を選ぶ。
昨日の取材の時も、「みんな明るくていいですねー」と驚いたように繰り返し言われていたし、先週の撮影の時はライター・カメラマンの二人から「こんなに元気に協力的にやってくれたのは初めてですよ」などと有難がられた。
もちろん学校側の人間としては嬉しいところなのだけれど、リップサービスもあるだろうし、だいたいそれが度を過ぎていることもあるだろうなー、と危うさを感じる。

昨日の撮影の話。
気候もいいので、最近は中庭の芝生でお弁当を広げる生徒も多い。
しっかりシートを持ってきてピクニック気分満喫していたりして。
ということで、そんな楽しげな様子を撮影しようということになり、カメラマンも日比谷公園みたいでいいねー、などと言って乗り気である。
確かに楽しそうに食べている様子は絵になるな。
しかしなー。

まぁ‥‥平日のお昼時の最近の日比谷公園のOLたちの食事の様子、というのがどんなものか私にはイマイチ分からない。
だが少なくとも、こういう光景は見られないだろうな、と断言するのは難しくない。

「ちょっとそこに座ってる君、ちゃんと足閉じて座ってくれー」
「そこー! スカートのまま側転なんかしてるなー」
「箸持ったまま追いかけっこするのやめろー」
‥‥‥疲れる。
元気というのも考えものですな。

しかし生徒は、そういう注意をすると、こっちの方が楽しそうでいいじゃないですかぁー、などと意見してきたりして。
そのくせ、ちょうど礼法の先生が姿を見せると途端に姿勢を正して「ごきげんよー」などとにこやかにご挨拶したりして。
うーん、女子中高生、怖るべし。
(今に始まったことではないけれど)

まぁ個人的には、楽しそうなのが一番だとは思うのだけれどね。
女性としてのたしなみもお忘れなく。