高校3年生 カフェインの分離
高校3年生の化学演習の授業で、カフェインの分離に挑戦しました。
今回は緑茶、紅茶、コーヒーを用いました。(写真は、緑茶と紅茶を煮出しているところ)
ろ過をし、塩化ナトリウムとクロロホルムを加え、カフェインを有機層に移します。
下層のクロロホルムにカフェインが溶け出しているので、下層のみを試験管に移します。
アスピレーターで吸引し、クロロホルムを気化させます。
試験管の底に見えるのが、粗製のカフェインです。
試験管に付着している針状の結晶がカフェインです。
実は何度か失敗している実験ですが、生徒たちが装置や操作の工夫をし、成功させることができました。
試行錯誤し、実験を成功させたことが、進学後も役に立つと思います。
将来皆さんが活躍することを願っています。がんばれ!