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2012年7月24日 (火)

司書教諭、へこむ

夏休み直前です。
今日は自宅学習日なので生徒はほとんど来ないのだけれど、昨日などは延々と行列のできる図書館となって、てんやわんやであった。
さて、そんな中、驚愕の事実が発覚する。

前回、図書だよりを配ったり、カウンター前に掲示したりしているのに、夏休みの特別貸出ルールを生徒たちが分かっていないことを愚痴った。
何だかよく分かっていない生徒が意外と多い、と愚痴った。
しかしそれを読んだ生徒が、こんなことを言ってきた。

「先生、あれって、ここに出てた掲示に問題があったんじゃないの?」
「何で?」
「だって休みの一週間前までに借りる場合と、終業式以降に借りる場合のことは書いてあったけど、その間の最後の一週間に借りる場合はいつ返すか、書いてなかったもん」
「へ?」
「だからみんな、夏休み前一週間については、いつ返すか分からなくても不思議じゃないでしょ」
「またまたぁー」
「嘘じゃないですって、私は図書だより見て分かってたからいいけど、ここの掲示見た人は疑問だったと思いますよ」
「げげげ」

な、何ということか‥‥‥。
最も肝心なことを書き忘れていましたってか!
で、その掲示だけれど、特別ルール開始後は別の掲示に変えてしまっていたのだが、パソコンにデータが残っていたのですぐに確認。
‥‥おっしゃる通りでしたぁ!
生徒の多くが分かっていなかったのも納得である。
ショックぅ~ショック!である(古い‥‥)。

しかも、それを今の今まで誰も教えてくれんかった‥‥。
教えてくれたらすぐに訂正したのに‥‥(泣)。
図書委員はどーしたぁー!(おそらく誰も見ておらんな)
それもがっかりである。
「みんな大人だから、そんなこと、いちいち言ったりしないんですよ、書いてあることが間違っているってわけじゃないですし」
などと生徒に慰められる始末である。

へこんだ。
司書教諭、完全にへこんだ。
どれほどへこんでいるかと言えば、ついさっきまで事務室の片隅に行って背中を丸めてうずくまっていたのである。
_| ̄|〇
こんなだ。

1学期も終わりだというのに何とも残念なことで。
しかしそんなことはどうでもいいと言うかのように、生徒たちはバタバタやってきてごっそり借りていったわけであり。
生徒たちにとってはたいしたことではないんだな、きっと。
それほどへこむことはないぞ!

と思ったけれど、せっかくいろいろ考えたのに、それがどうでもいいくらいのことだったと認識したことで再びへこんだ。
とりあえず皆さん(掲示を見てよく分からなかった皆さん)、たいへん申し訳ございませんでした。
とにかく今後借りる本は夏休み明け返却なので、よろしく!