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2012年4月27日 (金)

いじってはいけません。

中学1年生はかわいい。
というのは、まぁ確かにその通りなんだけどね。

毎年新入生には、オリエンテーションの時間に図書館の使い方を説明している。
私が司書教諭である、などと自己紹介もしたりするのだけれど、そこでもう一言。
「音楽の先生で私に似ている人がいるけど、間違えないでね」
実際、今までも間違えられたこと何度かあるし‥‥‥。
でもそう注意したのに、今年は間違いが多いぞ。

職員室前の廊下を歩いていると、中1に呼び止められる。
「先生、音楽の先生ですよね?」
「いやいや、違います、図書館のヒトです」

玄関ホールで業者さんと会って話していたら、その横を通った中1が一言。
「あ、音楽の先生だ」
(おーい‥‥‥)

図書館で図書の整理をしていたところ、ドタドタっと走り寄ってきて一言。
「音楽の先生ですよね?」
「ちがーう!!」

よりによって図書館で仕事をしているにになぜ間違える?
何のことはない、どうも私は中1にいじられているのである。
もっと早く気づくべきであった。

せっかくいじってもらったわけだから、やはりここは「そうでーす、私が音楽の先生でーす」とか言ってうまく話を合わせるべきなのだろうか。
だがそんなことをすれば、間違いなくきゃつらは図に乗って騒ぐに決まっている。
そうでなくとも、すでに今年の中1は学校に慣れてしまっているという話だし。
よし、ここはひとつ、ビシッと言ってやろう。
「君たち、間違えるならいっそのこと向井理と間違えなさい!!」

‥‥‥ま、そんなこと言ったら、熱烈な向井理ファンにボコボコにされてしまうかもしれんな。
やめておこう。
とりあえず司書教諭などいじらずに、本をいじりにきてください。

‥‥‥とか何とか言って、単純に、本当に、ただ間違えただけだったりして。