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2012年11月20日 (火)

猫ってヤツは‥‥‥

気持ちのよい朝学校へ向かおうと家を出てみると庭先に綺麗な猫が座っていてこちらを見ているのでおお可愛いヤツだと目を細めていたわけだが近寄っていっても微動たりせず全く逃げようとしないのでちょっと変だぞと思いさらに近付くと突然バッと逃げ去ってその後には何か湯気のたつモノが置かれていたのであった。

あ゛ーー!

何ということだ!
いつぞや犬が庭に侵入し用を足して去っていったのを見たことがあり、それ以来庭でそれを見つけるたびにまたあの犬か!と怒っていたのである。
しかし間違いであった。
犯人はよく庭で見る、ぱっと見た目綺麗なあの猫なのであった。
最近何度も発見されていたそれは、オマエのだったのかぁ!

いや、分かりますよ。
せっかく女子校のブログを読みに来たのに、なんでそんな湯気のたつモノの話など読まねばならんのだ、とご立腹されるお気持ちはよーく分かります。
しかし今日は朝からそのせいで腹立ったままだったので、お願いだから寛大なお心でお読みください。
ぶちまけさせてください!(泣)

実は密かに図書館猫計画を立てていたのだけれど、何か裏切られたような気分なのだ。
図書館猫というのは、まぁ要するに図書館内で猫を放し飼いするわけ。
けれども、せっかく買った高価な書籍の上でじっと何かをしている猫の姿が思い浮かんでしまい頭から離れないのである。
うーん。

図書館に猫といっても、何じゃそれはと驚く方もいるかとは思うけれど、実は有名な実例が。
開館と同時に利用者を玄関で迎え、館内では利用者には迷惑をかけずに過ごし、皆から愛され続けた猫がアメリカのスペンサー公共図書館にいたわけであり。
このことを綴ったのがヴィッキー・マイロンの『図書館ねこデューイ』で、これはウチの図書館でも配架中。
生徒諸君はぜひご一読を。

こういうのいいのぁとずっと思っていたわけだけど、まぁ現実問題として学校図書館で猫を飼うというのは困難だし、きっといろいろなところからストップが入るだろうなぁ。
だいたい、実際に飼うとなったらそんな簡単なことじゃないだろうし。
いい加減なヤツだと指をさされる司書教諭にできることではないな。
猫アレルギーの生徒もいるだろうしな。

そういえば以前、生徒にその図書館猫計画を話したことがある。
「先生、じゃぁウチのミーちゃんを連れてきてあげるよ」
「ウチのタマも授業中は図書館に放していいよ」
「アンソニーはチワワだから図書館内でも飼えると思うよ」
‥‥‥それ、犬じゃん!
(名前はうろ覚えのため仮名)
っていうか、そんなんじゃ図書館ではなくて動物園になってしまうだろー。

と言いながらも、通いで図書館猫(犬でもいいか?)計画は頭から捨てきれずにいるのである。
実現はいつのことやら。