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2012年11月13日 (火)

シルバーだったのである。

読書週間は終ったけれど、ノベルティグッズプレゼントは継続中。
やはり彼女たちの「くれくれエネルギー」は想像以上であった。
特に中学生、何かすごい勢いで借りていくぞ。
まぁキャンペーンとしては成功かもしれないけれど、常連が多いのでそこはちょっと問題。
新規獲得が一番の目的なんだけどね。
それでも普段あまり見ない生徒も確かに来ているので多少は効果ありですかね。
とりあえず来週までやります!

さて最近入った本では、全国有料老人ホーム協会が編んだ『シルバー川柳』がおもしろい。
タイトルからして、『シルバー川柳 ~ 誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ』って、それだけでけっこう笑える。
しかし、しばらく読んでいるうちに笑いがだんだん引きつってきて、最後には司書教諭の顔から完全に表情が消えたのであった‥‥‥。

これって、身に覚えがあることばっかりじゃん!?

たとえば、

◆『改札を 通れずよく見りゃ 診察券』
‥‥‥先日出勤管理のタイムレコーダーに身分証明カードをタッチしてもピッと音がしないので何で反応しないんだと腹を立てた司書教諭であったがよく見るとそれはコピー用のカードであった。

◆『躓いて(つまずいて) 何もない道 振り返り』
‥‥‥職員室から図書館へのわずかな距離の通路なのにその間だけで二度つまずいて転びそうになったことがある、何もないところなのに。

◆『立ちあがり 用事忘れて また座る』
◆『探しもの やっと探して 置き忘れ』
‥‥‥図書館から職員室に資料を置きに行き先生たちと話をしてそのまま資料を持ち帰ってしまうこと多数あり。
‥‥‥行方不明になった書類やCD-ROMなどを事務室中探してやっと見つけいざ使おうとしたらそれをどこに置いたか忘れてまた探す羽目になったこと多数あり。

◆『名が出ない 「あれ」「これ」「それ」で 用を足す』
‥‥‥日常的にこの状況ではあるが最近は特に作家の名前が出てこない。
「先生、『〇〇〇〇〇』書いた人って誰でしたっけ?」
「あー、そりゃあれだよ、あれ」
「あれって誰ですか?」
「だからぁ、あれだって、あれ」
「分かりませんよ!」
「えーい、『あれ』でちゃんと察しなさい!」
無茶苦茶である。

◆『妻の愚痴 頷いてたら 俺の事』
◆『指一本 スマホとオレを つかう妻』
‥‥‥コメントは差し控えさせていただきます。(怖ろしすぎる)

やはり自分に当てはまることが多い‥‥‥(泣)。
シルバーと呼ばれるまでにはまだまだ時間があると当然のように思っていたのだが、すでに体半分くらいはシルバーということなのだろうか?
凹んだ。
本格的に凹んだ。

もっとも、早いとこ引退して、こたつでミカン食べながらずっと本でも読んでいたいという願望も強いわけで、ま、いっか。
シルバー、バンザイ!