4.19 高校選手権 東京都予選
4.19
VS 東京成徳 @共立女子学園八王子グラウンド
前日の疲れが残った選手もいる中、午前中は中学生のためにグラウンドメイクをした高校生。また、中学生の試合ではスタンドから大きな声で後輩の応援やアドバイス。自分たちの試合だけでなく後輩のことも考えてくれています。
そして、いよいよ負ければ最後になるかもしれない格上のチームとの試合。
スターティングメンバーは前日と同じ。前半は風上で試合をすることに。開始直後に押し込まれたあとは、共立ペース。前日の試合での中盤のバランスもよく取れていました。
前半13分。ゴールから約25メートルほどの距離でFK。キッカーは高2のE.K.。ゴール前にあげた勢いのあるボールは相手の頭に当たり、そのままゴール。いい形で先制しました。
その後も前線からプレスをかけ、チャンスをつくり、高1のM.S.と高2のM.O.のツートップがそれぞれ追加点をあげる。相手の3トップぎみの攻めに対し、サイドハーフが後ろまで下がるなどの対応をして、我慢する場面もあったが前半は3-0で折り返した。
ハーフタイムに「後半はもっと集中すること。3点取った後、集中が切れている。このままだと3点じゃ返されてしまう。」と檄を飛ばした松本監督。さらに、今度は中学生が先輩の足をマッサージ。チーム一丸となって勝利を目指す。
後半は松本監督が予想したとおり、相手のペーストなり、風下の共立は守備に費やす時間が増える。
相手のFKなどで2点を返される。しかし、共立も相手のチャンスを潰すと速攻などを何度かつくり、ゴール前まで運ぶものの、得点にはつながらない。
選手の疲れも明らかに外から見ていてもわかるくらい選手は必死に戦っていました。それが報われ、終了のホイッスル。3-2で何とか勝利。
松本監督は「東京成徳に勝てたのははじめてじゃないか?」と喜びの表情。
次はさらに厳しい戦いの吉祥女子。
今日の試合では中学生同様、体力不足ははっきりとでてしまった。しかし、それを補うチーム力も見えた。次週までにさらに調整をしてほしいものです。
2日間の連戦お疲れ様でした。1週間学校生活も部活同様しっかりやってほしいものです。