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2013年2月26日 (火)

マスクは怖い

この時期になると、どうしてもこの話題を出さないと気がすまない司書教諭である。
この時期、というのはつまり、花粉が飛びはじめ、生徒が皆マスクをし出す今日この頃である。
皆、というのはもちろん大げさなのだけれど、個人的な印象でいうなら生徒の半分くらいはマスクをしている気がする。
(あくまでも「印象」である)
今年はインフルエンザはそれほど爆発しなかったので、まだマシという気もするけれど、それでもこれだものなぁ‥‥‥。

ところで司書教諭のトラウマを知らない諸君には、マスクに何でそれほどこだわるのか分からないであろう。
その場合は以下をご覧あれ。

https://kyoritsu2.lekumo.biz/library/2011/03/post-8720.html

要するにマスクをかけたその下には、どんな美女・美少女でも鼻にティッシュを詰めていると思ってしまうのである。
妄想が思考を支配する‥‥‥。

ということで図書館に来る生徒で、マスクをしている子にはどうしても訊きたくなる。
「マスクで隠しているけれど、実は鼻にテッシュが詰めてあるんだよね?」
無理。
とてもではないが訊けないでしょー。

「どうしたー? 風邪、それとも花粉?」
せいぜいこれくらい、もちろんそれじゃ、何も分からないわけだけど。

それでも中には、司書教諭のトラウマを知っているらしく、「マスクは‥‥‥」とこちらが話し始めた瞬間に「詰めてません!」と先回りして答える生徒がいたのには笑った。
思わず「ありがとうございます」とか言ってしまったわ。

話は変わるけれど、先日来年度の学校案内(パンフレット)を作成する業者の担当さんとカメラマンが来校し、授業風景の撮影が行われた。
あちこち授業にお邪魔して撮影させてもらったわけだけど、ちょっと問題あり。
担当のお姉さんが激怒!
「みんなマスクしてるじゃないですかぁー! 写真撮れないじゃないですかー!(キィー!)」
「す、すいませーん、許してくださーい!」

‥‥‥嘘です。
そんなふうに怒ったりしません(心の中ではどうか分からないけど)。
雨を降らしたり嵐を呼んだりはしますが、優しいお姉さんです。
でも、たしか去年の撮影の時もマスクが多くてまずかったのであった。
一年経つとすっかり忘れてしまうのはトシのせいか‥‥‥。

この担当のお姉さんもひどい花粉症らしく、もう少し経つとヒノキにやられてしまうそうな。
で、その際はなんと鼻に差し込むタイプのマスクをすると言う。
「!!!」

これはすごい!
鼻への詰め物自体がマスクという驚愕の発想。
そういえばテレビでちょっと見たような気もするぞ。
早速ネットで調べてみたら、確かにありました、「ノーズマスク」!
左右の詰め物(?)はワイヤーのようなものでつながっていて装着するようで、装着者の写真を見たけれどほとんど目立たない。
これならしていてもわからんな。

ところがどうもこれって割と有名なものらしく、けっこう周りの皆さんは知っているようで。
自分が花粉症でないせいなのか、完全に情報難民になっておった(泣)。
が、これを知ってしまったせいで、新たな悩みが生まれそうである。
これじゃぁマスクをしていなくても、もしかしたら鼻に詰め物をしているんじゃないか、と無差別に妄想してしまうではないか!
いかん、トラウマが重症化してしまう‥‥‥。