選手はたくましくなっている!
グランドはいい状態とは言えません。別にサッカー部が荒らしたわけではなく…。そのせいで練習試合が中止になっても、練習がグランドでできなくても、誰も文句をいいません。今、できることを精いっぱいやる。それだけです。
先週の金曜日のグランド整備、さらに土曜日から練習を再開し、月曜日もグランド整備をしたとのことで、本日の朝、グランドの状況を見に行くと、あれだけボコボコだったグランドも、ある程度きれいになっていました。
いまどき、土のグランドでボコボコになったあと、手でひたすら平らにするなんて時代遅れのような気もしますが、正直、私の想像以上に直っているグランドを見て、選手の成長を感じました。
わずか、11人で限られた時間であそこまでできるのは立派です。
だからといって、勝利が近づくわけでもないし、何がいいのか、便利な世の中となってはあまり意味が感じられないかもしれません。
が、私はこのグランド整備をしている選手たちの強さを感じることができました。
自分たちが使って荒らしたわけではないのに、文句ひとつ言わずに練習するために整備したということは、簡単なことではありません。そういうことができる人になることはもっとも重要なことの一つかもしれません。
そういう気持ちの部分での成長は、逆に本校だからこその成長でもあるように思います。
まぁ顧問が怖いというのがあるのかもしれませんが、世の中に出たときに、苦しいことがあっても受け止められる、そして、自分を成長させていけるような行動がとれる人間になるには、こういう経験ってとても大事だと思います。
逆に、現在部活に出られずに勉強に集中している人は、同じ仲間でもそういう努力をいている人がいるから、戻ってきたときに、当たり前のようにいいグランドで練習ができるということも理解していほしいです。
「グランドを整える=心を整える」かどうかはわかりませんが、少なくとも選手の精神的な成長はしているように思います。
まぁこれで満足してもらっては困りますが。チームとして強くなることも必要なのです。
みんなでしっかりやっていきましょう。
そういえば、昨日私が所属しているサッカーチームのフットサルの試合前にダンスをしてきたという高校2年生がいました。
世の中、いろいろなところでつながるものですね!
それでは、みなさん、フットサル教室の応募お待ちしております。