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2012年1月19日 (木)

珍解答入試導入の提言

何となく慌しいシーズンになってきました。
要するに中学・高校の入試の季節。
すでに昨日、今日の両日は高校推薦入試の願書受付が行われており、明日からは中学校入試の郵送による願書受付がスタート。
もうここまで来てしまうと「広報」の役割は薄くなり(むしろ、来年度入試に向けての広報の仕事はすでに始まっているのだが)、今年の入試は見てるしかない。
とはいうものの、見ているだけでも落ち着かない。

まぁこちらも落ち着かないのだが、受験生も大変だろうな、ホントに。
今さら言うのも何なんだけど、入試問題のマルバツだけで判断するというのはいかがなものでしょうかね、教員がこんなこと言うのもなんなんだけど。
先日図書館に入った「爆笑・テストの珍解答」などという本を読んでみると、確かにひどいのが(笑えるのが)いろいろあるのだけれど、中には感心するものもある。
例えば、

問題 「あながち~ない」を使って文を作りなさい。
誤答 「あながちいさくて、中が見えない」 

問題 水戸・薩摩の脱藩浪士が井伊直弼を殺害した事件を何というか。
誤答 井伊直弼殺人事件

問題 「No Smoking」を日本語に訳せ。
誤答 「横綱がいない」

問題 最も長い川はなんでしょうか?
誤答 天の川

(正答は各々お考えください・どうしても分からなければ司書教諭まで)

どうでしょうか?
確かに誤解答なんだろうけど、私なんか面白いからマルにしちゃいたいんですけどね。
というか、考えようによってはマルでもいいんじゃない、とか思ったりして。
こういうユーモアがある受験生の方が先々伸びそうな気がするし。
(もっとも本人はユーモアを発揮しているわけではなく真面目に答えている(?)んでしょうけど)

いっそのこと入試の選抜方法の一つとして「珍解答入試」を設けるというのはいかがか?
問いに対し、正答は避けていかに捻った解答をしたかによって採点。
‥‥‥ま、却下されるでしょうね。

などとつまらないことを考える前に、こんなくだらない本を図書館に入れているのか! などとお叱りを受けると困るので、あらかじめお断りしておきます。
たまには息抜きも必要なので、多少くだらない本があってもお許しください。
(多少、ではないだろう、ということなかれ‥‥‥)

受験生のみなさん、もうしばらくがんばったら、思い切りくだらない本も読みましょう!