5.10 高校選手権 東京予選
飛鳥 VS 共立女子第二高校 @鹿島ハイツ
11-0 (4-0、7-0) 大敗にて高3引退
決勝リーグ第3戦
この試合に負けると高3の引退となる。晴天に恵まれ、気温がぐんぐん上がる中でキックオフ。
前半開始早々から飛鳥の猛攻が始まる。昨日と同じ開始直後にコーナーキック。しかし、これは昨日の失敗を生かし、なんとか防ぐ。
その後も何度もピンチを迎えるが、GKをはじめディフェンスラインで何とかしのぐ。共立は高3のY.S.が競り合いで足を痛める。高1のM.M.を投入して、しばらく休ませる。
相手の飛鳥も得失点の関係で焦りが出て、本来なら決めるシュートも枠からはずれるなどのミスで共立は失点をせずに、給水を迎える。
しかし、給水が終わった直後の20分過ぎに、相手に崩され先制される。ここまでなんとかしのいできたが、ここから、徐々に共立の体力が相手に負けて、相手をフリーにさせる場面が続く。高1のM.S.が相手GKへのバックパスを必至で追ったり、高2のM.O.もギリギリのところでしっかりと追い込むなど、相手を脅かす場面も数回あった。しかし、実力で上回る飛鳥に連続失点を許し、前半は4-0で折り返す。
ハーフタイム松本監督は「…」みんな覚えていませんでした。
後半の開始直後にも失点。疲れが見える共立は高1のユーティリティプレーヤーY.K.やM.M.などを疲れが見えた選手と交代して、レギュラーに休みを与える。
前線の選手も前半からのプレスで疲れが見え、うまくボールがつながらずに、ボールを失う場面を繰り返す。
そんな中でもなんどかサイドに展開して、チャンスを作り相手のゴール前までいくが、決定機を作らせてもらえない。高2のN.K.や右サイドのY.K.、E.E.、左サイドの高2K.N.などがスペースに走り折り返すなどの場面も少しはあったが、ゴールネットを揺さぶるまではいかない。
時間が過ぎると同時に、失点も重ね、共立の体力はさらに奪われてしまう。前半よりは声が出ていたので、気力でなんとか耐える。
終了間際にはFKのチャンスをFW M.O.が取り、共立はDFも上がり、最後の攻めに行く。キッカーは高2のE.K.。キーパーの前に蹴られたいいボールだったが、直接キーパーへ。
直後ピンチとなるが、なんとか防ぎ、コーナーへ。コーナーを防いだところで試合終了。
結局後半は7失点で終了。
結果11-0で敗戦。
決勝リーグに入って3戦連続2桁失点。選手たちは何を思うだろう。一つだけ言えば、明らかに技術、戦術、体力で上回っている相手だった。しかし、厳しいことを言えば、この2桁失点をしないために何が課題か考えてほしい。普段の短い練習の中でも100%でやっているか?時間を有効に使っているか?などど考えればまだ自分たちの中でできることはたくさんあるはず。そこをこれから考えて練習してほしい。
これでこの高校選手権予選が終わると同時に、高3の引退となる。試合終了後には高3が後輩へ挨拶。この高3は勉強も学校生活も部活もしっかりとやるいい見本の先輩でした。後輩はそういった先輩だったことをしっかりと見ていただろうか。先輩の姿をしっかり見ていたならば、自分たちがどうしていけばよいのか、わかるだろう。
また、高3にはさらに自分の目標に向かって、がんばってほしい。
普段慣れない1泊2日の遠征もこれで終了です。
お疲れ様でした。保護者の方応援ありがとうございました。
明日には昨日の写真など更新したいと思います。