共立二中高の自然がいっぱい2 (144)
2019年4月24日
この時期の理科の授業では、校内の散歩を行います。
豊かな自然の中を歩くことで、心も穏やかになりますが、何よりもいろいろな花の名前やいわれなどを、実際に観察を通して知ることができます。
中学高校時代の思い出の授業の一つとなります。
カラスノエンドウ
さやに包まれた種子を使って、笛のようにピーピー鳴らして遊んだことがある人もいるのではないでしょうか。
さやはこの後黒くなり、その姿から「カラス」の名前がついたともいわれています。
スズメノヤリ
植物で小さいことを表すのにスズメという言葉を使います。
小さな槍のような花です。
チゴユリ
雑木林の中で足の踏み場もないくらいにたくさん咲き出します。
花が下を向くのであまり目立ちませんが、よく観察するとかわいらしい花です。
アオキ
雑木林の中で一年中青々としている低木ですが、この時期にとても地味な花を咲かせます。
赤い実がつきだすと、雑木林の中の彩を作り出してくれます。
タケノコ
竹林ではこれからどんどんと頭を出してくると思います。
苦労して掘って家に持ち帰って食べる生徒もたくさんいます。
イチリンソウ
只今雑木林の中では最も目立つ花です。
木々の葉っぱが生えそろう頃には、花も葉もなくなり、来年に備えて休眠に入ってしまいます。
カントウタンポポ
野原でカントウタンポポが咲くこのような景色もあまり見られなくなりました。
心温まる、のどかな陽だまりです。