月曜日の試合!
先日3-3で終わったゲームを少し振り返ります。
試合前に選手に伝えたのは、相手がわからないゲームだからこそ、自分たちの展開に持ち込むこともできるし、それは相手も同じ。だからスタート5分はチャレンジしていくこと。70分ゲームだから、70分終わったときに相手より上回っていること!を最後まで意識していくこと。
松本監督からは「部ログ顧問に怒られるくらい失敗をしていくこと!」
メンバーはボランチとトップ以外はみんな中学生。それでも、ガールズ大会で得た経験がここ最近、中学生の伸びを感じさせているので、期待も大きくはなっています。
スタートは全員の動き出しがよく、相手へいい形でプレッシャーをかけられました。ただ、決定機はなかなか作れていませんでした。
相手も徐々にプレスに慣れ始め押し返す場面も出てくる中、中盤が今日は高い位置でボールが拾えたので、トップの選手に何度も前に走るように伝えました。いつもは距離が開くので拾いにこさせていますが、試合展開の中で変えていけるようにならなければなりません。
そして、中盤から右サイドに展開して、そのまま持ち込みシュート。それが直接入るかと思いきや、相手にあたり、そのままゴール。記録上はO.G.となりましたが、中1の見事な先制弾でした。
その後、前半は何度か形を作ったり、ミドルを打ったりしましたが、やはりまだシュート力の低さは残ったまま。
ただ、前半はピンチもある中で、最後まであきらめずにクリアーをして失点を防ぐなど、成長を感じさせる前半でした。ただ、疲れはいつも以上でした。
ハーフタイムでいったことは、「この後、逆転されるかもしれない。けれどその後ラスト15分でもう一度逆転することができるから、失点してもあせるな。」その他戦術的な話も含めて選手を送り出しました。
後半に入ってもペースは悪くはない中、相手も徐々にうちのバランスに合わせて前に出てくる場面が増えていきました。
そして、後半13分、GKのゴールキックを相手にミスパス。それをそのままシュートされて同点に。
さらに後半15分ゴールキーパーのキックを誰も触れずに相手に裏を抜けられ、シュートされて逆転されました。
選手交代も考えている中で、この日の共立メンバーは違いました。自分たちはまだ点を取れるという自信もありました。
何より私の言ったとおりの展開がこの後おきます。
私が勝負の時間と予測した、ラスト15分を過ぎて、疲れが見え始めた中1に代えて、ここでも中1を投入。とにかく点を取りに行き続けることを目指しました。
その直後、中3がつないだボールをトップの選手が押し込み同点に。ペースが共立に戻りつつありました。
点をさらに取りにいくために、中盤でのプレッシャーをかけようと運動量のある選手をと思い、キャプテンを苦渋の決断で下げました。
その直後、前線につないだボールをトップの選手が一度は戻りながらも最後前を向きなおし、ミドルシュート。それがそのまま左サイドネットへ。逆転しました。
残り5分をきった中で選手たちはつかれきってきました。
必死で動いてパスをつないだり、はっきりしたプレーでピンチを防いだりしました。一回でピンチを防げないときは、2回3回とチャレンジしていきました。
その中で、必死で防いでいた選手たちでしたが、最後に中盤のサイドでボールを奪われると縦パス1本でゴール前にいかれ、最後折り返されてシュートを打たれ、同点に…。
そのまま試合終了…。無念のゲームでした。
とにかく課題は連続失点してしまうこと、前後半終了間際の失点、前半のうちに2点以上取りに行く、そのためのシュート技術UP.やることはたくさんあります。
ただ、確実に成長していることも多くあります。
できなかったことが少しずつできています。
まだまだ足りませんが、やっていることに関してはよくできていました。あとは精度を上げ、さらに70分は続けられることが必要です。