リーグ開幕
6月13日に高校女子サッカーの2部リーグが開幕しました。
開幕戦の相手は先週練習試合で戦った相手の八王子高校です。
ブログ顧問の予想は勝つなら3-0、4-0で行けると思いましたが、うちが前半のうちに先制しなかったら、厳しい試合になるだろうと思っていましたが、結果は悪い方へ転がってしまいました。
スタートは練習試合と変わらないメンバーでいきました。
開始早々、自分たちの目指す形で一気にゴール前まで相手を崩し、決定的なチャンス。しかし、これを決めきれない。
その後もうちとしては、自分たちの最低限のペースは保ちながら試合を運びました。
前半はゲームプランとして、選手に伝えた通りの展開になりました。その中で何度かゴール前に抜けるシーンを作り、一度ネットを揺らしたもののオフサイドの判定。
このうち一本でも決めれば、完全にうちのペースに持って行けたはずです。
ただ、ペースは悪くはないものの、目指すサッカーからは程遠いシーンもなりありました。やはり、難しいサッカーを目指しているので、そう簡単にはいきません。また、相手も練習試合以降、練習をしているわけですから、楽にやらせてくれません。
しかし、そのリスクを回避するためのポジション変更などもあったので、そこまで危険なシーンもなく試合は進みました(周りから見ればピンチと感じる場面も安心してベンチでは見ていられました)。
ハーフタイムでは、体調不良の選手がいたので、急きょ後半開始は10人で臨みました。ボランチの要の選手だったので、交代は厳しい判断でしたが、思い切って、高校から入った1年生を出しました。
後半も共立は何となくサッカーをやっていて、ところどころ形ができている場面があったり、全くだめだったりとムラのあるサッカーをしていました。
ただ、後半から入ったボランチの選手がなんと期待以上のプレーを見せてくれました。
そして、共立の中で面白いカルテットができました。高2のM.S.、S.W.、高1のR.M.、中3のK.W.の4人です。なぜこの4人がカルテットかの説明は控えますが、見ていて楽しいサッカーでした。
また、ラスト15分を切ったところでは、昨年度中3からサッカーを始めた高1のS.S.を投入し、さらに高1の新入部員のR.Y.を初出場させました。
その選手たちも動きがまだわからないながらも一生懸命プレーをしていました。
結局ラストには相手のコーナーから1点を取られ、0-1の敗戦となりました。
選手たちには「負けていい試合は一つもない。まずは勝ちなさい。」と言っていたので、ショックを受けている選手もいました。それ以上に力を発揮できていない選手もいました。
選手たちには言いませんでしたが、選手はよくやってくれました。負けたのはブログ顧問の責任です。
今、うちのチームのサッカーは大きく変わろうとしています。その証拠に昨日の相手チームのスローインの回数や無駄なクリアーのなさがそれを象徴しています。
リーグ戦なので、チーム強化・サッカーのクオリティの追及が一番だと私は考えるので、勝つために、サッカーを崩すことはしたくありません。
だから、うちはディフェンスが大きくクリアーもしないでしょう(これから戦う相手チームのみなさん、ぜひそこを狙ってください笑)。
また、サイドに逃げるプレーもしません。
どんなに、後ろからでもつなぐ意識、相手を抜いていく意識、それを持って、技術の向上を目指してほしいと考えています。
だからこそ、昨日の試合には大きな意味がありました。新生共立サッカー部、今年度のK2スタイルが見えました。そこにチャレンジした選手は大変素晴らしいと思います。
選手も負けたこともそうですが、それ以上に出来かかっていたサッカーが完成できなかった悔しさが一番あったと思います。
理想のサッカーの追求をするためにも、今後も練習をしていきたいと思います。
ただ、負けたのは本当に私のせいです。チーム作りの中でも勝たせてやること、それができなかったので本当に選手には申し訳なく思います。
次の試合はよりいい内容で勝負できるよう選手は頑張ってくれると思います。