夏休みルールなんですけど
もうすぐ夏休み。
長い休暇になるので、図書館の貸し出しも特別ルールを設定。
そんなに難しい話ではない、終業式の一週間前から特別貸し出しとなり、夏休み明けまで、しかも5冊までOKとなる。
そのかわり一週間前までに借りた本は終業式の日までに返却する、というルール。
ちゃんと図書だよりにも書いて配付したし、カウンターの前にもデーンと掲示している。
あぁ、それなのに。
「先生、今日借りると夏休み明けまで借りられるんですか?」
「いやいや、今日だと終業式の日までに返してね、ということだね」
「えー、いつならいいんですか?」
「一週間前からでーす」
「え、じゃぁ今日の本は一週間前までに返さないといけないんですか」
「いやいやそうではなくて、終業式の日までだって」
「じゃぁ夏休み明けまで借りるには一週間前以降に借りないといけないってことですか?」
「えーと、そういうことです」
「なんだぁ、早く言ってくださいよー」
「だから、さっきから言ってんじゃん!!」
といった具合で、何だかよく分かっていない生徒が意外と多い。
あちこちに書いておいても、面倒だから読まずに来て説明聞けばいいや、という感じだな。
そりゃね、説明しますよ、やさしーく。
司書教諭、がんばってますよ。
ところがそんな風に大人の対応を心がけようとしていると次の客が来てこんなことを言う。
「えー、今日だと夏休み明けまで借りられないんですかー、ま、いいや、延滞して夏休み明けに返そ」
ごるぁーー! か~え~せ~!!!
腹立つわ。
まぁ確かにいつもより貸し出し期間が短いっていうのも、申し訳ないなとは思うのだけれど。
でも一応ルールはルール。
ちゃんと守ろう!
ちなみに司書教諭は今までに一度もルールを破ったことなど、にゃい!
すいません、嘘をついてしまいました。