共立二中高の自然がいっぱい2 (134)
2018年8月22日
今年の夏は猛暑続きで、本来ならばストレス解消となるはずの自然観察が苦痛に感じられました。
天気の急変による土砂降りの雨や、例年と違った台風などの異常気象も続きました。
せっかく楽しみにしていた夏休みの予定もくるってしまった方も多いのではないでしょうか。
しかし、何万年もの時をかけて現在の姿になった生き物たちは、そのような異常気象の中でも元気いっぱいです。
長かった夏休みのそろそろ終わりに近づいています。2学期も生き物たちに負けずに元気に頑張っていきましょう。
コミカンソウ
ミカンのような小さな実をつけた姿には愛らしさを感じます。
夏の終わりごろになるとこの植物の最盛期です。
タカサゴユリ
1920年代に日本に入ってきたと考えられ、その美しさから各地で栽培されました。
発芽から開花までの期間がユリとしてはたいへん短く、また繁殖力も旺盛なため、野生化したものが自然界に影響しないか心配される植物のひとつです。
ドウダンツツジの実
春に咲く花には注目しますが、この時期の実を見る人は少ないようです。
中庭でひっそりとその姿を見せてくれています。
セミの穴
5年ほど土の中で生活をして、やっと地上に出てきたのでしょう。
今年の夏もたくさんのセミたちが合唱してくれました。