2013年11月12日 (火)

恐るべし、あめちゃん!

「あめちゃん あげるよ キャンペーン」なんですけど、当初の予想だともう終わっているはずだったのだけれど、もうちょい続くようであり。
借りにくる生徒の数から無くなる時期の予想はつけていたわけだけど、見事に外れましたわ。
そりゃね、途中で箱の中の飴がどんどん増えていったりすれば分からなくなりますわ。
(これについては前回の記事をどうぞ。)

それはそうと、想像していた以上にこのキャンペーンが好評でちょいと複雑な心境。
借りにきた生徒に「あめちゃんどーぞー」と言うと、ほとんどの生徒は満面の笑みを浮かべてウキウキである。
あめ選びにニコニコである。
あまり普段見かけない生徒も借りに来たりしてるし。
あめちゃん一個でこんなに効果があるんかい?
新着図書を紹介したり、図書だよりで客を呼んだりとかするよりはるかに効果があるではないか!
今までの司書教諭の努力は一体何だったのか!!
うーん、複雑だ。

こうなるとキャンペーン終了後が気になるぞ。
「センセー借りまーす!」
「はいよ、ホームルームナンバーは?」
「センセー、それよりあめちゃんの箱ないんですけどー」
「飴なくなっちゃったので終了でーす」
「えー! じゃー借りるのやめまーす」

余裕で脳内再生できてしまうじゃないか。
こういう不届き者、絶対にいるぞ!
もういっそのこと、またキャンペーンを再開するために、来年度予算の中に飴代を計上してしまおうか?
業務用の大袋とかだったら、買えないことはないだろうし。
もっともそんなことしたら怒られるだろうな。

いやいや、それ以前に、そんなモノで釣るような方法をスタンダードにしてしまう非道を、教育者として許していいものだろうか!?

 

 

ま、いっか。
(躊躇約3秒、先日より2秒短縮!)

あ、冗談ですよもちろん‥‥‥。
じ、冗談ですとも‥‥‥。

2013年11月 5日 (火)

目的は飴なのか?

何でだか分からないけれど、今年はハロウィン、賑やかであった。
メディアでもいろいろ取り上げられているけれど、街中もコスチューム族がわさわさと増殖しているみたいだし。
で、学校はどうかというと、教員も生徒も全員がゾンビメイクで授業を進行したのであった、というのはもちろん大嘘ですが。

生徒たちは、皆いろいろな飴を持ってきて友だちと交換するというのがハロウィンの定番のようである。
バレンタインならチョコレートを交換し、ハロウィンでは飴を交換する……って、完全にお菓子メーカーの策略にはまっとるな。
まぁ生徒もなにか理由をつけていろいろやりたがっているだろうし、楽しんだもの勝ちなんだろうからいいんですけどね。

ところで図書館では先日から「あめちゃん あげるよ キャンペーン」を開催中。
カウンター前に「あめちゃん箱」を出して、本を借りたら1個プレゼント!
それなりに皆喜んで持っていっているので大量の飴も順調に消費するだろうと予想。
しかし想定外だったのは、ハロウィンにおける彼女たちの行動であった。

「せんせー、ハロウィンだから飴あげるねー」
「おー、ありがとー」
飴ちゃんあげるよキャンペーン中なのに、逆に生徒から飴もらっててどうすんねん、と思ったりもしたけどありがたくいただいておこう。
と思って手をだそうとしたら、何とその生徒、袋からごそっと飴を何個もすくい取って、そのままカウンターの「あめちゃん箱」へ!

なんじゃい、司書教諭にくれるんじゃなくて、あめちゃん箱行きかいー!
大量の飴を消費しようと思ってはじめたキャンペーンなのに、むしろ飴が増えてるじゃん!
生徒とすればキャンペーン用に寄付してあげるという意識なわけで、まぁありがとうございますなわけだけど。
で、そういう生徒が一人ではないという事態……。
なんかおかしくないかい?

とは言うものの、さすがにそんな状況はハロウィンの時だけで、その後は順調に飴も減っているようだけど。
ただ、それでも未だに自分で持ってきた飴を「寄付」してくれる生徒がけっこういて、箱の中の飴の種類がさらに増えているんですけど。
なんか、あめちゃん箱がカオスのような状態になってきたわ。
あまりいろいろな種類の飴があるので、本を借りて飴を選ぼうとする生徒が、カウンターの前で延延とおしゃべりしながら選択作業を続けるという迷惑な事態になっているぞ。
全く女子校生というのは厄介な生き物である。
まぁしばらくの間だろうから我慢するけどね。
できるだけお静かにどうぞ……。

おっと、大事なことを言うのを忘れておった。
ただいま、読書週間中!
あめちゃんもいいけど、ちゃんと読書しましょー!!

13pos

2013年10月29日 (火)

老化ではない、たぶん。

前回の後日談。
なかなか売ってないと嘆いていた「生ミルキー」を、生徒がプレゼントしてくれたでござる。
言っておいてよかったよかったうまかった。
(狙って言ったわけではない、誤解してはいかんぞ)
「でも先生、ふつーにコンビニで売ってますよ」
そうなの?
確かにスーパーばっかりチェックしてるからコンビニではあまり探してなかった。
ということで、その後コンビニでしっかりゲット!
ありがとうございました。

で、思いつきで計画した「あめちゃんあげるよ!キャンペーン」を開始!

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とは言ってもほとんど宣伝してないんで、借りに来てから気づいているような感じですけど。
飴を目当てに借りに来てもらえるといいのだけど(笑)。
これを読んでいる生徒の皆さん、情報拡散ヨロシク!

ところで話は変わるのだけど、先日本を探していた生徒にカウンターで尋ねられた。
「先生、『○きものが×り』ありますかぁー?」
ん、『いきものがかり』?
いわゆる普通のタレント本みたいなのは、基本的に置いてないよー。

「先生、『○きものが×り』ですよー」
だからさー『いきものがかりのほん』っていう本なら確かに出版されてはいるけれど学校にはないんだって個人的な話をすれば私の家にはあるんだけどね実はファンだから。

「違いますよ、『○きものが×り』ですってばー!」
いやいやいやだから何度も言うけどそりゃ個人的にはいきものがかり好きなんで『いきものがかりのほん』も持っているし何を隠そうCDやらDVDやらも大量に持っていたりして「コイスルオトメ」の頃からどっぷりで「帰りたくなったよ」とかヘビロテで聞いてそのうち48回くらいは涙しているくらいなんだけどそれでも学校には置いてないんだから貸し出しするわけにもいかないし仕方ないでしょー!!

「‥‥‥先生、『いきものがかり』じゃないですよ、『駅物語』ですって!」

えっ???

‥‥‥たいへん失礼しました。
「いきものがかり」ではないそうです、「えきものがたり」でした。

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『駅物語』は本の雑誌『ダ・ヴィンチ』の10月号にもプラチナ本として紹介されており、まぁ話題の本ということでもあるわけで、訊いてくる生徒がいてもおかしくはないわな。
どうーも申し訳ありませんでした!

いやぁーでもねぇ、謝ります、謝りますけどぉー‥‥‥これはすっごく似てますよね?
老化で耳が遠くなったというわけじゃないですよね(必死)?
若くても絶対間違えますよね(瀕死)?
どうか禿げしく、もとい、激しく同意してくださるよう、お願い申し上げます。

 

今日の教訓:「いきものがかり」と「えきものがたり」はすっごく似ている(厳重注意)。

2013年10月22日 (火)

あめもらった

生徒から飴をもらった。

「先生、“あめ”あげます」
「おう、ありがと」

そう言って受け取ってみてから、驚いた。
ほいっ、と手に一個落としてくれるのだろうと思ったら、紙袋をドンと手渡され、中を見ると大量の飴が積もっているではないか。

おいおいおいおいおい、どうしたんだいこれ?
その生徒曰く、どうも知人から貰ったものらしく、もっとたくさんあって食べきれないのでお裾分け、といったところのようであり。
いやぁ、ありがたいんだけど、こっちだってこんなに食べられんぞ。
どうしよう?

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そう言えば、よく店で買い物をすると、会計した時に飴をサービスしてくれることがあるぞ(子供向け多し)。
ウチの図書館もこれを導入したらどうだろう?
本を借りた人には飴をサービス!
いいんでないかい?

駄菓子菓子、真面目な司書教諭は躊躇する。
いやいやいや、教育の場で、そんなモノで客を釣るような行為が許されてよいものか?

 

 

ま、いっか。
(躊躇約5秒)

しかしまたふと気が付く。
いくらたくさんあるとはいえ、いつかは無くなる。
その時、生徒たちの反応はどうだろう?

「先生、飴ないじゃないですかー!」
「飴欲しいからわざわざ借りに来たんですよー、どうしてくれるんですかぁ!」
「先生のウソツキ!」
「詐欺だ! 詐欺だ!」

え~い、うるさい!
人を詐欺師呼ばわりするでない!!

‥‥‥いかん、妄想の中で憤慨してしまった。
末期的だ。
しかし飴に慣れきった亡者たちの群れは図書館の静謐を破壊するに違いにゃい!!
仕方ない、無くなってしまったら司書教諭が自腹で飴を買いたそう!

‥‥‥嘘です。
ごめんなさい。
まぁそれでも、とりあえず先日買った「純なミルキー」をバババっと寄付しようではないか。
太っ腹、司書教諭!
本当は「生ミルキー袋(あっちゃんのスマイルキャンペーン)」が欲しいのだが、売り切れているのか知らんけど、未だに店で発見できないでいるのだ。
チッ。

あ、言っておくけど、別にキャンペーンのプレゼントグッズ、「ペコちゃん&あっちゃん コラボ記念人形セット」が欲しいわけじゃないからな。
誤解しないよーに。

ま、そういうわけなので、生徒の皆さんはテスト明けの「あめちゃんあげるよキャンペーン」をお楽しみに!
(期間限定、無くなり次第終了!)

 

 

2013年10月15日 (火)

誰ですか?

シルバー川柳の2巻目、「『アーンして』むかしラブラブいま介護」を読む。

「ああくやし 夫の名前が 出てこない」

よかった、さすがにこれはない、まだ大丈夫だ。
私の場合はもちろん「妻」だが、とりあえず名前くらいなら思い出せるぞ。

しかしいろいろな人の名前が出てこないのは最近本当に日常茶飯事となっている。
ちょっと前にも書いたかもしれないけど、本当にアカン。
司書教諭としては本の著者が出てこないのは困ったものだ。
先日も高3の生徒に『デカメロン』の作者を聞かれて、どうしてもボッカチオが出てこずバカにされたばかりである。
いや、ボッカチオはけっこう難しい部類だろうから、まだ言い訳もできる(?)。
しかしその前は『池袋ウエストゲートパーク』の作者が出てこなかった。
さすがに現代作家でそれなりに読まれている石田衣良はまずいだろう。
もっともそれは生徒も同じことで、本当に嫌になるほど作者が分かっていないことが多い。

「『東京なんとか』って、誰が書いたんでしたっけ?」と某生徒。
「それだけじゃわからん、検索パソコンで調べてくれ」と司書教諭。
「やってみたけど、『東京』だけだと何百件も出てくるんですよー、面倒ですよー」

こんなのばかりだ。
もっともこの時は、今度テレビでドラマになるんですよぉー、とか言ってたので『東京バンド・ワゴン』だとすぐに分かったからよかったけど。
ちなみに作者は小路幸也です。
やった、すぐに思い出せたぞ!
東京バンド・ワゴンシリーズは、全部単行本で入ってます!(宣伝)

一昨日はこんなのが来た。
「先生、J.F.ケネディみたいな人誰でしたっけ?」
「は? 何のことだ、意味が分からんぞ」
「あれですよー、ハリポタの作者ですよー、何とかイングって現在進行形みたいな人」
なんだ、それならJ.K.ローリングじゃないか、J.F.ケネディって「J」しか被ってないじゃん。
フッ、これも思い出せたぞ。
どうやら生徒はその作者の新作を探したかったらしい。
でも面白そうなので、すぐには教えずからかってみる。

「あれじゃないか、J.K.‥‥‥ほら、ボール投げてピンを倒すヤツ」
「は?、『ボーリング』ですか。違うでしょ!」

「氷上で石滑らせるだけだけど、結構頭使うんだよね」
「『カーリング』でしょ!」

「天井のことか?」
「それ『シーリング』!」

「ピッチャーって投げ終わると肩冷やすんだよね」
「『アイシング』じゃん!」

「好きなものだけとって食べていいらしいぞ」
「それ『バイキング』!」

「必要な書類だけ閉じておくと分かりやすくていいんだよ」
「それ『ファイリング』‥‥」

「coco壱番屋のコーン、ツナ、ハンバーグ、チーズ、ゆでタマゴ‥‥‥」
「それ『トッピング』や!」

「いいか、軽い物を下に、重い物は上にいれるのが基本だぞ」
「『パッキング』って言いたいんですか?」

「ピット星人が操る生物兵器だったんだよな」
「それは『エレキング』」

「個人的にはピエトロが好きなんだけど」
「それ『ドレッシング』!」

「かぜ薬飲んだだけでもアウトだからな、気をつけろ!」
「それ『ドーピング』」

「何にもしてないんだけど、叩かれまくってツィッター炎上‥‥‥」
「『バッシング』でしょ」

「君、針金使って他人の家の鍵開けてちゃいかんよ」
「それ『ピッキング』、やってませんから!」

「スキューバ?」
「『ダイビング』!」

「キィイイイイイイイイインンン」
「それ『ハウリング』」

「ヤッホーヤッホー」
「それ『サイクリング』」

「き、君のことだよ(汗)」
「『チャーミング』ですね、分かります」

「♫ 思い出が味方になる 明日から強く生きようよー ♫」
「それ『ソーロング』」

「ストーンズと言えば?」
「『ローリング』でしょ!!」

「‥‥‥あれ?」
「‥‥‥あら?」

答出ちゃいましたね、それではさようなら‥‥‥。

 

 

(※ 「カーリング」以下、すべてフィクション、つまり司書教諭の悪ふざけですので悪しからず)
(※ つい遊んでしまいました。昭和なネタ多し、たいへん失礼しました)

2013年10月 7日 (月)

ご当地キャラ、バンザイ!

こんにちは。
あまちゃんロス症候群の司書教諭です。
ぽっかり空いた穴には、とりあえず他のものをいろいろ詰め込んで埋めてますけどね。
別の、今凝っているものにシフトしてやり過ごそうとしております。
それは何かって?
そんな恐ろしいこと、ちょっとここでは言えませんけど(笑)。

さて、修学旅行やら校外学習やら、バタバタの一週間がどうにか無事終わったようで、ほっと一息。
中学3年生も関西から帰ってきて、土曜日が旅行後最初の登校日。
ということで、かわいい生徒がお菓子なんぞのお土産を持ってきてくれたりして。
まぁまぁ、ありがとうございますです。

今回は関西ということで、こんなお菓子もあったぞ。

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京都タワーのキャラクター、たわわちゃん!
ご当地キャラ好きな司書教諭へのお土産としては、なかなかのヒット。
けっこう可愛いいし、完成度高いんじゃないでしょうか。
こういうのも、「穴」を埋めるのには役にたちますな。

もっとも、個人的には"くまモン”がご当地キャラの中ではやはりダントツにかわいい、とイチオシではあるのですが。
まぁ今一番話題になっているのは“ふなっしー”なのだろうけど、個人的には「う~ん‥‥」といった感じ。
周りにはふなっしーファンの女子中高生が多いので、これはあまり大きな声では口にできないのだけど。
などと言いつつ、先日、全面ふなっしーの絵柄で、頭を出さずに着るとほとんどふなっしーそっくりになれる「ふなっしー変身Tシャツ」を買おうか迷っちゃったんですけど。
すぐに売り切れちゃったので、買わずに済みましたけど。

くまもんについては、その企画やら運営やらもあまりに見事だったこともあり、本もいろいろ読んだりしましたよ。
けっこうヒットした『くまモンの秘密』(幻冬舎新書)はもちろん。
小山薫堂の『考えないヒント』(幻冬舎新書)とか、『小山薫堂幸せの仕事術』(NHK出版)とかも。
小山薫堂氏は熊本出身の放送作家(他)で、くまモンの仕掛け人であり、過去には「おくりびと」の脚本とか、いろいろやっている注目すべきクリエイター。
このあたりの本はウチの図書館にすべてあるので、ぜひ中高生にも読んでほしいところ。
ま、もちろん難しいことはさておき、くまモン自身がかわいいってのが一番なんだけど。
そうそう、最近入った本でこういうのもあった。

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かわいいでしょ。
生徒の皆さんは借りていって、どうぞ作ってみてください。

ところで言っておくけれど、お土産くらいで生徒をえこひいきするようなことは司書教諭に限って一切ありませんから!
万が一、お土産生徒が他の生徒より優先的に人気本を借りているように見えても、それは間違いなく目の錯覚だから。
万が一、お土産生徒のお願いを司書教諭がほいほい承諾していても、それはきっと単に機嫌が良かっただけだから。

もっとも、このブログを長く愛読されている皆さんからは「またその話かい!」と怒られそうだ。
確かに何度かこの話はしているが、それは単に誤解がないように念を押しているだけである。
旅行などの行事は定期的に行われるので、この話題も定期的に皆さんのお目に触れてしまうというだけのことである。
したがって、定期的に同じ話を繰り返してお土産を忘れないようにしてもらおう、といった卑屈な意図などあるわけない。
誤解してはいけない。

 

ま、司書教諭は甘いものがけっこう好きらしいけどね。

2013年9月28日 (土)

あまちゃんロス?

図書館で定期購入している雑誌「AERA」に、「最終回の喪失感『あまちゃんロス』をどう乗り越えるか」という記事が載っていた。
「あまロス」?
そう言えばこの言葉、web上でもよく聞かれるようになったなぁ。
要するに超人気朝ドラ「あまちゃん」が終了してしまうので、その悲しみやら辛さやらで心身に様々な疾患を発生させてしまうというもの。
某書評家は「何を心のよりどころにしていけばいいのか、責任をとってほしい」と嘆いているとやら。
「ペットロス」はよく聞きますけどねぇ、「あまちゃんロス」とか(笑)。
なんだよ、それぇ‥‥。
笑えるわ。

 

 

 

あれ‥‥?
これ、おいらのことじゃん(汗)。
今日が最終回だったわけで、もちろん録画をしてあるわけだけど、もったいないやら終わるのを見るのが恐ろしいやらで、もうすぐ日が変わるというのに結局まだ見てないんだから何ともはや‥‥‥。
潮風のメモリーズ、すごいかわいいし。
何しろ若かりし頃は、小泉今日子やら、薬師丸ひろ子の熱烈ファンだったし。
大学時代に仲良かった青山育ちの友人が薬師丸ひろ子の先輩だったので、どうにかならんかと思っていたのだが、もちろんどうにもならんかったわけだが。
最終週になって、とうとうドラマ中で薬師丸ひろ子本人が「潮騒のメモリー」を歌ってくれて感涙ものだった。
やっぱり今でもいい声してますわ。
昔買ったCD、今でも持ってるんでまた聞きますわ。

そうそう、鈴鹿ひろ美役の彼女が、マネージャー・水口役の松田龍平に初めて会って「あら、あなたは‥‥?」と声をかける場面があったのだけれど、あれも見ててわたしゃ落涙したよ。
松田龍平のおとーさんである故松田優作は、かつて薬師丸ひろ子と名作「探偵物語」で共演してけっこういい感じだったんですよねー。
松田優作の大ファンでもあった司書教諭としては、何とも感慨深い一場面だったわけで。
宮藤官九郎、やってくれるわ。

もっとも個人的にはイチオシは松田聖子だったわけだけど。
CD(当時はまだレコードですが)も全部持ってたわけだけど。
武道館にも行っちゃったりしたわけだけど。

いかん、つい熱心に語りすぎてしまったわ。
ドラマ見てない人にはポカーンの話でした、失礼失礼。
これ以上書くと生徒からキモイとか言われそうなので止めておこう。

まぁでもこんな調子だとDVDボックスとか買っちゃいそうで怖いな。
我が家で唯一の女性も大好きで、総合・BS・再放送と、一日に同じのをリアルタイムで3回見てるくらいだし。
暇人め!(‥‥などとは怖くて言えないけど)
恐る恐るネットで調べてみたら、もうpart1は昨日発売されているみたいだけど、優勝セールやっている某通販サイトで見たらすでに在庫なし、メーカー取り寄せになってるじゃん!
じぇじぇじぇ!
それじゃBlu-Rayボックスはどうかと思ったら、こっちも在庫ないじゃん!
どんだけ売れてんだー!!
さらに某巨大通販サイト(あま)も見たけどこちらも在庫切れ‥‥‥。

ま、おかげで衝動買いは避けられたわけだが。
とりあえず再放送を待つか。
総集編はやると思うけれど、小ネタを全部すっとばされちゃ面白くないだろうしなぁ。

あーいかんいかん、またどうでもいい話になってしまった。
申し訳ない。
まぁ司書教諭としては本の話をするべきだな。
あまちゃんの脚本家、宮藤官九郎の作品は当然ウチの図書館にもたくさん置いてある。
「木更津キャッツアイ」シリーズとか、「うぬぼれ刑事」とか「ゼブラーマン」とかとか。
でもねぇ、「あまちゃん」は脚本もノベライズも発刊されてないんですよー。
あれば十分購入対象になるんですけどねー。

そういえば先日「あまちゃんファンブック」なるものが発売されてたな。
うーん、これはちょっと、なかなか手を出しにくいなぁ。
学校図書館としてはいかがなものか‥‥‥。
クレームがつきそうで怖くて買えんなぁ。
え?そんなものは自分で買えって?
おっしゃる通りでございます‥‥‥。

まぁそんな感じですので、仮に司書教諭がぼぉーっとしていても、あぁこれはあまちゃんロスだから仕方ないな、とご容赦ください。
決して仕事をさぼっているわけではございません!! 

 
 

 

ま、いつもぼぉーっとはしてるんですけどね。


 

※追記

今ちょっと調べたら、「あまちゃん」のシナリオは刊行されるようだ。
完全シナリオ集、第1部・第2部の2冊。
いやぁー、よかったよかった。
で、なになに、11月30日発売だって‥‥‥。

遅すぎるだろーが!!

2013年9月23日 (月)

申し訳ございません。

最初っから謝られても訳分からんのですが、と思われたかもしれませんが、まぁいろいろ言われる前にとりあえず謝っちゃえ、というわけではなく、あくまでも真摯な気持ちから出た言葉ですのでお間違えなきように。
などと言えば言うほど怪しくなるわけだけど。

えー、実は私、白亜祭の2日間、お休みしてしまいましたぁ!!
前回、「最高の『お・も・て・な・し』でお迎えしまぁーす!!」などと調子の良いことを軽々しく述べておきながら、何たる失態‥‥‥。

もちろん遊んでいたわけではありません!
朝、身支度をしていた時、左肩甲骨あたりに突然走る激痛!!
何と私、「ぎっくり背中」という笑うに笑えない状態になってしまいましたとさ。
もうー、本当に全く動けない、動いたらまた激痛、どうする司書教諭、といっても一歩歩くのさえ困難な状況では仕事などできるわけもない。
ということで1日中、電池切れしたおもちゃのようにほとんど固まったまま静養させていただきました。
言うことだけ言って結局何もしないという甚だしい失礼をお許しください。

それにしても文明の利器とはスゴイもので、そんなほとんど動けない状態でもスマホを使えば職場に連絡はとれるし、ネットでこの症状について調べることもできちゃったりして。
初めて知ったのだけれど、「ぎっくり腰」ならぬ「ぎっくり背中」というのも、意外とよく見られる状態らしい。
基本的には湿布などで冷やして安静にしているしかないみたい。
いやぁ、本当にきつかった‥‥‥。

ということで白亜祭の期間は全く仕事ができず。
facebookに掲載された写真なども、すべて別の先生にお願いして撮ってもらったりして。
雑誌の取材対応などもあったのだけれど、これも他の先生にお任せ。
皆さん本当に失礼しました。
まぁこれで、facebookを成り行きで若手に任せてしまおう計画が現実味を帯びてきたな。
ふっふっふっ‥‥‥。

しかしどこで聞いたのか、突如無遠慮に生徒が弄ってきたりする。
「せんせー、ぎっくり腰ですかぁー?」
君たち、間違っちゃいかん、背中だ、ぎっくり「背中」だ!
「そんなのたいして違わないでしょ、トシなんですよ、トシ」
キミたち、ヒトを年寄り扱いとかすな! 許さんぞ!!
「ま、お年寄りほど年寄り扱いするなとか言うんですよねー(笑)」
「‥‥‥。」

司書教諭、撃沈しますた。
腹立てて体に力入れるだけで背中がピリリと痛んで動けなくなるようでは何を言おうと説得力ゼロだし‥‥‥。
とりあえずお誘いをいただきながら見に行けなかった生徒諸君、敬老の気持でどうぞお許しを。

2013年9月13日 (金)

言いたいだけです

先日のブログ更新をした後、図書館に来た生徒に言われた一言。
「先生、あれって要するにただ『10倍返しだ!』って言いたかっただけでしょ(笑)」

何て事を言うんだねキミは‥‥‥。
そんなレベルの低いこと、この司書教諭がわざわざするとでも思ってるんか?

 

 

 

‥‥‥ま、確かにそうなんだけど。
おかしい、何で分かったんだろう?

どうも流行り言葉には影響されやすいもんで‥‥‥。
まぁ、元来軽い人間ですし(開き直り)。
もちろん「あまちゃん」は必ず毎回見ているし、「じぇじぇじぇ」も使いたくてしかたない。
えー、先生、「あまちゃん」見てから家出てるんですかー、それで間に合うんですかー、と誰かに羨ましがられたことがあったが、そりゃーあなた、もちろん録画して見ているんですったら。

あー、こんなつまらんこと書いてちゃいかん。
もう明日は白亜祭だというのに。
このブログを読まれている酔狂な(?失礼!)受験生および保護者の皆さん、ぜひお祭りにお出かけください。
最高の「お・も・て・な・し」でお迎えしまぁーす!!

 

(それが言いたかっただけだろー、とか言ってはいけない‥‥‥)

2013年9月 7日 (土)

10倍返しだぁ!

えー、どうもお久しぶりです。
更新が遅くなり失礼いたしました。
とりあえず、生存確認、OKでしょうかぁ。

いやぁー‥‥‥、二学期が始まりましたねぇ。
生徒たちは、皆楽しい夏休みを過ごしたようで、キャッキャッしておりましたわ。
はいはい、楽しくて良かったですねぇー(棒読み)。
もっとも、その一部が高校3年生であることに一抹の不安を覚えるのだが‥‥‥。
大丈夫なのか、君たち?

一方、司書教諭の夏休みはどうであったかと言うと、これはもう、ほとんどジョークのようであった。
まぁ、ほとんど需要もなく、そんなものは聞きたくもないと言われるかもしれないが、言わせてもらう。
学校のブログをストレス解消に使うなと叱られそうだが、いーやそれでも書かせてもらう!

夏休みに入ってしばらくは仕事が続いていたわけだが、ようやくお盆前に一段落、ゆっくりできるかなーと思っていた矢先、ウチの息子がトホホなことをしでかした。
春に左腕を骨折し、やっとくっついたかなーと思ってクラブに復帰したばかりなのに、合宿先ですっころんで、また同じ所を骨折しおった!!
もう~頼みますよ、息子さん‥‥‥。

ということで、お盆前の激烈渋滞中の高速道路を使い、合宿先まで迎えに行くという残念な事態に。
疲れ果てて東京に戻って来て、病院に行ったらこりゃ手術しなきゃダメということで、すぐに入院。
当然のことながら、その後予定されていた旅行やら帰省やらはすべてキャンセル。
息子よ、マジかよ‥‥‥。

まぁでも、いまだかつてないほどゆっくり過ごすことになったわけで、それはそれで良かったようにも思えるんですけどね。
そういうことにしよう、そうしよう‥‥‥。
ただし生徒諸君が「せんせー、ゆっくりできてよかったですねぇー(笑)」とか言ってきた場合は、絶対に許さんからな!!

夏休みの終わりの方は後期サマーゼミも始まり、生徒たちも大挙して学校にやってきて、もうすでに二学期始まってるんじゃないの、と疑うほど。
図書館にもけっこうお客がやってきました。
二学期になると二週間ほどで白亜祭になってしまうわけで、発表団体は休み中もそれなりに忙しそう。
写真同好会の生徒たちも連日図書事務室へやってきて、ミーティングコーナーで印刷やら工作やら作業しておった。
(図書事務室は広いのでミーティングコーナーがあり、そこに同好会のプリンターが置いてある)

まぁ静かにやってくれるなら問題ないんですけどね。
うるさいんだよな‥‥‥、特に1名。
うるさい!静かにしろ!だまれ!口縫いつけろ!と何度いっても全く効果なし。
ホントに粗大●●として出したくなるな(ジョークですったら)。
こっちは仕事に集中できんわ。

ところが、ちょっと静かになったので、どうしたのか見てみたらその場から何人か消えていて、奥のソファーが置いてあるコーナーでどっかり腰を下ろしている。
おいおいサボってるなよー、仕事しろよー。
で、何してんだ?

「120億円の損失をどうにか補填しなくてはいけないのだよ」
「半沢くん、やってくれるだろうね‥‥」

ははははは‥‥‥

半沢直樹ごっこなんかやってんじゃないよ!!


まったく腹たつ。

腹たって仕事にならんわ。
この恨み、いつか10倍返しするから覚えておけ!

というわけで、司書教諭には微かな平安も訪れることなく学校は始まるのであった‥‥‥。
図書館に幸あれ。