強豪校との差
9月5日と6日、晴海でU-18選手権予選の決勝リーグが行われました。
5日は審判のお手伝いで晴海VS村田、十文字VS文京、6日は抽選会前に成立と文京の試合を見ました。
共立女子第二中学高校は現在東京都高校女子リーグで二部に所属。
そして、今シーズンは現在1分4敗。残りが大妻多摩、五商、江戸川、国際との試合。全勝できて五分なります。
さて、現在のチームと他の2部のチーム、さらには1部のチームとは何が違うのでしょうか。当然、基本、1対1、戦術などなどあげればきりがないですが…。
すぐに変えられることとしては、ハードワークするということでしょう。強豪校は全員が動く。とにかく動く。よく昔は汗かきプレーヤーなどと表現されていましたが、今はそれが全員でやらないといけません。共立は正直そこが今足りないところです。自分がいい位置でボールをもらうことを考えるのは悪いことではありませんが、チームとしていい位置にボールを運ぶために、自分がもっと動いてつなぐ、あるいは抜く、ということをもっとしなくてはなりません。自分が楽な位置でもらおうとするとその分他の人が負担をかかえます。
また、クリアーや外へ逃げるといったことがどれほど違うか。実は先日の野津田戦。分析用に相手にカットまたは相手ボールになったケースを記録していましたが、前半だけで20本近い外への逃げ、またはミスがあり、そのうちCKが4本。ということはそれだけ相手にボールをわたしていることになります。
ところが私が審判をしていた試合ではどんなに自陣のCK付近でも外へは逃げずに、中へしっかりとつなぐ。つなげるということは中盤もしっかり引いてる。そして、FWもそれに合わせて動く。さぼることが少ないですね。
まぁ差はたくさんありますが、一つ一つ課題を埋めていくしかないですね。
そして、高1や中学生も自分たちがリーグ戦で主体で出るようになったときにはそれができるように今から準備しなくてはなりません。自分たちの代になってからやればいいと思っていては勝負になりません。
ぜひ、高校2年生が最後のリーグ戦でこのあと全勝できるように、しっかりと高1始め後輩たちはしっかりバックアップして高2を盛り上げてほしいと思います。
高校2年生は最後のリーグということを忘れずに、残りいい形で後輩につなげられるように全力で頑張ってほしいと思います。