共立二中高の自然がいっぱい2 (185)
2021年11月5日
少しずつ紅葉も始まって、すっかりと秋らしくなりました。
トチの葉は風が吹くと音を立てて落葉し、その下を歩くとサクサクとした感触を味わうことができます。
また、オオシマザクラの下で落ち葉を踏みながら歩くと、甘い香りも感じることができます。
秋はほかの季節とは違った楽しみ方ができる季節です。
ハナミズキ
早くから紅葉してきれいな色合いを醸し出してくれています。
青空によく似合う色合いです。
ケヤキ
ケヤキも紅葉してきました。
これからは落ち葉だけでなく、種子をつけた小枝も北風に吹かれてさらさらと音を立てて地面を走る姿が見られるようになります。
フジバカマ
秋の七草のひとつです。
葉を採って何時間かすると甘い香りがするようになります。
平安時代の女性はこの葉や茎を水に浸して髪を洗ったといわれています。
カツラ
甘い香りといえばこの植物の葉も忘れてはいけません。
カツラの落ち葉も甘い匂いを出しています。カツラの木の近くを通ると、その香りで心が癒されていきます。
コムラサキ
ムラサキシキブよりも実が少し小さめで、一か所に集まるという特徴があります。
太陽に照らされると鮮やかな紫色が映えて見えます。
キジョラン
アサギマダラの食草として知られています。
実がはじけると中から種子が出てきて白い綿毛を出します。
それが「鬼女」の髪にみえることからこのように呼ばれているようです。
ノコンギク
この時期になると、サツキなどの植え込みから顔を出して咲いている姿が見られるようになります。
とても品のある秋らしい花です。