共立二中高の自然がいっぱい2 (117)
2017年11月4日
10月は例年になく雨が多く、1か月のうち23日間も雨の日があったようです。
しかし11月に入り、すがすがしく秋らしい天気となりました。
気づけばサクラやナツツバキの葉も色づいて、落葉し始めています。
もう少しすれば、カエデやコナラなどの落葉樹も紅葉し、学校内の彩はこれからどんどんと華やかになっていくことでしょう。
コメヒシバ
サクラやコブシが多い雑木林の中の林床を覆うように生えています。
誰も注目せず、嫌われる雑草ですが、朝日が当たると一面が輝き、自然が作り出す美しさを見せてくれます。
ヤクシソウ
花の少ないこの季節に、黄色い花が季節感を出してくれます。
名前の由来は分かっておらず、何かの薬になるわけではないようです。
カキ
学校内には何本かのカキの木があります。
食べるとおいしいものもありますが、ほとんどがおいしくありません。
よって、毎年このカキの皮をむき、干しておきます。
するといつの間にか生徒が食べてなくなっています。
カブトムシの幼虫
毎年落ち葉や枯れ枝を集めておく所にカブトムシが卵を産みます。
今年もたくさんのカブトムシの幼虫が育っています。
スコップで掘ったときに大きな幼虫が突然出てくると、驚いてしまうこともあります。
アメリカイヌホウズキ
誰も注目してくれない雑草の中の一つです。
よく見ると、ナスのような花に、小さな実がたくさんついています。
実はこの後、黒くなっていきます。
ワタ
中庭の生徒会役員が植えたワタの収穫はほとんど終わったようですが、ファームには収穫されずにいるものがあります。
ワタがどのようになるのかを知らない生徒も多くいて、植えているだけでも勉強になります。